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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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サーブでジャンプすること

1月12日のコメントで
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
サーブのジャンプをどうするかということです。

以下が、コメントのその部分です。  (全部見たい方はこちらへどうぞ。


マイク 試合をしながら気づいたのですが、サーブを打つときに、思い切ってジャンプしながら打つよりも、あまりジャンプをしないで打ったときの方が、フラット系ならスピードが上がり、スピン系ならスピンの掛りがよかった気がします。バランスも崩れないので、コントロールもつけやすかった感じがしました。プロはあまりジャンプしないと、どこかで読んだ気もします。サーブはあまりジャンプして打たない方がよいのでしょうか?松原コーチのご意見をお聞かせください。

投稿者 たまには勝ちたい 2010/01/12 23:39




私の答えです。

スマイル プロ、特に男子のプロですが
ほぼ全員が、サーブをジャンプして打っていると思います。

これは高い打点で打つためではありません。

下半身のパワーを有効に使って打つためには
ひざの屈伸を使います。

そうするとジャンプしてしまうのです。

ひざが伸びきった後で上体が動き
その動き、正確には運動量が腕に伝わっていきます。

その動作がうまくできたときに
5から20cmくらいジャンプするのです。  (この数字はけっこういいかげん)

ですから、逆に考えると
わざと、15cm位ジャンプしてサーブすることにより  (この数字もけっこういいかげん)  うるせー

結果的に、下半身の動きを有効に使った打ち方ができちゃうわけです。  ガハハ



『たまには勝ちたい』 さんの
「あまりジャンプをしないで打ったときの方がスピードが上がった」
というレベルのジャンプかもしれませんね。  ピース




実は、このジャンプ、もうひとつのご利益があるのです。 ワハハ


ジャンプして打つと
脚はまっすぐに伸び
身体も伸びて、いい姿勢になります。

曲がった姿勢は、いろいろな曲がり方がありますが
伸びた姿勢は1種類しかありません。

ですから、ジャンプしてサーブすることにより
いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができるのです。 ナイス!


ジャンプして打つといっても
15cmくらい、もっと少なくてもいいのです。
地面から離れられればいいのです。  ひよこ2  飛行機

この程度だと本人はジャンプしていると思っていないかもしれません。  あれー?

ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない

ですから、「あまり跳ばないときのほうが
バランスも崩れないので、コントロールもつけやすかった」
というのはこの程度が最適だったからなのでしょう。


ジャンプすることによりバランスを崩したり
力を入れにくかったりであれば、本末転倒になります。 不満


ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない

でいいと思います。   ナイス!


私は15cmという、いいかげんな数字をいつもアドバイスしています。 悪だくみ



サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:57 | コメント(3) | トラックバック(0)