2010年01月12日
シングルスでのネットプレー
『以前にエルボー』 さんから質問をもらっていました。
ネットプレーの動きとのことなのですが。
以下がそのコメントのネットプレー部分。
ところで困っているのがネットプレーの動きです。
上手な人は難しい球も上手くしのぎますよね。
いろんなケースに対応するには、試合形式で練習するのが一番なのでしょうか?
もっと効率の良い練習方法は無いものかと模索中です。
投稿者 以前にエルボー 2010/01/08 22:06
私の答えです。
ちょっと漠然としていて、焦点が絞りにくいのですが
今日はシングルスに限定して考えてみたいと思います。
まずは、シングルスのネットプレーというものの考え方。
シングルスのネットプレーは通常、最後の仕上げです。
サーブなりストロークなりで相手の体制を崩し、
甘いボールをきっちり決める。
この場合は、冒険的な要素はありません
ほとんど、ルーチンワーク。
ジュースコートでスライスサーブを打って、
その後、バックにボレーを入れる。
フォアの逆クロスを叩き込んだ後のドロップボレー、等々。
ネットへ出る前の自分のショットがわかっているわけですから
相手の選択肢もわかる
それに対し、自分の選択肢を当てはめておき
整然と実行するということです。
お膳立てするショットと
次に決めるショットが個々にできているなら
その二つをつなぐ動きを練習すればいいわけです。
ここで重要なことですが
基本的につなぎのショットは要りません。
どうしてもつなぐしかない所に来たらしょうがないのですが
それを最小限にする。
すべて決めるボレーなり、スマッシュで構成することです。
ネットに長居すれば
最後は必ず抜かれます。
ドロップやアングルも選択肢に入れれば
ネットのどこからでも決める場所があるはずです。
次に、仕方なくネットへ出る場合。
ドロップショットを拾った後などです。
この場合、走りながら、次のショットで抜かれない
球種、コースなどを選択し
なるべく、先ほどのルーチンワークと同じやり方に持っていく。
もしも、情けないアプローチになったときは
1、ヤマを張って、ポーチのように飛び込む。
2、エラーしろと心の中で神様に祈る。 (時々、口に出して叫ぶ人もいます)
1,2のどちらかです。
ポーチの場合ですが、ダブルスならポーチはエース狙いですよね。
シングルスでもそうしましょう。
拾いに行くだけですと、次で抜かれます。
ヤマは、右、左、上、の3つに1つ。
相手のくせやここまでの経過が判っていれば、けっこう当たるはずです。
ここまで述べてきたのが、シングルスのネットプレーの考え方です。
これが判っているだけでもかなりのアドバンテージになります。
次に練習法。
ネットへ出るアプローチと、決め球のセットをパターン練習する。
これは、コーチや仲間に球出ししてもらって
同じパターンを何回も反復するのです。
ここで、身体に動きを覚えこませます。
次に、1対1で勝負する練習や、試合で使ってみる。
これがジュニアの育成クラスなどでやる練習です。
コーチやいい仲間がいない場合ですが
頭の中でイメージしてみる。
そして試合で使う。
相当いいかげんなようですが
これだけでもけっこうできるようになりますよ。
ネットプレーの動きとのことなのですが。
以下がそのコメントのネットプレー部分。
ところで困っているのがネットプレーの動きです。
上手な人は難しい球も上手くしのぎますよね。
いろんなケースに対応するには、試合形式で練習するのが一番なのでしょうか?
もっと効率の良い練習方法は無いものかと模索中です。
投稿者 以前にエルボー 2010/01/08 22:06
私の答えです。
ちょっと漠然としていて、焦点が絞りにくいのですが
今日はシングルスに限定して考えてみたいと思います。
まずは、シングルスのネットプレーというものの考え方。
シングルスのネットプレーは通常、最後の仕上げです。
サーブなりストロークなりで相手の体制を崩し、
甘いボールをきっちり決める。
この場合は、冒険的な要素はありません
ほとんど、ルーチンワーク。
ジュースコートでスライスサーブを打って、
その後、バックにボレーを入れる。
フォアの逆クロスを叩き込んだ後のドロップボレー、等々。
ネットへ出る前の自分のショットがわかっているわけですから
相手の選択肢もわかる
それに対し、自分の選択肢を当てはめておき
整然と実行するということです。
お膳立てするショットと
次に決めるショットが個々にできているなら
その二つをつなぐ動きを練習すればいいわけです。
ここで重要なことですが
基本的につなぎのショットは要りません。
どうしてもつなぐしかない所に来たらしょうがないのですが
それを最小限にする。
すべて決めるボレーなり、スマッシュで構成することです。
ネットに長居すれば
最後は必ず抜かれます。
ドロップやアングルも選択肢に入れれば
ネットのどこからでも決める場所があるはずです。
次に、仕方なくネットへ出る場合。
ドロップショットを拾った後などです。
この場合、走りながら、次のショットで抜かれない
球種、コースなどを選択し
なるべく、先ほどのルーチンワークと同じやり方に持っていく。
もしも、情けないアプローチになったときは
1、ヤマを張って、ポーチのように飛び込む。
2、エラーしろと心の中で神様に祈る。 (時々、口に出して叫ぶ人もいます)
1,2のどちらかです。
ポーチの場合ですが、ダブルスならポーチはエース狙いですよね。
シングルスでもそうしましょう。
拾いに行くだけですと、次で抜かれます。
ヤマは、右、左、上、の3つに1つ。
相手のくせやここまでの経過が判っていれば、けっこう当たるはずです。
ここまで述べてきたのが、シングルスのネットプレーの考え方です。
これが判っているだけでもかなりのアドバンテージになります。
次に練習法。
ネットへ出るアプローチと、決め球のセットをパターン練習する。
これは、コーチや仲間に球出ししてもらって
同じパターンを何回も反復するのです。
ここで、身体に動きを覚えこませます。
次に、1対1で勝負する練習や、試合で使ってみる。
これがジュニアの育成クラスなどでやる練習です。
コーチやいい仲間がいない場合ですが
頭の中でイメージしてみる。
そして試合で使う。
相当いいかげんなようですが
これだけでもけっこうできるようになりますよ。