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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアハンドもジャンプ その2

『AKKO』 さんからフォアハンドのジャンプにつきコメントをいただきました。


以下がそのコメントです。

マイク 松原コーチ様 
いつも ためになる内容で参考にさせていただいています。

ジャンプするフォアハンド ですが・・・・
実は今通っているスクールのレッスンで ボールへの入り方がサイドステップをたてにしたように入り 打つ前に一旦沈んで そこから飛びながら打つ。というリズム重視な打ち方を習っています。 飛んで打つことに抵抗を感じるのですが まず コーチの言うとおりにやってみて 自分に合っていれば取り入れる 合わなければ やめれば?というスタンスのコーチなので まずはやってはいるのですが・・・・・。

こんな打ち方もあるよ~。 で私的には なんで飛ばなきゃいけないの?っていう気が最初はしてましたが 沈めば飛ぼうと思わなくても飛んでしまうのかな??と。
高い打点で ボールを捕らえることができるから 相手にしてみれば時間を奪われたことになる? こちら側は 少ない力で大きな力に変えられる?そんな利点があるのかな?とも思うようになりました。

コーチは一切の説明なく こう打ってみてというので どういうときに使ったらいいのかは自分で考えよということらしいです。 あっているのかどうかわかりませんが、打つときに飛ばないようにという常識は 松原コーチの説明を読んで ないことがわかりました。

投稿者 AKKO 2010/01/17 16:32



私の考えです。

スマイル 前後に動いてしっかり打ち抜くというのが
スペインから始まった、現代テニスの流行です。

まずは、エナン
短いボールに飛び込みざま、
ジャンプして打った連続写真と動画を鑑賞してください


サイドステップで最後の1歩が終わるところからの写真です。
左足でブレーキをかけ、ジャンプです。

これがブレーキであることは
②コマ目の姿勢からよくわかると思います。

このブレーキの反動で、身体は上に飛びます。
そしてその反動で腕とラケットが前に振り出されます。

ブレーキを強烈にかけたものの
車は急には止まれない。
跳び上がった先は、まだネット方向に飛んでいます。

何でこのような打ち方をするのかというと
ぎりぎりに追いついたけど強打したいからです。
ちゃんと止まって打つには
ほんの1歩分ですが時間が必要です。
その間に打点が低くなりチャンスが逃げていきます。


前に動いて行く身体を止めたほうがパワーが出るのは
この写真を見れば明らかです。

ホームラン

松井のホームランです。
前の足で体重移動をしっかりブロックします。

このように、しっかりブレーキをかけるとパワーが増します。


ところで
ブレーキのことを私は後ろ向きの加速というふうに考えています。 ピカ

そうすると、この打ち方も同じ意味ではないでしょうか。

ジェニファー・カプリアティーの
下がりながら打った見事な連続写真と動画です


大胆に身体を後ろに飛ばして、ハードヒットです。

後ろに行く反動で腕を前にふっ飛ばします。

この反動がどれほどのものか定量的な数字はわかりませんが
少なくても身体が下がらないようにして打ったときの
振りにくさからは脱することができます。

だからプロはわざと後ろに飛びながら打つのです。

これも入っていくときはサイドステップの動きですね。

こうやってプロは、前後に動きながら打つのです。  ナイス!


それにしても
カプリアティー、垂直な姿勢を見事に保っています。
これならショットも安定するはずです。



ところで
コーチは一切の説明なく、というところは
ドキッとしました

私もレッスンで、早くたくさん皆さんに打ってもらいたいので
説明をなるべく短くしています。      (うまいいいわけだ) 失礼しました 


コーチの皆さん、説明はちゃんとしましょうね。  叫び



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 13:36 | コメント(3) | トラックバック(0)