2010年01月15日
サーブでジャンプすること
1月12日のコメントで
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
サーブのジャンプをどうするかということです。
以下が、コメントのその部分です。 (全部見たい方はこちらへどうぞ。)
試合をしながら気づいたのですが、サーブを打つときに、思い切ってジャンプしながら打つよりも、あまりジャンプをしないで打ったときの方が、フラット系ならスピードが上がり、スピン系ならスピンの掛りがよかった気がします。バランスも崩れないので、コントロールもつけやすかった感じがしました。プロはあまりジャンプしないと、どこかで読んだ気もします。サーブはあまりジャンプして打たない方がよいのでしょうか?松原コーチのご意見をお聞かせください。
投稿者 たまには勝ちたい 2010/01/12 23:39
私の答えです。
プロ、特に男子のプロですが
ほぼ全員が、サーブをジャンプして打っていると思います。
これは高い打点で打つためではありません。
下半身のパワーを有効に使って打つためには
ひざの屈伸を使います。
そうするとジャンプしてしまうのです。
ひざが伸びきった後で上体が動き
その動き、正確には運動量が腕に伝わっていきます。
その動作がうまくできたときに
5から20cmくらいジャンプするのです。 (この数字はけっこういいかげん)
ですから、逆に考えると
わざと、15cm位ジャンプしてサーブすることにより (この数字もけっこういいかげん)
結果的に、下半身の動きを有効に使った打ち方ができちゃうわけです。
『たまには勝ちたい』 さんの
「あまりジャンプをしないで打ったときの方がスピードが上がった」
というレベルのジャンプかもしれませんね。
実は、このジャンプ、もうひとつのご利益があるのです。
ジャンプして打つと
脚はまっすぐに伸び
身体も伸びて、いい姿勢になります。
曲がった姿勢は、いろいろな曲がり方がありますが
伸びた姿勢は1種類しかありません。
ですから、ジャンプしてサーブすることにより
いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができるのです。
ジャンプして打つといっても
15cmくらい、もっと少なくてもいいのです。
地面から離れられればいいのです。

この程度だと本人はジャンプしていると思っていないかもしれません。
ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない
ですから、「あまり跳ばないときのほうが
バランスも崩れないので、コントロールもつけやすかった」
というのはこの程度が最適だったからなのでしょう。
ジャンプすることによりバランスを崩したり
力を入れにくかったりであれば、本末転倒になります。
ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない
でいいと思います。
私は15cmという、いいかげんな数字をいつもアドバイスしています。
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただきました。
サーブのジャンプをどうするかということです。
以下が、コメントのその部分です。 (全部見たい方はこちらへどうぞ。)

投稿者 たまには勝ちたい 2010/01/12 23:39
私の答えです。

ほぼ全員が、サーブをジャンプして打っていると思います。
これは高い打点で打つためではありません。
下半身のパワーを有効に使って打つためには
ひざの屈伸を使います。
そうするとジャンプしてしまうのです。
ひざが伸びきった後で上体が動き
その動き、正確には運動量が腕に伝わっていきます。
その動作がうまくできたときに
5から20cmくらいジャンプするのです。 (この数字はけっこういいかげん)
ですから、逆に考えると
わざと、15cm位ジャンプしてサーブすることにより (この数字もけっこういいかげん)

結果的に、下半身の動きを有効に使った打ち方ができちゃうわけです。

『たまには勝ちたい』 さんの
「あまりジャンプをしないで打ったときの方がスピードが上がった」
というレベルのジャンプかもしれませんね。

実は、このジャンプ、もうひとつのご利益があるのです。

ジャンプして打つと
脚はまっすぐに伸び
身体も伸びて、いい姿勢になります。
曲がった姿勢は、いろいろな曲がり方がありますが
伸びた姿勢は1種類しかありません。
ですから、ジャンプしてサーブすることにより
いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができるのです。

ジャンプして打つといっても
15cmくらい、もっと少なくてもいいのです。
地面から離れられればいいのです。


この程度だと本人はジャンプしていると思っていないかもしれません。

ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない
ですから、「あまり跳ばないときのほうが
バランスも崩れないので、コントロールもつけやすかった」
というのはこの程度が最適だったからなのでしょう。
ジャンプすることによりバランスを崩したり
力を入れにくかったりであれば、本末転倒になります。

ほんのちょっとは跳ぶ
ほとんど跳ばない
でいいと思います。

私は15cmという、いいかげんな数字をいつもアドバイスしています。

わかりやすい説明で感心するばかりです。
ボルグ・コナーズ時代に数年間週一のレッスンに通ったのですが、その後テニスから遠ざかり、約一年前から地元サークルにて練習を始めました。
よろしければお教え頂きたいのですが、サーブやボレー、ストロークなどで、グリップはどのくらいの強さで握っているのでしょうか?また、どの指に力を入れているのでしょうか?ボールの当たり所がいろいろで、軽く握っていると面ぶれが起きてしまいますし、強く握ってもぎこちなくなってしまいます。初歩の質問でお恥ずかしいのですが、なにとぞよろしくお願い致します。
私はテニススクールでも初中級レベルなのですが、フォアハンドストロークを打つ際にジャンプして打つ方がジャンプしない時よりも安定したストロークが打てているような気がします。
スクールのコーチにはわざわざ跳ぶ必要はないと言われますが、試合などで緊張した場面などでも跳んで打つと不思議とアウトにもネットにもならない良い球が打ててしまいます。
これは松原コーチのおっしゃる「いつも同じ姿勢、いつもいい姿勢で打つことができている」ということなのでしょうか?それともストロークの場合はジャンプは不要でしょうか?ジャンプし始めたのがプロ選手の真似というミーハーな理由だったのと、初中級でフォームが安定していないのにジャンプなんてしてていいのだろうか?とイマイチ自信が持てません。ぜひご意見をお伺いしたいです。よろしくお願いいたします。
ぼのさんのグリップの話ですが
プロは結構すべての指でしっかり持っていると思いますよ
強さですが
ゆるすぎはエラーにつながります
少し強すぎるくらいがいいと思います
不必要な分はだんだん抜けてきます。
中級クラスを目指す男さん
コメントを入れても表示されなかったと思います
卑猥な内容のコメントをカットするため
私の承認がないと表示されない設定になっていますので
悪しからずご了承ください。
ジャンプの話は再度、本文で触れたいと思いますので
よろしくお願いします。