2011年08月25日
クロスへ打つためのフットワーク
『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただいた。
フォアハンドの脇の開け具合の話なのだが
今日は、都合により、もうひとつのブログの方
『松原雄二のテニス技術解説』 に
書かせていただいたので、そちらもぜひ覗いてみてほしい。
さてその、もうひとつのブログの方、『松原雄二のテニス技術解説』 だが
昨日は
フォアハンドストローク、逆クロスは得意なのにクロスは苦手という
『十勝のヒグマ』 さんの質問への答えを書いた。
題目は、『フォアハンド、クロスに振りぬく』
ぜひ読んでほしい。
昨日の内容は
上体を前向きにするための練習法と
木の周りを回りながら
ボールに近づき、後ろに入り込むフットワークの2つを説明した。
そのフットワーク、『ちび黒サンボ作戦』 の中で
クローズドでもオープンでも、必ずステップしてと書いた。
このステップしてが
文章だけではわかりにくかったのでは、との反省で
今日は具体的なフットワークについて説明する。
まずは、オープンスタンス。
これは、アンチッチのフォアハンド、動画と連続写真だ。
オープンスタンスから右足で踏み切り、右足で着地。
クロスコートに振り抜いている。
もうひとつは、エナンのフォアハンド、動画と連続写真だ。
最後のコマの後、右足がオープンに着いて
アンチッチと同じ形で終わる。
右足の使い方が独特だが、基本的なことは、アンチッチと同じ。
アガシもよくこんな使い方をする。
アンチッチの例は厳しいボールに追いついたので
やや守備的な状態を攻守逆転
一気に攻撃的に持っていこうとしているところ。
そしてたぶん成功している。
このフットワークはぎりぎりを攻撃に転じられる方法なのだ。
エナンのほうは、明らかに攻撃的に打つための体重移動。
そのために、上体の捻りをうまく使い
だから脚が反動でこんなふうに動いているのだと思う。
十勝のヒグマさんには、ぜひこうなってほしいですね。
エナンの脚は、上体の動きなどで結果こうなるので
意識してあのしぐさをする必要はないと思います。
動き全体は、アンチッチのまねをするほうがわかりやすいでしょう。
どちらも、いったん右足を決め、踏ん張った後
ボールに近づきながら打っているのが
後の広告の文字との位置関係でわかります。
これがフォアハンドのクロス打ちです。
この反動でクロスに振り出すのです。
次は、クローズドスタンスからのクロス打ち。
実は、プロはほとんどがオープンスタンスなので、写真が少ない。
唯一、あるのが
いつもおなじみ、フェデラーのこの動画と連続写真。
ほぼ、スクエアーなスタンスですが (脚を前後にひらく普通の打ち方)
左足を軸にステップするところは
完全にクローズドスタンスと一緒です。
左足をボールとの位置関係により、どこに踏み込むかといったことだけが
スクエアーとクローズドの違いです。
フェデラーの右脚はインパクトの時に浮いていますよね
これが、私がステップしながら、動きながら打ちましょう
といっていることなのです。
そういえば、右足の後への跳ね上げ、エナンと一緒ですね。
身体の捻りと捻り戻し、その時のはじけ具合です。
オープンとクローズドとの使い分けですが
男子プロの場合は、右に動いて打つ場合、ほとんどオープンです。
正面にボールが来た場合はスクエアーになる人が半分
その時もオープンしかしない人が半分でしょうか。
ですからクローズドはいないと思います。
女子も力持ちの欧米人は男子と同じ傾向です。
日本人は小柄なので身体が回りやすいのでしょう。
クローズドの選手もいます。
最初は身体の使い方を覚えるためにクローズドで打ってみる。
だんだん、身体が大きくなり、腕の力もついてくれば
そして、テニスもレベルが上がって忙しくなると
上体を前向きにしやすいオープンが多くなるということだと思います。
フォアハンドの脇の開け具合の話なのだが
今日は、都合により、もうひとつのブログの方
『松原雄二のテニス技術解説』 に
書かせていただいたので、そちらもぜひ覗いてみてほしい。
さてその、もうひとつのブログの方、『松原雄二のテニス技術解説』 だが
昨日は
フォアハンドストローク、逆クロスは得意なのにクロスは苦手という
『十勝のヒグマ』 さんの質問への答えを書いた。
題目は、『フォアハンド、クロスに振りぬく』
ぜひ読んでほしい。
昨日の内容は
上体を前向きにするための練習法と
木の周りを回りながら
ボールに近づき、後ろに入り込むフットワークの2つを説明した。
そのフットワーク、『ちび黒サンボ作戦』 の中で
クローズドでもオープンでも、必ずステップしてと書いた。
このステップしてが
文章だけではわかりにくかったのでは、との反省で
今日は具体的なフットワークについて説明する。
まずは、オープンスタンス。
これは、アンチッチのフォアハンド、動画と連続写真だ。
オープンスタンスから右足で踏み切り、右足で着地。
クロスコートに振り抜いている。
もうひとつは、エナンのフォアハンド、動画と連続写真だ。
最後のコマの後、右足がオープンに着いて
アンチッチと同じ形で終わる。
右足の使い方が独特だが、基本的なことは、アンチッチと同じ。
アガシもよくこんな使い方をする。
アンチッチの例は厳しいボールに追いついたので
やや守備的な状態を攻守逆転
一気に攻撃的に持っていこうとしているところ。
そしてたぶん成功している。
このフットワークはぎりぎりを攻撃に転じられる方法なのだ。
エナンのほうは、明らかに攻撃的に打つための体重移動。
そのために、上体の捻りをうまく使い
だから脚が反動でこんなふうに動いているのだと思う。
十勝のヒグマさんには、ぜひこうなってほしいですね。
エナンの脚は、上体の動きなどで結果こうなるので
意識してあのしぐさをする必要はないと思います。
動き全体は、アンチッチのまねをするほうがわかりやすいでしょう。
どちらも、いったん右足を決め、踏ん張った後
ボールに近づきながら打っているのが
後の広告の文字との位置関係でわかります。
これがフォアハンドのクロス打ちです。
この反動でクロスに振り出すのです。
次は、クローズドスタンスからのクロス打ち。
実は、プロはほとんどがオープンスタンスなので、写真が少ない。
唯一、あるのが
いつもおなじみ、フェデラーのこの動画と連続写真。
ほぼ、スクエアーなスタンスですが (脚を前後にひらく普通の打ち方)
左足を軸にステップするところは
完全にクローズドスタンスと一緒です。
左足をボールとの位置関係により、どこに踏み込むかといったことだけが
スクエアーとクローズドの違いです。
フェデラーの右脚はインパクトの時に浮いていますよね
これが、私がステップしながら、動きながら打ちましょう
といっていることなのです。
そういえば、右足の後への跳ね上げ、エナンと一緒ですね。
身体の捻りと捻り戻し、その時のはじけ具合です。
オープンとクローズドとの使い分けですが
男子プロの場合は、右に動いて打つ場合、ほとんどオープンです。
正面にボールが来た場合はスクエアーになる人が半分
その時もオープンしかしない人が半分でしょうか。
ですからクローズドはいないと思います。
女子も力持ちの欧米人は男子と同じ傾向です。
日本人は小柄なので身体が回りやすいのでしょう。
クローズドの選手もいます。
最初は身体の使い方を覚えるためにクローズドで打ってみる。
だんだん、身体が大きくなり、腕の力もついてくれば
そして、テニスもレベルが上がって忙しくなると
上体を前向きにしやすいオープンが多くなるということだと思います。
あちこちに書きましたのでわかりにくいかもしれませんね
細かいフットワークを知ってほしいので
動画と連続写真を使いやすいこちらで
『クロスへ打つためのフットワーク』 25日にアップしました
今日、26日には
もうひとつのブログのほうで
『ヒグマサーブを安定させる』 をアップしました
参考にしてください
サーブのほうは一般論で、役に立つはずですが
あなた一人のための矯正法ではありません
わかりにくかったりしたら
また、365ネットのほうにコメントを入れてください。