2012年10月31日
バックの引き起こしは
『レフティ』 さんからの質問です。
以下がその質問部分です。
バックハンドスライスについてです。
近くによく滑るスライスを使う年配の女性プレーヤーがおられます。自分の振り方と何か違うな~と思ってみていたら、テイクからインパクトまでラケットの引き起こしを使っておられるようです。引き起こしとは、現在の技術でも有効なのでしょうか。
私の答えです。
普通のスライスでは引き起こしを使うことは少なくなりました。
相手のボールが強烈になって安定度が重視されること
ラケットが進歩して
引き起こし無しでもそれなりのボールが打てること
その理由だと思います。
それでも、引き起こしを使うことがあります。
現代でも使う場所は高い打点でのストローク
高い打点でのバックボレー
特にダブルスのポーチに使います。
こんなふうに、打点より高めにセットして

赤い矢印の方向に力を入れ

前腕を引き下ろすことにより

加速し、インパクトの面も作るのです。
その面を寄り安定させるため
インパクト直前からは
引き起こし無しのスライスと同様なスウィングをします。

相手ボールがそれほど速くない場合に
パンチ力を得るためには
どうしてもこれが必要ですので
将来もなくならないでしょうね。
もしかしたら
バックハンドスマッシュという扱いになっていくかもしれません。
以下がその質問部分です。

近くによく滑るスライスを使う年配の女性プレーヤーがおられます。自分の振り方と何か違うな~と思ってみていたら、テイクからインパクトまでラケットの引き起こしを使っておられるようです。引き起こしとは、現在の技術でも有効なのでしょうか。
私の答えです。

相手のボールが強烈になって安定度が重視されること
ラケットが進歩して
引き起こし無しでもそれなりのボールが打てること
その理由だと思います。
それでも、引き起こしを使うことがあります。
現代でも使う場所は高い打点でのストローク
高い打点でのバックボレー
特にダブルスのポーチに使います。
こんなふうに、打点より高めにセットして

赤い矢印の方向に力を入れ

前腕を引き下ろすことにより

加速し、インパクトの面も作るのです。
その面を寄り安定させるため
インパクト直前からは
引き起こし無しのスライスと同様なスウィングをします。

相手ボールがそれほど速くない場合に
パンチ力を得るためには
どうしてもこれが必要ですので
将来もなくならないでしょうね。
もしかしたら
バックハンドスマッシュという扱いになっていくかもしれません。

おっしゃるとおり、動作が小さめになっていたりしていますが、それだけでなく、引き起こしの使い方は昔より減っていると思います。
フェデラーのバックスライスは引き起こしよりもエッジ方向のしなりの要素が強いと思います。
フォアハンドの場合には、私は腕のしなりと見ています。バックのように意識的に引き起こしをするととてつもなくトッチラカリマス。
彼女のバックハンドスライスは引き起こしを使っていたような…。
フォアも何か、松原コーチが時折解説くださるナダル打ちのような打ち方であったような気もします。どちらも私にはできませんが。
解説有難うございます。