2010年12月13日
デッドゾーン?
『時々左利きのO] さんからデッドゾーンでプレーしては本当にいけないのか?
という素朴な疑問をコメントにいただきました。
私の動画に対するお褒めの言葉も乗っていましたので
以下に、そのコメント全文を載せました。
いつも楽しく拝見しています。
Maltさんの記事にある松原コーチのフォアハンドストローク・ボレーの動画、
とても凛々しく写っておられましたね。振り子スイングの基本がよく分かりました。
ところで巷では、ベースラインとサービスラインの間の『デッドゾーン
には立つな』とよく言われます。対戦相手のボールを足元で打たなければならなくなり
ミスが多くなることから、死のゾーンには立つなということなのでしょうか。
確かに私の場合も、ラリーの流れから
しばしばデッドゾーンに立ち、ミスを重ねることが多いのですが、
やり方次第でデッドゾーンはライフゾーンになり得ないのでしょうか?。
デッドゾーンは、対戦相手のドロップショットやロブに対処するには
手頃な位置であると思うのですが・・??。
毎度、摩訶不思議な質問で大変失礼します。
投稿者 時々左利きのO 2010/12/10 22:32
私の答えです。
常識にとらわれない摩訶不思議な質問、大好きです。
時々左利きになるほどのOさんのことですから
これくらいの常識はずれはあってしかるべきだと思います。
さて、デッドゾーンは昔からいてはいけない場所として知られています。
攻撃するには決まりにくい
守備をするのも難しい
何のご利益も無い場所というのがその論拠です。
本当にそうでしょうか?
プロ、特に女子プロにはここに生息する人たちがいます。
特に両側、両手打ちの人です。
モニカ・セレスが代表的な人ですが
ダブルスの時、彼女たちはデッドゾーンからドライブボレーで打ちまくります。
デッドゾーンからネットマンを攻撃するのです。
両手のドライブボレーじゃないとだめそうですが
そんなことは無いと思います
スライスボレーでも、フラットボレーでも
少し振り回して飛距離がでても、アウトしにくいので思い切って打てます。
また相手がベースラインにいるならドロップボレーも打てます。
ダブルスならロブボレーも有効です。
次に守備の問題ですが
これはハーフボレーの問題と関連しているような気がします。
ハーフボレーは難しいのでできる限りローボレーにしろという話です。
当然デッドゾーンにいるとハーフボレーの機会が増え
いつも難しいショットを強いられるという考えでしょう。
ハーフボレーってそんなに難しいですか?
実は私、ローボレーよりずうっと易しいショットだと思っています。
バウンド直後を捉えるので、いつも打点は、特に高さは一緒。
入射角と反射角を考えると
垂直面を作って前に出してやりさえすれば来た高さに向かって勝手に返っていく。
ボレーやストロークよりよほど単純かも知れません。
つまり、ハーフボレーが簡単なら
デッドゾーンの居心地は悪くないということではないでしょうか。
相手がナダルみたいなやつで、鬼のように打ち込んでくるとすると
ネットに近いほうが怖いかもしれません
一概に、デッドゾーンのほうが届かないというわけでもないと思います。
凄腕のストローカーに余裕を持たせたらどこにいてもやられます。
要はストローカーに余裕を与えないこと
自分にとってどこからそれをやるのがよりやりやすいのかということだと思います。
もちろん相手によっては、余裕を与えたほうがいい場合もあります。
ナダルと毎週のように当たるわけでもありません。
こう考えていくと、ライフゾーン説もまんざらではないかもしれませんね。
試してみる価値は充分あるのではないでしょうか。
という素朴な疑問をコメントにいただきました。
私の動画に対するお褒めの言葉も乗っていましたので
以下に、そのコメント全文を載せました。
いつも楽しく拝見しています。
Maltさんの記事にある松原コーチのフォアハンドストローク・ボレーの動画、
とても凛々しく写っておられましたね。振り子スイングの基本がよく分かりました。
ところで巷では、ベースラインとサービスラインの間の『デッドゾーン
には立つな』とよく言われます。対戦相手のボールを足元で打たなければならなくなり
ミスが多くなることから、死のゾーンには立つなということなのでしょうか。
確かに私の場合も、ラリーの流れから
しばしばデッドゾーンに立ち、ミスを重ねることが多いのですが、
やり方次第でデッドゾーンはライフゾーンになり得ないのでしょうか?。
デッドゾーンは、対戦相手のドロップショットやロブに対処するには
手頃な位置であると思うのですが・・??。
毎度、摩訶不思議な質問で大変失礼します。
投稿者 時々左利きのO 2010/12/10 22:32
私の答えです。
常識にとらわれない摩訶不思議な質問、大好きです。
時々左利きになるほどのOさんのことですから
これくらいの常識はずれはあってしかるべきだと思います。
さて、デッドゾーンは昔からいてはいけない場所として知られています。
攻撃するには決まりにくい
守備をするのも難しい
何のご利益も無い場所というのがその論拠です。
本当にそうでしょうか?
プロ、特に女子プロにはここに生息する人たちがいます。
特に両側、両手打ちの人です。
モニカ・セレスが代表的な人ですが
ダブルスの時、彼女たちはデッドゾーンからドライブボレーで打ちまくります。
デッドゾーンからネットマンを攻撃するのです。
両手のドライブボレーじゃないとだめそうですが
そんなことは無いと思います
スライスボレーでも、フラットボレーでも
少し振り回して飛距離がでても、アウトしにくいので思い切って打てます。
また相手がベースラインにいるならドロップボレーも打てます。
ダブルスならロブボレーも有効です。
次に守備の問題ですが
これはハーフボレーの問題と関連しているような気がします。
ハーフボレーは難しいのでできる限りローボレーにしろという話です。
当然デッドゾーンにいるとハーフボレーの機会が増え
いつも難しいショットを強いられるという考えでしょう。
ハーフボレーってそんなに難しいですか?
実は私、ローボレーよりずうっと易しいショットだと思っています。
バウンド直後を捉えるので、いつも打点は、特に高さは一緒。
入射角と反射角を考えると
垂直面を作って前に出してやりさえすれば来た高さに向かって勝手に返っていく。
ボレーやストロークよりよほど単純かも知れません。
つまり、ハーフボレーが簡単なら
デッドゾーンの居心地は悪くないということではないでしょうか。
相手がナダルみたいなやつで、鬼のように打ち込んでくるとすると
ネットに近いほうが怖いかもしれません
一概に、デッドゾーンのほうが届かないというわけでもないと思います。
凄腕のストローカーに余裕を持たせたらどこにいてもやられます。
要はストローカーに余裕を与えないこと
自分にとってどこからそれをやるのがよりやりやすいのかということだと思います。
もちろん相手によっては、余裕を与えたほうがいい場合もあります。
ナダルと毎週のように当たるわけでもありません。
こう考えていくと、ライフゾーン説もまんざらではないかもしれませんね。
試してみる価値は充分あるのではないでしょうか。