2010年12月15日
スマッシュの回内は
『祐天』さんから前腕の回内について質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
私も常識外れ(?)のようなことを最近やっています。
それはフラットサーブ、スマッシュで回内が完全にできないので最初からコンチのグリップで回内させた形を手首でつくり、その形を保ったままサーブ、スマッシュをするというもです。
サーブ、前方のスマッシュはうまくいってますが、後方のスマッシュはイマイチな感じです。
きっかけは上級者の意見と松原コーチが言われるストロークは”手首の形をインパクトの時と同じように作り・・・、”スライスサーブは”斜め面を作り、手首を固め・・・”からです。
同様にボレー(ハーフボレーを含む)にも応用できないかとも考えています。
松原コーチのご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/12/14 16:47
私の答えです。
最初から回内したような形で手首を作るということは
厚めのグリップで持ったのと同じということですね。
ですから回内がやりづらいなら、厚めのグリップで
たとえばスマッシュをイースタングリップでやったらどうでしょう。
手首を曲げて不自由な形より力も入るし手首も傷めにくいような気がします。
最初から厚めの形を作れば打点が前のときはたたけますが
打点が後ろだと面が上を向いてしまうと思います。
うすく持っておいて、回内し、面をかぶせ気味にしなければ
後ろの打点では打てません。
そしてそのときが一番ラケットが走り、しかも安定するので
後ろの打点、回内の組み合わせをプロは選択しているのです。
ですが、回内がうまくできないのであれば
スマッシュはイースタンで前目の打点
後ろだったら、ハイボレーで返しておく。
たいていこれでクラブレベルの試合は何とかなるでしょう。
サーブはコンチネンタルでスライスサーブを打てばいいのです。
もちろん回内しません。
次にボレーですが
鈴木貴男はすでにやっています。
手首を曲げて、厚いグリップで持つような形を作り
打点を前気味にとって返球タイミングを速くしています。
これは彼のフォアボレー、動画と連続写真です。
手首を前に出し、厚めの形を作っているのをよく味わってください。
しかし、これも厚めのグリップの人はそのままやればいいことで
うすいグリップでここまでがんばらなくても良いと思います。
ただ、プロの場合はより遠い打点や
持ち替えなくてもバックが打てるなどのメリットで
コンチネンタルを採用しているのです。
アマチュアの場合はそれほどコンチネンタルにこだわらなくても良いのではないでしょうか。
サーブでもボレーでもコンチで打ったらえらいようですが
サービスエースが2点になるわけでもありません。
打ちやすい、力の入りやすいグリップで
ややリーチが狭くてもそれほど不利ではないと思います。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
私も常識外れ(?)のようなことを最近やっています。
それはフラットサーブ、スマッシュで回内が完全にできないので最初からコンチのグリップで回内させた形を手首でつくり、その形を保ったままサーブ、スマッシュをするというもです。
サーブ、前方のスマッシュはうまくいってますが、後方のスマッシュはイマイチな感じです。
きっかけは上級者の意見と松原コーチが言われるストロークは”手首の形をインパクトの時と同じように作り・・・、”スライスサーブは”斜め面を作り、手首を固め・・・”からです。
同様にボレー(ハーフボレーを含む)にも応用できないかとも考えています。
松原コーチのご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/12/14 16:47
私の答えです。
最初から回内したような形で手首を作るということは
厚めのグリップで持ったのと同じということですね。
ですから回内がやりづらいなら、厚めのグリップで
たとえばスマッシュをイースタングリップでやったらどうでしょう。
手首を曲げて不自由な形より力も入るし手首も傷めにくいような気がします。
最初から厚めの形を作れば打点が前のときはたたけますが
打点が後ろだと面が上を向いてしまうと思います。
うすく持っておいて、回内し、面をかぶせ気味にしなければ
後ろの打点では打てません。
そしてそのときが一番ラケットが走り、しかも安定するので
後ろの打点、回内の組み合わせをプロは選択しているのです。
ですが、回内がうまくできないのであれば
スマッシュはイースタンで前目の打点
後ろだったら、ハイボレーで返しておく。
たいていこれでクラブレベルの試合は何とかなるでしょう。
サーブはコンチネンタルでスライスサーブを打てばいいのです。
もちろん回内しません。
次にボレーですが
鈴木貴男はすでにやっています。
手首を曲げて、厚いグリップで持つような形を作り
打点を前気味にとって返球タイミングを速くしています。
これは彼のフォアボレー、動画と連続写真です。
手首を前に出し、厚めの形を作っているのをよく味わってください。
しかし、これも厚めのグリップの人はそのままやればいいことで
うすいグリップでここまでがんばらなくても良いと思います。
ただ、プロの場合はより遠い打点や
持ち替えなくてもバックが打てるなどのメリットで
コンチネンタルを採用しているのです。
アマチュアの場合はそれほどコンチネンタルにこだわらなくても良いのではないでしょうか。
サーブでもボレーでもコンチで打ったらえらいようですが
サービスエースが2点になるわけでもありません。
打ちやすい、力の入りやすいグリップで
ややリーチが狭くてもそれほど不利ではないと思います。