2010年12月28日
高い打点はワイパーで
『翡翠』 さんから高い打点についての質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは
チャンスボールについて質問です。
サービスライン辺りから高い打点で打つと、いつも強く打ちすぎて後ろのネットに突き刺さるか、スピンをかけすぎてネットするかのどちらかです…
高い打点で打つチャンスボールのコツがあればご教授いただければ幸いです。
出来れば左利き用で説明していただけると助かります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/26 22:16
私の答えです。
フォアハンドだとしてお話します。
トップスピンかトップスピン気味に打つのが簡単だと思います。
最初は回転を多めに、慣れてくれば、回転を減らせば良いと思います。
これは普通の高さの打点です。
この高さで打つと普通のトップスピンで
下から上にこすり上げるような打ち方です。
モデルは東戸塚松原テニススクールの清水コーチ、サウスポーです。
高い打点だとどうなるでしょうか?
これがその打点。
腕が上がりますから、肩を中心にスウィングすると
左から右にサイドスピンを掛けるように打つことになります。
これをワイパースウィングといいます。
車のワイパーのように腕を動かすからです。
ここがインパクトの少し前。
インパクト。
インパクト後。
ちょっとモミノキのせいで見にくいのですが
左下から右上へボールを捉える感じがわかっていただけると思います。
ここで注目すべきところですが
ラケット面がほぼ、垂直のまま動いていないことです。
つまり、ワイパースウィングをすることにより
ラケット面を安定させることに成功しているのです。
結果、エラーしにくいということです。
回転量を減らせばフラットに近くなりスピードが出ます。
それでもベースをトップスピンにしておけば面の安定性が得られるのです。
さて、もうひとつ、コツですが、『スウィングに対し前向きになること』 です。
何のために前向きになるのかというと、スウィングの邪魔をしないで振りぬくため。
だから打球方向ではなく、スウィング方向に対し前向きにならなければならないわけ。
この写真で言えば右斜め前に向けば良いということ。
後半2枚の写真で、インパクト時ちょっと前向きより右に回っている。
インパクト後はさらにはっきり右向きになっていることに注目してほしい。
もちろんテイクバックも右に振りたければ左に引く。
いっぱい後ろに持っていくと右にフィニッシュできないのでご注意を。
さて本日は左利きの 『翡翠』 さんの要望で左利き用の説明。
大多数の右利きの方は左右逆に読み替えていただくように念のため申し添えます。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは
チャンスボールについて質問です。
サービスライン辺りから高い打点で打つと、いつも強く打ちすぎて後ろのネットに突き刺さるか、スピンをかけすぎてネットするかのどちらかです…
高い打点で打つチャンスボールのコツがあればご教授いただければ幸いです。
出来れば左利き用で説明していただけると助かります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/26 22:16
私の答えです。
フォアハンドだとしてお話します。
トップスピンかトップスピン気味に打つのが簡単だと思います。
最初は回転を多めに、慣れてくれば、回転を減らせば良いと思います。
これは普通の高さの打点です。
この高さで打つと普通のトップスピンで
下から上にこすり上げるような打ち方です。
モデルは東戸塚松原テニススクールの清水コーチ、サウスポーです。
高い打点だとどうなるでしょうか?
これがその打点。
腕が上がりますから、肩を中心にスウィングすると
左から右にサイドスピンを掛けるように打つことになります。
これをワイパースウィングといいます。
車のワイパーのように腕を動かすからです。
ここがインパクトの少し前。
インパクト。
インパクト後。
ちょっとモミノキのせいで見にくいのですが
左下から右上へボールを捉える感じがわかっていただけると思います。
ここで注目すべきところですが
ラケット面がほぼ、垂直のまま動いていないことです。
つまり、ワイパースウィングをすることにより
ラケット面を安定させることに成功しているのです。
結果、エラーしにくいということです。
回転量を減らせばフラットに近くなりスピードが出ます。
それでもベースをトップスピンにしておけば面の安定性が得られるのです。
さて、もうひとつ、コツですが、『スウィングに対し前向きになること』 です。
何のために前向きになるのかというと、スウィングの邪魔をしないで振りぬくため。
だから打球方向ではなく、スウィング方向に対し前向きにならなければならないわけ。
この写真で言えば右斜め前に向けば良いということ。
後半2枚の写真で、インパクト時ちょっと前向きより右に回っている。
インパクト後はさらにはっきり右向きになっていることに注目してほしい。
もちろんテイクバックも右に振りたければ左に引く。
いっぱい後ろに持っていくと右にフィニッシュできないのでご注意を。
さて本日は左利きの 『翡翠』 さんの要望で左利き用の説明。
大多数の右利きの方は左右逆に読み替えていただくように念のため申し添えます。
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