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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ショットに入るとき

『しろくま』 さんから質問をいただきました。
打球直前になっても“迷い虫”が頭の周囲を飛び交っているらしいのです。 悩んじゃう
以下がそのコメント、全文です。


マイク こんばんは。今年もいよいよ残り1カ月ですね。
最近1年を早く感じます・・・。

さて、今日のブログや先月初めに登場していた
“予測して打つ”の中で、質問をよろしいでしょうか。

時々、相手のボールの弾道をイメージしているにも関わらず
テイクバックをしているときに迷う自分がいます。
例えば、スマッシュ。スマッシュの構えでいるのに、
「これは、ハイボレーの方がいいかな」とか、
スピン(フォア)でアプローチしようと構えているのに、
「スライスにしようか」etc
この“迷い虫”がでてきたときには、どう対応すればいいのでしょう。
(と、ここまで書いていたら予測違いからくる、迷いのような気もしてきました)
いつも稚拙な質問、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

投稿者 しろくま 2010/12/03 03:25




私の答えです。

スマイル ホント、1年が速いですね、子供のころは長かったのに。
小学校1年の私の最初の記憶、初めて人生を考えた瞬間でした。
横浜市鶴見区にある市立平安小学校の校門の前、奥の校舎を見ながら
「ああ、2,3,4,5,6年生まで、ずいぶん長くここにいなきゃいけないんだ」
よっぽど学校が嫌いだったんですね。
結局ここには3年生までいて、その後札幌へ
ホント、45分くらいの授業が長くて、1週間が長くて
なぜか日曜日だけは短かったのを思い出します。
たんなる、『怠け虫』 の話です。


さて、『迷い虫』 の話。

私はこれ、予測違いからくる、迷いではないと思います。
ショットの自信のなさから来る決断に対する疑いの心ではないでしょうか。

それに対する対策は当たり前のことですがショット自体に自信が持てるように練習すること。 ナイス!
そして試合の日に自信がないのなら、その技は封印です。
ロブがきたらハイボレーと決めておけば
スマッシュは打たなくても、自分の心へのダメージはありません。 ワハハ

次には強い心で立ち向かっていくことです。 うるせー
ある程度できるようになっても、不安はあるものですし
リスク覚悟で打たなければならないときもあります。


そのショットを使うとなればですが
1つ目にやらなければならないのは、一度決めたら、必ず実行すること。 ナイス!

スマッシュと決めたら、失敗してもいいからスマッシュです。
もちろん体制に入れなくてハイボレーに切り替えることはありですが
怖いから、ボレーに切り替えというのはなし 許せない
という決心をし、実行しましょう。
そしてショット自体を失敗しても、妥協しなかったときは自分をほめてあげる。 ピース
もしものときも、スマッシュミスを反省することはしない。


2つ目は、成功のイメージを持って打球に入ること。 ナイス!

たとえばスマッシュに入っていくとき、しっかり打ち込んだイメージを頭の中で光らせる。 ピカ

ジャンプして右足が跳ね上がり
ラケットを持った手が胸の前で静止。
ボールが相手コートに炸裂している。

そのまま躊躇なく、バシッ。  パンチ

これが強気の自信を持ったときの頭の中です。
逆に、そうじゃないときのノイズだらけの頭の中は
皆さん自分で思い出してください。

余計なことを考えないというのは凡人には無理なんです
それなら、プラスのことを熱く考えましょう。  炎

いいことを聞きました (自分で言ったのですが)
こんどから私もそうします。   冷や汗


最後にもうひとつ、『顔をまっすぐ立てましょう』。

顔が曲がると、視界が曲がって
ボールとの距離感や自分の打つボールのコースが把握できなくなったりします。
まっすぐに頭を立てた瞬間、世界が広がります。

そして自信に満ちた自分をも見出すのです。   ピカ

  (なんか今日はかっこいいぞ)  ナイス!


  追伸) 今日から新カテゴリー、『メンタルの話』 を作りました。


メンタルの話 | 投稿者 松原コーチ 18:06 | コメント(0)| トラックバック(0)
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