2010年12月11日
ラケット走るべし
ビッグフォアハンドで一番大切なことはコントロール。
相手コートに入らなければ
飛距離だけがビッグではどうしようもない。
次に大切なのは、『ラケットが走ること』
ラケットが走るとは、スウィングスピードがすごいということ。
ボールにエネルギーを与えるのはスウィングスピード
しっかり押したら速いとか
腰が入ったら速いとか
全身で打てば速いとか、 そうゆうことではない。
とにかくスウィングスピードが速ければいいのだ。
ラケットは腕から繋がっているので
スウィングスピードが速い人は、腕の振りが速い。
だから腕を振りぬくことが大切。
全身を使って、腰が入って、すごいボールを打てたときに感じるのは
腕にしっかり力がみなぎり、腕をすごいスピードで振り切った感触なのだ。
だから私はスピードの出ていない選手にこうアドバイスすることが多い。
「もっと腕に力を入れて、身体じゃなく、腕を振り切ってごらん」
そして身体の左横まで一気に振り切った見本や素振りを見せる。
プレーヤーには簡単に伝わる。
やってみたら、すごい勢いでボールが飛んでいくからだ。
後で、そのプレーヤーに念のため、こうささやくことにしている。
「全身を使った、すごいショットだったね」
だがこれがコーチには伝わらない。
手打ちに見えるらしい。
(身体が動きすぎると腕の振りを邪魔するのだが・・・)
手打ちだと減点されるのだろうか。
私から見れば、身体を実にうまく使ったハードヒットなのだが。
皆さんはどちらのコーチを評価するだろう?
1、「しっかり下半身を使って、全身で打ちましょうね」 と言うコーチ。
2、「腕をもっと力んでね、手打ちでいいから一気、一気」 と言うコーチ。
そりゃあ、全身でしっかり打たすコーチですよね。
ああ、困った、こまった、コマッタ、困った。
相手コートに入らなければ
飛距離だけがビッグではどうしようもない。
次に大切なのは、『ラケットが走ること』
ラケットが走るとは、スウィングスピードがすごいということ。
ボールにエネルギーを与えるのはスウィングスピード
しっかり押したら速いとか
腰が入ったら速いとか
全身で打てば速いとか、 そうゆうことではない。
とにかくスウィングスピードが速ければいいのだ。
ラケットは腕から繋がっているので
スウィングスピードが速い人は、腕の振りが速い。
だから腕を振りぬくことが大切。
全身を使って、腰が入って、すごいボールを打てたときに感じるのは
腕にしっかり力がみなぎり、腕をすごいスピードで振り切った感触なのだ。
だから私はスピードの出ていない選手にこうアドバイスすることが多い。
「もっと腕に力を入れて、身体じゃなく、腕を振り切ってごらん」
そして身体の左横まで一気に振り切った見本や素振りを見せる。
プレーヤーには簡単に伝わる。
やってみたら、すごい勢いでボールが飛んでいくからだ。
後で、そのプレーヤーに念のため、こうささやくことにしている。
「全身を使った、すごいショットだったね」
だがこれがコーチには伝わらない。
手打ちに見えるらしい。
(身体が動きすぎると腕の振りを邪魔するのだが・・・)
手打ちだと減点されるのだろうか。
私から見れば、身体を実にうまく使ったハードヒットなのだが。
皆さんはどちらのコーチを評価するだろう?
1、「しっかり下半身を使って、全身で打ちましょうね」 と言うコーチ。
2、「腕をもっと力んでね、手打ちでいいから一気、一気」 と言うコーチ。
そりゃあ、全身でしっかり打たすコーチですよね。
ああ、困った、こまった、コマッタ、困った。
松原コーチのおっしゃることに、私は基本的には賛成です。
最終的に、ボールとコンタクトを取るのはラケットである以上、ラケットのスウィングスピードが速ければ速いほど、当然速いボールが飛びます。
もちろん、速いだけではだめなのですが、その議論は置いておいて、いかにスウィングスピードを速めるかが、ビッグフォアハンドを打つための重要なポイントになっていると思います。
ただ、私個人の意見は、結論からいけば、十人十色というものです。
つまり、松原コーチのおっしゃるとおり、腕をもっと力んで手打ちにしたほうがスウィングスピードを早くできる人もいれば、全身を使ったほうが速くできる人もいる、そして、脱力したほうが速くできる人もいる。
人の体は千差万別。
また、言葉や映像の理解の仕方も千差万別で、同じように教えても、受け取り方は十人十色。
みんながみんな全身の力を上手くスウィングスピードに変えられるわけではなく、また、みんながみんな腕力があるわけではない。
私は脱力派で、脱力することで、一番スウィングスピードが速くなり、再現性も高く、緊張した場面でも振りぬけるようになります。
しかし、それは個人個人で、練習の中で最適なものを見つけるしかないと思います。
腕に力を入れるのも、全身を使うのも、脱力するのも、方法であって、目的ではありません。
あくまで目的はスウィングスピードを速くすること。
その目的のために皆さん試行錯誤している。
私はそう思います。
松原コーチのご意見には共感させられることがおおく、大変参考になり、いつも楽しく読ませていただいています。
これからも応援しています。
コメントありがとうございます
2件入っていましたので
もう一つは削除させてもらいました。
しかし私の場合「腕は振らなくていいからとにかくラケットを振りなさい」と言っています。
腕を振っていてもラケットがあまり振れていないというパターンが多いからです。
なので特にヘッドを意識してラケットを振らせるようにすると、ヘッドの抜けが良くなります。
さらにそのヘッドの動きに導かれて腕の振り方も自然といい形でついてくるようです。
コメントありがとうございます
最近の私は、全身をうまく使うための方便として
それと手首を固定して安定させるために
腕を振れという言い方を多く使っています。