2010年12月03日
片手バックのリターン
今朝の 『ためにならないブログ』 で私の研修会での
スロー動画を掲載してもらった。
私の動画も出ているので参考にしてほしい。
また、次の女性コーチ、Ken's成田の堀川さんの動画は
その前にアドバイス、「腕力で打つつもりで打ってください」 と言ったら
全身が完璧に動き、ドカンとハードヒットが決まったときのものだと思う。
![祝](http://blog.tennis365.net/common/icon/109.gif)
本人が腕力のみと思ったときに、身体の動きと腕力の配分が最高だったのだ。
ためブロさん、ありがとうございます。![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
さて、本題にかかろう。
『YS』 さんから質問をいただいた。
片手バックのリターンについてだ。
以下がそのコメントの全文。
いつも参考にさせていだいています。
フォアハンドのリターンは早速試してみました。
かなり安定したと思います。
その3はまだ見てなかったのですが
無意識でラケットを高めに構えてました。
片手バックハンドのリターンの解説もお願いします。
フォアハンドリターンの場合に前向きで打つのは
できるのですが、片手バックハンドリターンの
場合はどうすればいいのでしょうか?
投稿者 YS 2010/11/25 20:59
私の答えです。
フラットも含め、トップスピン系のリターンを前提にお話しします。
サーブのボールが高いところに来るので高く構える。
サーブのボールは重いので手首に力を入れて、インパクト後も角度を保つ。
早いボールに対し予測して、予測タイミングで打つ。
この3つのことはフォアハンドと共通の話です。
特に、高く構える話は、話だけでなく
フォアで高く構えていればバックでも高く構えて待つことになり、すべて共通。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
速いサーブに対して、体全部を使う時間がないので
フォアハンドではあまり横向きにならず
インパクトで前向きになるようにお話した。
このことはバックハンドではあまり厳密に考える必要はない。
フォアハンドでは横向きになると腕が後ろ側になり、左半身がじゃまになる。
バックではじゃま半身がないので、横向きでも、前向きでも打てる。
だから、少し横向きのまま、ガチンと上体を垂直に固めるほうがより大切になる。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
このことが実は、フットワークのほうに関係してくる。
遠目のボールに対し、フォアでは少しでも余裕があれば
上体の前向きを作るため、サイドステップしながら打つ。
バックでも同様に打てるのだがそこまでこだわらなくていい。
ランニングショットのように、右足をクロスさせて踏み込みながら打っても
結構、威力のあるショットが打てるのだ。
これはフェデラーがよく使う技なので、イメージのある人も多いだろう。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
もちろん、フォアハンドでもサイドステップで届かない距離の場合は
威力が少し落ちることを承知で
ランニングショットのように、左足をクロスさせて踏み込みながら打つ。
さて、スウィングだが
時間がないのだから、短めのスウィングになる。
テイクバックで上体と右手の間をかなり空けるようにして
手の位置を、気分的にはインパクトから30cm程度しか引かないようにする。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
そしてフォロースルーも気分的にはインパクトから30cm程度。
外旋の動きもほとんど使わず、とにかく面をしっかりと固定する。![パンチ](http://blog.tennis365.net/common/icon/42.gif)
だからフィニッシュでラケット面が少し上向きになる。
これは、365ネット、テクニック別の技術解説ページから借りてきた
スウィングのイラスト。
![小さなテイクバック](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/vol03_06.gif)
この後、もう30cm、手を前に出すわけだ。
しっかりイメージしてみてほしい。
それと先ほどの話どおりだと、腕を60cmしか振らないわけだが
それは気分の話
勢いはあまるし、ラケットの先はもっと振れるわけだし、で
実際はもっと大きなスウィングになる。
気分的には20cmでもいいくらい、どちらの数字にしようか迷ったのが本音。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
それと、実戦では利短奪取? じゃなくて、リターンダッシュしてみるとさらにやさしい。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これは鈴木貴男君のよくやる戦法。
ボールに合わせることがやさしくなり
ダブルスだとポーチにも出られにくくなる、ぜひお試しを。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
スロー動画を掲載してもらった。
私の動画も出ているので参考にしてほしい。
また、次の女性コーチ、Ken's成田の堀川さんの動画は
その前にアドバイス、「腕力で打つつもりで打ってください」 と言ったら
全身が完璧に動き、ドカンとハードヒットが決まったときのものだと思う。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
![祝](http://blog.tennis365.net/common/icon/109.gif)
本人が腕力のみと思ったときに、身体の動きと腕力の配分が最高だったのだ。
ためブロさん、ありがとうございます。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
さて、本題にかかろう。
『YS』 さんから質問をいただいた。
片手バックのリターンについてだ。
以下がそのコメントの全文。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
フォアハンドのリターンは早速試してみました。
かなり安定したと思います。
その3はまだ見てなかったのですが
無意識でラケットを高めに構えてました。
片手バックハンドのリターンの解説もお願いします。
フォアハンドリターンの場合に前向きで打つのは
できるのですが、片手バックハンドリターンの
場合はどうすればいいのでしょうか?
投稿者 YS 2010/11/25 20:59
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
サーブのボールが高いところに来るので高く構える。
サーブのボールは重いので手首に力を入れて、インパクト後も角度を保つ。
早いボールに対し予測して、予測タイミングで打つ。
この3つのことはフォアハンドと共通の話です。
特に、高く構える話は、話だけでなく
フォアで高く構えていればバックでも高く構えて待つことになり、すべて共通。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
速いサーブに対して、体全部を使う時間がないので
フォアハンドではあまり横向きにならず
インパクトで前向きになるようにお話した。
このことはバックハンドではあまり厳密に考える必要はない。
フォアハンドでは横向きになると腕が後ろ側になり、左半身がじゃまになる。
バックではじゃま半身がないので、横向きでも、前向きでも打てる。
だから、少し横向きのまま、ガチンと上体を垂直に固めるほうがより大切になる。
![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
このことが実は、フットワークのほうに関係してくる。
遠目のボールに対し、フォアでは少しでも余裕があれば
上体の前向きを作るため、サイドステップしながら打つ。
バックでも同様に打てるのだがそこまでこだわらなくていい。
ランニングショットのように、右足をクロスさせて踏み込みながら打っても
結構、威力のあるショットが打てるのだ。
これはフェデラーがよく使う技なので、イメージのある人も多いだろう。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
もちろん、フォアハンドでもサイドステップで届かない距離の場合は
威力が少し落ちることを承知で
ランニングショットのように、左足をクロスさせて踏み込みながら打つ。
さて、スウィングだが
時間がないのだから、短めのスウィングになる。
テイクバックで上体と右手の間をかなり空けるようにして
手の位置を、気分的にはインパクトから30cm程度しか引かないようにする。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
そしてフォロースルーも気分的にはインパクトから30cm程度。
外旋の動きもほとんど使わず、とにかく面をしっかりと固定する。
![パンチ](http://blog.tennis365.net/common/icon/42.gif)
だからフィニッシュでラケット面が少し上向きになる。
これは、365ネット、テクニック別の技術解説ページから借りてきた
スウィングのイラスト。
![小さなテイクバック](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/vol03_06.gif)
この後、もう30cm、手を前に出すわけだ。
しっかりイメージしてみてほしい。
それと先ほどの話どおりだと、腕を60cmしか振らないわけだが
それは気分の話
勢いはあまるし、ラケットの先はもっと振れるわけだし、で
実際はもっと大きなスウィングになる。
気分的には20cmでもいいくらい、どちらの数字にしようか迷ったのが本音。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
それと、実戦では利短奪取? じゃなくて、リターンダッシュしてみるとさらにやさしい。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これは鈴木貴男君のよくやる戦法。
ボールに合わせることがやさしくなり
ダブルスだとポーチにも出られにくくなる、ぜひお試しを。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
しっ、しかし・・・、ちょっと私には難しすぎて
できそうにありません(泣)
なんとか松原コーチの解説を参考に体の使い方を
マスターすべく練習します。
研修会のスロー動画も見させていただきました。
肩を中心としたテイクバックや手首の固定が
とてもわかりやすかったです。
予想以上にフォームが大きいことが参考になりました。
ラケットが高く上がっているので、位置エネルギーが
利用でき、大胆なスイングにもかかわらず
人が出すエネルギーは最小限で済むのでは
ないかと推察されます。
まさに、精度と威力の両立ですね。
いつも、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
球種について質問なのですが、フラット、トップスピン、バックスピン等テニスには色々な球種がありますよね。
そこで質問なのですが、それぞれの球種の違いは何かありますか?
また、それぞれの球種の長所、短所はどういった所でしょうか?
すごく初歩的な質問だと思いますが、お時間がありましたらよろしくお願いします。
コメントありがとうございます
フットワークの話はちょっと高度かもしれませんが
60cmだけスウィングするのは
バックハンドでトップスピンかフラットで打つ人にとっては
そんなに難しくないと思います
むしろ大きなスウィングでボールに出会うほうが難しいのです
食わず嫌いにならずに大胆にチャレンジしてください。