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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スライスで薄く当てる

スライスの打ち方について

『てにすぅ』 さんから再度コメントをいただきました。

以下がその全文です。



マイク 写真付きでありがとうございます!

ただ、フェデラーなどのトッププロの連続写真を見るとインパクト時で厚く当てているように見えるのですが気のせいですか?

投稿者 てにすぅ 2010/09/23 01:38




私の答えです。

スマイル フェデラーは高い打点で打つときに

面の引き起こしを使うので

インパクト直前まで面が徐々に起きていきます

ですから厚く当たっているように見えているのかもしれませんね。

実際、低い打点に比べると厚いあたりです。


これが、フェデラーの動画と連続写真です


6コマ目がインパクトです。

5コマ目以前から引き起こして、面がほぼ垂直になっています。

たぶんここを見て厚く当たっているように思うのでしょう。

7コマ目を見ますとすでに面が斜め上向きになっています。

この形につなげるためには

インパクト直前まで勢い付けのため、引き起こしを行い

徐々に面が上向きになっていく途中でボールを捕らえると

私は解釈しています。


そう考えますと面が地面に対して垂直に近いですが

斜め下向きのスウィング方向に対しては

かなり上向き、つまり薄く当たっていると考えられるのです。  ナイス!


高い打点ではちょっとわかりにくいので

低い打点の写真を見ましょう。


これは、キーファーの動画と連続写真です


どうですか、かなり薄く切っているでしょう。 

彼は引き起こしもほとんどしていません。


これが現代のプロの標準的なバックハンド・スライスです。 ナイス!


もちろん、薄い、厚いは相対的な話で

高い打点のときのフェデラーは

低い打点のキーファーやフェデラーよりは厚く当てていると思います。


ただ薄く当てる感覚がないと、切れのいいスライスは打てません。  ナイス!



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:50 | コメント(1) | トラックバック(0)