2010年09月08日
手打ちじゃいけませんか
『スマイリー』 さんから質問をいただきました。
フォアハンドのスピードをアップしたいということだと思います。
以下がそのコメントの全文です。
いつもブログで有用な技術情報ありがとうございます。
私はテニス歴は5年になるのですが、フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
しかし、ボールは安定するようになったのですが、スクールのコーチからは「手打ちになってますよ」と言われれるようになってしまいました。自分としてはボールが安定して入るようになった今の状態が気に入っているのですが、手打ちと言われれば確かにそんな気もするし、ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします。
そこで振り子のスイングとショルダーローテーションを合わせるように意識してみたのですが、どうもうまくいきません。
前置きが長くなってしまいましたが、振り子のスイングで手打ちにならないようにするコツはありますか?
投稿者 スマイリー 2010/09/06 14:50
私の答えです。
これは半分冗談、半分本音です。
手打ちはいけません。
腕打ちにしましょう。
スクールでは全身を使ったエースは2点、手打ちだと1点なのでしょうか?
国際テニスルールではどちらも1点です。
日本では (私も日本人で、日本にしか住んだことがないのですが)
全身を使うことが好まれます。
欧米人は結果がよければどちらでもOKのようです。
これは日本人が身体の小ささを補うために考えたことかもしれません。
そのために結果(スピードが出る)よりも過程(全身を使う)を重視するのではないでしょうか。
私は一般のみなさんも、全日本クラスの選手も
身体を使おうとしすぎるあまりにスピードを失っているような気がしています。
私自身は、小手先にならないようにしっかり手首を固定し
腕全体に力を入れて、しっかり振り切るようにしています。
自分では腕力で振ればいいと思うのですが
ほかの人からは全身を使ってうまく打ちますねと言われます。
生徒さんたちへのアドバイスでも
手首を硬く、腕に力を入れて、振ることを強調しているのですが。
その人たちは手首をムチのようにうまく使うようになったと評価されているようです。
逆に、手首をムチのように使うためやわらかくした人は
ラケットヘッドがムチのように走ってこないので困っています。
ムチにも適度な硬さが必要なのです。
さて、話がそれていくようですので
スマイリーさんに直接的なアドバイス。
少し膝を曲げましょう。
そして、『ウー ウーッ』
と叫びながら打ってみる。
ウーッ、がインパクトです。 (エイッ でもOK)
このとき、ウーッっと叫ぶと背筋に衝撃が走ります。
その背筋力がラケットを猛烈に走らせます。
見た目の話としては良くわからないような話ですが
まあ一度だまされてみてください。
振り子スウィングとフェデラーの直線的なスウィングの話は
別の方の質問にもありましたのでまた、次回に。
最後に、しっかり力の入ったこの人
ナダルのフォアハンド、動画と連続写真を味わってください。
幸い?
連続写真がうまく表示されていないので
細かいことは気にせず
動画のほうを、『ウー ウーッ』
と叫びながら見てください。
フォアハンドのスピードをアップしたいということだと思います。
以下がそのコメントの全文です。
いつもブログで有用な技術情報ありがとうございます。
私はテニス歴は5年になるのですが、フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
しかし、ボールは安定するようになったのですが、スクールのコーチからは「手打ちになってますよ」と言われれるようになってしまいました。自分としてはボールが安定して入るようになった今の状態が気に入っているのですが、手打ちと言われれば確かにそんな気もするし、ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします。
そこで振り子のスイングとショルダーローテーションを合わせるように意識してみたのですが、どうもうまくいきません。
前置きが長くなってしまいましたが、振り子のスイングで手打ちにならないようにするコツはありますか?
投稿者 スマイリー 2010/09/06 14:50
私の答えです。
これは半分冗談、半分本音です。
手打ちはいけません。
腕打ちにしましょう。
スクールでは全身を使ったエースは2点、手打ちだと1点なのでしょうか?
国際テニスルールではどちらも1点です。
日本では (私も日本人で、日本にしか住んだことがないのですが)
全身を使うことが好まれます。
欧米人は結果がよければどちらでもOKのようです。
これは日本人が身体の小ささを補うために考えたことかもしれません。
そのために結果(スピードが出る)よりも過程(全身を使う)を重視するのではないでしょうか。
私は一般のみなさんも、全日本クラスの選手も
身体を使おうとしすぎるあまりにスピードを失っているような気がしています。
私自身は、小手先にならないようにしっかり手首を固定し
腕全体に力を入れて、しっかり振り切るようにしています。
自分では腕力で振ればいいと思うのですが
ほかの人からは全身を使ってうまく打ちますねと言われます。
生徒さんたちへのアドバイスでも
手首を硬く、腕に力を入れて、振ることを強調しているのですが。
その人たちは手首をムチのようにうまく使うようになったと評価されているようです。
逆に、手首をムチのように使うためやわらかくした人は
ラケットヘッドがムチのように走ってこないので困っています。
ムチにも適度な硬さが必要なのです。
さて、話がそれていくようですので
スマイリーさんに直接的なアドバイス。
少し膝を曲げましょう。
そして、『ウー ウーッ』
と叫びながら打ってみる。
ウーッ、がインパクトです。 (エイッ でもOK)
このとき、ウーッっと叫ぶと背筋に衝撃が走ります。
その背筋力がラケットを猛烈に走らせます。
見た目の話としては良くわからないような話ですが
まあ一度だまされてみてください。
振り子スウィングとフェデラーの直線的なスウィングの話は
別の方の質問にもありましたのでまた、次回に。
最後に、しっかり力の入ったこの人
ナダルのフォアハンド、動画と連続写真を味わってください。
幸い?
連続写真がうまく表示されていないので
細かいことは気にせず
動画のほうを、『ウー ウーッ』
と叫びながら見てください。
このブログを知ってから松原コーチの理論を基に
いろいろ練習しています。
そのなかで思ったことがあります。
手首と腕に力を入れると
どうしてもスイングスピードが上がりません。
スイングスピードを上げるには一瞬の脱力が
必要に思えるのです。
そこで、思ったことは
1.面安定性のために手首はしっかりインパクトの形で固定
2.振り子テイクバックのとき体の力を抜く
(すると肩を中心とした振り子テイクバックがしやすいです)
でも手首の力は抜かずにしっかりと形を維持
3.振り子テイクバックからラケットを振り出すときに
アウトサイドインで、腕に力をいれてしっかりとスイング
というのはダメでしょうか?