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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ムチのようなしなり

O山さんから、フォアハンドリターンについてコメントをいただきました。

以下がその2つある全文です。


マイク 松原コーチ

ご回答ありがとうございます。

人間の身体は完全剛性の機械ではないということで、本人のスイング時の意識・感覚と実際の動作のとの間には差異がでるようですね。

なので程度の問題だと思いますが、
リターンのテークバックをラケットヘッドがバックフェンス側に向ききらないところで完了さたあと、フォワードスイングのときにグリップエンドがサーバー側を向くというのは、意識のうえではムチのスイングにはならないようにしていても、実際の動作としてはムチのスイングに多少なっているんでしょうね。

間違った解釈になっていたらすみません。
投稿者 質問をした本人2012/12/12 23:33

先ほどの投稿の補足です。
なぜ先ほどの投稿のようにムチのスイングになっていると思ったかと言うと、記載したURLのページにある「後ろから見たフォアハンド・リターン」の連続写真では、テークバックは(3)で完了していて、(4)からはフォワードスイングになっていますが、そのときにグリップエンドがサーバー側に向いているようだからです。

同様に同じページにある「遠いボールに対するフォアハンド・リターン」もムチのスイングになっているように見えます。
投稿者 質問をした本人2012/12/12 23:52






私の答えです。

スマイル 全くその通りで
人間は木石にあらず、しなるのです。

ただ、しなるのは結果であって
本人はしならすつもりでいる必要はありません。

しっかりと面を保つ意識で
固める方を大切にすべきです。


しっかり固めてひっぱたく。

ひっぱたきを試行錯誤しているうちに
ラケットヘッドの走りを体得し
ちょうどいい、力の抜け具合がわかってくる。 ナイス!


コントロールが狂わない範囲で
スピードも得られる打ち方を身につけていく。

それを、力の程度も
無意識で繰り返せるようになる。

次いで、体勢の苦しさや相手ボールの勢いなどによる
必要な対応
スウィングの大きさだったり
力のいれ具合。

そんなことの対応幅が広がって、一流の技になっていく。

どんなショットにも対応する
クロヒョウのような身のこなしとムチのようなしなやかなスウィング。


フォアの引き



ただ、ここで大切なことは
余計な力を抜かすことでなく
必要な最低限の力を入れさせること。

ある力具合に、損益分岐点があり
それ以上の力であれば安定するが
それ未満だと、エラーが急増する。 悪だくみ


力を抜かすのは
本人の経験や練習から得ること。

周囲がお節介に
余計な力を抜いて、と指導するべきではない。

ムチのようにと言って
できることではないのだ。 


人間は怠け者だから
抜けと言わなくても
そのうちに、どうせ力を抜いて楽をする。 ワハハ


余談だが
私のコーチ研修会で、年に1回くらいお会いするあるコーチ

毎回、テイクバックの固め具合
そのたりなさをを私から指摘される。

ほぼ、ちゃんとしたフォームなので
本人やほかのコーチからは違いがわからないのかもしれない。

もちろん彼はコーチなので
本人の技術練習のみに日々専念しているわけではないので
普通のウィークエンドプレーヤーよりも
練習や試合からのフィードバックから修正できていないので
やや、不利なのかもしれない。

我々コーチはこれほど苦労しているのだ。 ワハハ



さてさて、本題に戻る。

打球方向へのしなりもあるが
当然、スピン方向へのしなりもある。

特に両手打ちのバックハンド・トップスピン。

アガシなどは相当、強烈に手首のしなりを使う。


フェレーロヘッドを下げて


これも
こうなることは、当然結構なことなのだが
あまり意識して使わない方がいい。

腕全体で上下動をつけてこすりあげれば
それを練習や試合で打ち続けていれば
いつか自然に実行していることなのだ。



ところで、練習論になるが

コーチの指導通りにいいフォームを作ればOK
と思っている人も多いのだが

さらにその先
今日ここまでに述べた、熟成をはかることがとても大切。

その熟成方向が
その人のセンスだったり、個性であったりする。

同じフォームに指導しても
ある人はナダルだったりフェデラーだったり
違ったプレーヤーになるのだ。


最後にちょっと確認

余計な力を抜いて、ムチのようにさせることより
余計でもいいから、力を入れて
少なくとも、コート内に入るようなショットを教える方が大切。

熟成したワインは本人が作るのだ。  ナイス!



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 12:18 | コメント(4)| トラックバック(0)
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コメント
今日の松原コーチのお話は心の底から納得できる内容だと思いました。
力の入れ具合、原因と結果、熟成等々。
講習会は一度だけの参加ですが、松原コーチのフォアの実演を見て、
その安定感に驚嘆したものです。
以来、勝手に松原ファンにさせてもらい、このブログを毎日見ています。
お蔭様で、1年ぶりに対戦した仲間にフォアのフォームが今風に変わったと言われました。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者 やまぼうし 2012/12/18 20:26
こんばんは。

松原コーチの理論は私も実践したことがあり、かなりの安定感を得られた実績もあります。他の人にもやらせてみたところ、ある程度「できる」人には効果的だったと思います。

しかし所謂「できない」人や「クソ真面目」な人は松原コーチの言うことを文字通りに実行してしまったりします。力んで面を保つためにグリップを振った分しかヘッドを使えずボールが飛ばない人や、腕を振ろうとすれば体も回るなんてことはなく腕だけ振ってしまう人もいます。

結局私は、真面目に文字通りに捉えた人が上手くいかないような表現はすべきでないと思うようになりました。松原コーチの生徒さんにこのような「文字通りやってしまう」人はいますか?もしいた場合はどのような指導をされるのでしょうか?
投稿者 聖闘士 2012/12/18 21:07
松原コーチ

ご回答ありがとうございます。

試行錯誤や経験、練習は大切ですね。
わかることと、できることには大きな差がありますもんね。
頭でっかちにならないようにいろいろ試して熟成したいと思います。

自分の理解度が上がってくると、また別の角度から質問点がわいてくることがあります。
その際はぜひまたアドバスをいただけるとうれしいです。
投稿者 質問をした本人 2012/12/18 23:04
やまぼうしさんへ

コメントありがとうございます
感想意見など、ぜひまたお寄せください。
投稿者 松原コーチ 2012/12/22 17:12
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