2013年04月26日
振り子スウィングの考察
相手ボールが速いとき
こちらも振り遅れないよう、小さく引くのは常識。
でも、今日は常識はずれの考察。
先日、朝の新聞を見たら、小学生の全国学力テスト問題が出ていた。
算数には私の大好物、振り子の問題が![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
![学力テスト振り子問題](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/gakuryoku130425.jpg)
要は、振り子の支点からオモリまでの距離が一定なら
その振幅によらず、周期は一定になることの理解度を聞いている。
そりゃあ常識だ
俺がいつも言っているとおりだ、なんて思いながら、ふと ・・・
バックで、振幅が小さいと振り遅れないか?
バックハンドトップスピンで打点はかなり前
![フェデラーの打点](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fedebkdaten1304.jpg)
振り子の最下点より、時間的に後で打てば
どんな非力な人でも、アッパースウィングになる理屈。
もしもスウィングが小さめで
振幅がここまでいっていなければ
えっ、永久に届かない。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
まあそこまで行かなくても
打点にやっと届くほどの振り子なら
最下点から打点までは
周期全体の4分の1の時間がかかる。
逆に振り幅を大きくすれば
全体の周期、端から端までの時間が一定なのだから
最下点から打点まではあっという間に到達する。![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
ここまでは小学生の算数、理科のレベルで理解できるのだ。
小学生レベルの結論は
構えが間に合うなら
大きく高いテイクバックのほうが
インパクトまでの時間が短く、間に合いやすいということ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
![フェデラーは高く構える](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fedebkkamae1304.jpg)
もちろんそのときのスウィング速度は
小さく引いた時よりもはるかに大きい。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
定性的な考察なら小学生レベルで充分。
どうせ振り子以外の成分も入ってくるし ・・・![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
もしも、まじめな性格で、定量的に考えるなら?
ある大きさのスウィングで
インパクトまでの正確な時間と
そこでの速度を出すには
エネルギー保存の法則で
位置エネルギーを運動エネルギーに変換して ・・・![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
これは高校生レベルの力学で解けそう
微分、積分はいらない。
算数好き、物理好きの
ひまな人はチャレンジしてみてください。![ワハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/24.gif)
もう一度、結論を。
振り子スウィングなら、大きく引いたほうが振り遅れない。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
こちらも振り遅れないよう、小さく引くのは常識。
でも、今日は常識はずれの考察。
先日、朝の新聞を見たら、小学生の全国学力テスト問題が出ていた。
算数には私の大好物、振り子の問題が
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
![学力テスト振り子問題](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/gakuryoku130425.jpg)
要は、振り子の支点からオモリまでの距離が一定なら
その振幅によらず、周期は一定になることの理解度を聞いている。
そりゃあ常識だ
俺がいつも言っているとおりだ、なんて思いながら、ふと ・・・
バックで、振幅が小さいと振り遅れないか?
バックハンドトップスピンで打点はかなり前
![フェデラーの打点](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fedebkdaten1304.jpg)
振り子の最下点より、時間的に後で打てば
どんな非力な人でも、アッパースウィングになる理屈。
もしもスウィングが小さめで
振幅がここまでいっていなければ
えっ、永久に届かない。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
まあそこまで行かなくても
打点にやっと届くほどの振り子なら
最下点から打点までは
周期全体の4分の1の時間がかかる。
逆に振り幅を大きくすれば
全体の周期、端から端までの時間が一定なのだから
最下点から打点まではあっという間に到達する。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
ここまでは小学生の算数、理科のレベルで理解できるのだ。
小学生レベルの結論は
構えが間に合うなら
大きく高いテイクバックのほうが
インパクトまでの時間が短く、間に合いやすいということ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
![フェデラーは高く構える](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fedebkkamae1304.jpg)
もちろんそのときのスウィング速度は
小さく引いた時よりもはるかに大きい。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
定性的な考察なら小学生レベルで充分。
どうせ振り子以外の成分も入ってくるし ・・・
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
もしも、まじめな性格で、定量的に考えるなら?
ある大きさのスウィングで
インパクトまでの正確な時間と
そこでの速度を出すには
エネルギー保存の法則で
位置エネルギーを運動エネルギーに変換して ・・・
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
これは高校生レベルの力学で解けそう
微分、積分はいらない。
算数好き、物理好きの
ひまな人はチャレンジしてみてください。
![ワハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/24.gif)
もう一度、結論を。
振り子スウィングなら、大きく引いたほうが振り遅れない。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)