2009年10月25日
スイートスポット
『ヒロリン』 さんからサーブでスピンをかけた場合の
ラケット面への当て方について質問を頂きました。
以下がコメントの全文です。
いつもホームページ拝見させていただいています
テニスの極意のサーブ&スマッシュを購入し拝見したのですが、
サーブのことで、ご質問したいので投稿しました
自分は先生がDVDの中で話されているとおり、ファーストはフラットでなかなか良いサーブが打てるのですが、セカンドは全然だめでまさに羽子板打ちでダブルフォールトが怖いため完全に入れに行ってしまいます。。
そこで是非ともスピンサーブまたはスライスサーブを覚えたいのですが、DVDを見ていてどうしても理解できないところがあるので出来れば教えてください。
スピンサーブ、スライスサーブの場合ラケットの端から端を斜めに使うと言うことは、インパクトの瞬間ボールはスウィートスポットの真ん中に当てずにフレームの近くに当てると言うことでしょうか?
またどちらのサーブの場合も最後のフォロースルーは回内でよろしいのでしょうか?
投稿者 ヒロリン 2009/10/24 17:42
私の答えです。
コメントありがとうございます。
まず、スピンサーブでのあたる場所を写真で見てください。
ある程度、スウィングスピードのある人はこの辺りです。
スピンサーブの上手な人のラケットを見せてもらえば
この辺に、ナイロンのおこげがこびりついているはずです。
私のラケットにはおこげがついていません。
ストリングスがポリだからなのか?
私のスウィングスピードが遅くなったからなのかは不明です。
ただし、YYのステンシルのこの辺りが薄くなっているところをみると
この辺に当たっていることは間違いないようです。
フラットに打つときは直角に当たるので
左右の位置で言えば、真ん中に当たると思います。
スピンをかけるときは、斜めに当てますので
スウィング方向側に当たる位置がずれます。
ラケットの端から端までこするわけではなく
5cmとか7cmとか少しの間ボールと接していると思います。
数字は私の感触、想像で何の根拠もありません。
もし概算で出すとすれば
100km/hの速度でラケットヘッドが走り
それが、ボールの接触時間1000分の5秒間の間に走る距離をだす
斜め45度でボールに当たるので
横にずれる分を計算に入れ、サイン45度をかける。
この計算ですと、10cmくらいでしょうか?
数学好きな人、物理好きな人、暇な人はやってみてください。
嫌いな人は見なかったふりをしてください。
知らなくてもテニスにはなんの差し支えもありません。
真ん中をずらして当てるわけですが
特に意識してずらす必要はありません。
うまく打っている人は、「真ん中で打っている」
と思っています。
手の感触が、ここがスイートスポットだといっているのです。
一番飛ぶところ、感触のいいところを勝手に探し出しているだけです。
つぎに、縦方向に、先の方にずれている理由です。
ラケットとボールの衝突速度が早くなると
ラケット面が反発してくれる度合いが低くなります。
これを反発係数が低くなるといいます。
そうなると真ん中も端もとびがあまり変わらなくなります。
ラケットヘッドの方が真ん中より速度が速いので
そこで打ったほうがとびが良くなるのです。
これも手の感触は、一番飛ぶところを自動的に探し出します。
ですから自分では常にスイートスポットなのです。
もしかしたら調子の悪い時にちょっとだけ
その方向にずらして当てるつもりだと調子が戻るかもしれませんけど。
フォアハンドのストロークも同じです。
写真でYYマークの3角形、上側の方が少し薄れています。
ここが私のフォアハンドのスウィートスポット。
昔はもっと上だったんだけど ・・・・
そうそう、回内でした。
スピンサーブは強烈に回内し
フィニッシュを状態の右側に持ってくるとうまく打てます。
スライスの場合は回内をあまり使わず
一定の面を保ったまま、フィニッシュを体の左に持っていくとうまく打てます。
回内を使いすぎるとフラット気味になり
スライスのキレが出せないようです。
回外させると、肘を痛めますから要注意。
これを『りんごの皮むきサーブ』と呼んでいます。
またまた薀蓄ですが。
先ほどのボールをはじかなくなり始める衝突速度ですが、
時速100Kmを超えるくらいが目安のようです。
男子のスウィングスピードの速い人、
サーブ、スマッシュ、フォアハンドでよくみられます。
だからうちのコーチ、T君
スマッシュでストリング、先っぽを切るのです。
ラケット面への当て方について質問を頂きました。
以下がコメントの全文です。
いつもホームページ拝見させていただいています
テニスの極意のサーブ&スマッシュを購入し拝見したのですが、
サーブのことで、ご質問したいので投稿しました
自分は先生がDVDの中で話されているとおり、ファーストはフラットでなかなか良いサーブが打てるのですが、セカンドは全然だめでまさに羽子板打ちでダブルフォールトが怖いため完全に入れに行ってしまいます。。
そこで是非ともスピンサーブまたはスライスサーブを覚えたいのですが、DVDを見ていてどうしても理解できないところがあるので出来れば教えてください。
スピンサーブ、スライスサーブの場合ラケットの端から端を斜めに使うと言うことは、インパクトの瞬間ボールはスウィートスポットの真ん中に当てずにフレームの近くに当てると言うことでしょうか?
またどちらのサーブの場合も最後のフォロースルーは回内でよろしいのでしょうか?
投稿者 ヒロリン 2009/10/24 17:42
私の答えです。
コメントありがとうございます。
まず、スピンサーブでのあたる場所を写真で見てください。
ある程度、スウィングスピードのある人はこの辺りです。
スピンサーブの上手な人のラケットを見せてもらえば
この辺に、ナイロンのおこげがこびりついているはずです。
私のラケットにはおこげがついていません。
ストリングスがポリだからなのか?
私のスウィングスピードが遅くなったからなのかは不明です。
ただし、YYのステンシルのこの辺りが薄くなっているところをみると
この辺に当たっていることは間違いないようです。
フラットに打つときは直角に当たるので
左右の位置で言えば、真ん中に当たると思います。
スピンをかけるときは、斜めに当てますので
スウィング方向側に当たる位置がずれます。
ラケットの端から端までこするわけではなく
5cmとか7cmとか少しの間ボールと接していると思います。
数字は私の感触、想像で何の根拠もありません。
もし概算で出すとすれば
100km/hの速度でラケットヘッドが走り
それが、ボールの接触時間1000分の5秒間の間に走る距離をだす
斜め45度でボールに当たるので
横にずれる分を計算に入れ、サイン45度をかける。
この計算ですと、10cmくらいでしょうか?
数学好きな人、物理好きな人、暇な人はやってみてください。
嫌いな人は見なかったふりをしてください。
知らなくてもテニスにはなんの差し支えもありません。
真ん中をずらして当てるわけですが
特に意識してずらす必要はありません。
うまく打っている人は、「真ん中で打っている」
と思っています。
手の感触が、ここがスイートスポットだといっているのです。
一番飛ぶところ、感触のいいところを勝手に探し出しているだけです。
つぎに、縦方向に、先の方にずれている理由です。
ラケットとボールの衝突速度が早くなると
ラケット面が反発してくれる度合いが低くなります。
これを反発係数が低くなるといいます。
そうなると真ん中も端もとびがあまり変わらなくなります。
ラケットヘッドの方が真ん中より速度が速いので
そこで打ったほうがとびが良くなるのです。
これも手の感触は、一番飛ぶところを自動的に探し出します。
ですから自分では常にスイートスポットなのです。
もしかしたら調子の悪い時にちょっとだけ
その方向にずらして当てるつもりだと調子が戻るかもしれませんけど。
フォアハンドのストロークも同じです。
写真でYYマークの3角形、上側の方が少し薄れています。
ここが私のフォアハンドのスウィートスポット。
昔はもっと上だったんだけど ・・・・
そうそう、回内でした。
スピンサーブは強烈に回内し
フィニッシュを状態の右側に持ってくるとうまく打てます。
スライスの場合は回内をあまり使わず
一定の面を保ったまま、フィニッシュを体の左に持っていくとうまく打てます。
回内を使いすぎるとフラット気味になり
スライスのキレが出せないようです。
回外させると、肘を痛めますから要注意。
これを『りんごの皮むきサーブ』と呼んでいます。
またまた薀蓄ですが。
先ほどのボールをはじかなくなり始める衝突速度ですが、
時速100Kmを超えるくらいが目安のようです。
男子のスウィングスピードの速い人、
サーブ、スマッシュ、フォアハンドでよくみられます。
だからうちのコーチ、T君
スマッシュでストリング、先っぽを切るのです。