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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアの構え方

 今日は印西のクラブで会員さんとプレーした。

 女性3人とダブルスをしたが

 フォアハンドのエラーが多い。

 1人が構えで、ラケットが立っていて、

 手首に角度がつきすぎている。   (ほぼ、ボレーの形)


 もう1人は、待っているときの形は打つ形になっているのだが

 手首の力が抜けているため

 引くときにラケットヘッドが遅れ

 手首の形が変わってしまう。



 試合後にインパクトの形で待ってもらい

 そのまま、引いて、打ってもらった。

 1本目から当然のように入るのですぐ納得してくれた。


 これが打つ形での引き始め。  (10月8日、藤田コーチの写真、再登場)

低い引き始め


 そして半分くらい引けたところ。

低い構えからの引き


 フォアハンドというと構え方引き方。

 「松原というやつは何でそればかりなんだ」 不満

 という人も多いと思う。

 私もそう思う。 ガハハ


 実は、クラブプレーヤーの9割以上がこの問題を抱えていると思う。

 そしてこれをクリアーしなければ

 安定したフォアハンドのハードヒットはまず無理。

 逆に、これをしているのにフォアが打てないなんて人はまずいない。

 というほどの、基本中の基本だからだ。


 うちのスクールでも

 初級のクラスではコーチが強調するので、結構みんなちゃんとできている。

 うちが上達が早いのは、これがだいぶ寄与していると思う。

 中級上級と進むにつれ、ボレーの構えに引っ張られるのか

 ラケットを立てて構える人が普通になり。

 かなりの確率でフォアが打てなくなってしまう。


 ストロークとボレーで違う構えをすると違反だと思っているのかもしれない。 あれー?


 ぜひボレーとストロークは構えを分けましょう。

 ストロークはラケットヘッドを下げて構えましょう。


 『インパクトの形の構えをし』

 『そのまま引いていくこと』

 たったそれだけで、フォアハンドの名手間違いなし。

 やってみませんか。 メガホン



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:17 | コメント(2) | トラックバック(0)