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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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追い出されたらロブは?

『フランカー』 さんから質問をいただきました。


 以下がコメント中のその部分です。


マイク 今回松原コーチにお聞きしたいのは大きくコート外に振られた際にうまくロブを上げられず浅くなり(両サイドともに)次で決められてしまうという場面が多いのですが
振られた際に上手くロブを上げるという技術を教えていただけたらと思います

それから以前書かれていましたスライスサービスはプロネーションを控えめにして打つについては分かるのですがスピンサービスはプロネーションを使って体の右側に振りぬくという記載があり 何故プロネーションを使わなければいけないのかよく分かりませんでした
現在基礎からスピンサービスの2ndを練習していることもあり良ければそのあたりも解説をしていただければと思います

投稿者 フランカー 2009/10/30 01:38


 私の答えです。

スマイル サーブのプロネーションについてはたいへんいい質問だと思います。

 写真があると説明しやすいので
明日、印西で写真が撮れましたら、やりたいと思います。



 そこで、ロブの話です。

 スライス系のロブを前提として話します。

 というのは、状況から見て攻められているわけで
もし、トップスピンロブを考えているのであれば
それは、ショットの選択ミスと考えたからです。

 もちろん、質問者が、『ナダル』 さんであれば
必ずしもそうではありません。              イシシ



 さてスライス系のロブです。

 スライス系のロブならどこから打ったからとびが悪いということはないと思います。

 打ち方の問題でしょうか?

 しっかり引いて、スウィングし、
インパクトでスウィングを止めるような感覚で打ちます。

   (この止め加減がタッチです、強さ、飛距離を決めます)

 もちろん手打ちでいいんです。 (正確には腕打ちです)

 そうすれば、余裕のあるときでも、ぎりぎりで追いついたときでも
同じようなスウィングができるし、同じ当りが出せると思います。


 もし運ぶような感覚で打っているなら
それとも、全身で打つようなイメージがあるなら
体勢が悪いとき、やっと追いついたときなどに
飛距離が出ないといったことがあるかもしれませんね。




 もうひとつ

 ロケーションとして考えられるのは
横に追い出されると、サイドラインに対し斜めに打つわけで
普通にストレートに上げる場合と比べ
ベースライン深く打つにはかなり飛距離を大きくしなくてはいけません。

 「その分も考え、思い切って深く打ったら」 ということです。  叫び

 
 それとそのときは、クロスにしっかり深く上げると、

 ロブ自体もエラーしにくく、

 スマッシュされたボールにも、少しは追いつきやすくなります。



 先ほどの打ち方の練習法ですが

 『ロブとジャンピングスマッシュのラリー』 はどうでしょうか。

 インパクトのタッチを磨くのによい練習だと思います。

 それと、暇がないので、運ぶようなロブですと、
対応できないような状況を作れます。       まいったぁ



 おせっかいに、もうひとつ付け加えますと、『早く引くこと』 です。

 足が追いついたときにラケットも間に合うように
早めに引いておき、ぎりぎり追いつきながらスウィングを始めます。

 そしてぎりぎり追いついたところでジャストミート。 拍手   ナイス!




技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:20 | コメント(2)| トラックバック(0)
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コメント
こんばんは 早速のお返事ありがとうございます
残念ながらナダルではありませんのでスライスロブを選択しています(笑)


ご指導を踏まえて考えられる原因は
1 結構体を使って打っているので普通の時はいいが追い込まれた時に距離が短くなりがち

2 コースの問題
癖なのかクロスよりストレートに打つ傾向あり 追い込まれていて短くなるので前衛に打ち落とされる

アウトを恐れずにクロスに回転をかけて飛ばすことが大事なんですね
練習方法もボレストの時に相手に一言お願いして練習すれば可能のようです

早く準備していればミスする可能性が大きく減るんですよね
今これを改めてやり直しています 

それでは引き続きサービスの件もよろしくお願いします



投稿者 フランカー 2009/10/30 21:47
またまた質問で済みません
テニスを知ろうと思えば思うほど、次から次とお聞きしたいことがわき出してしまって、、、
松原コーチのDVDの中で手首を固めて、、、と解説している場面が何度かあります、また先日テニスコーチの経験がある友人とテニスをしたときですがやはりボレーの時手首がフニャフニャしているよ!!もっとしっかり固定して面を作って!と言われました。
ただ私がつい最近まで参考にしていたホームページには
 今、実験をしてみましょう。拳を力一杯握りしめてみてください。そしてその状態で手首をくねくね曲げようとしてみてください。意に反して手首は全く曲がらないと思います。このことから
 柔らかい手首 = 握力の抜けた手首
 手首が硬い人 = 強く握りしめて打球する人
だということが理解できると思います。
握力の入った手首の硬いグリップで速いスイングをしようとすると、打球面が上を向いてボールは当然アウトしてしまうことが理解できると思います。上向きの面でコート内にボールを納めるためには、スイングスピードを遅め、万有引力でコートに収めるより仕方ないわけです。つまり手首が硬いと速いボールは打てないのです。
 速いボールを打つために必要なトップスピンをかけるために、面を平ら(正確には微妙に上向き)に保ちながら下から上まで振り抜くには、手首の角度を柔らかく徐々に変えてやらなくてはならないのです。先に述べましたように手首を柔らかくするためには、握力を抜く必要があります。ところが握力を抜くと面ぶれが起こりやすくなります。握力を抜いても面ぶれを防ぎたい場合どうすればよいでしょう? 答は簡単、グリップサイズを太くすればよいのです。
と言う解説がありましてグリップも改造して7~8位にして使用していました。
私の感想はグリップを改造したらストロークは、そこそこ打てますが、サーブ、スマッシュは非常に打ちにくくなってしまったかな、
といった感じです。
真実はどうなんでしょうか?
またプロの人は幾つくらいのグリップサイズなのでしょうか?

他のホームページの文章をそのまま書いてしまいました、その部分はカットしていただいてかまいませんので、お答えだけ頂ければ幸いです。
投稿者 ヒロリン 2009/10/31 11:16
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