2009年10月05日
なぜ手首を固めるのか
『以前にエルボー』 さんから、きのうのフォアハンドを安定させる話にコメントをいただきました。
以下がその全文です。
今回の記事についてもう少し質問させていただいて良いでしょうか?
フェデラーはテイクバック直後、スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます。
このブログの5月のフォアに関する記事で、フォアで力を抜くのはすすめない、手首は固めたままが良いという事でしたが、最初の構えと引き始めをしっかり決めることがきっちりできていれば、力を抜くのも良いと思われますか?
私の答えです。
まったくそのとおりです。
なぜ、力を入れて、手首を固めるかというと
『ラケット面を狂わせたくない』 からです。
いつが一番狂いやすいタイミングかといいますと、テイクバック時です。
(その次はインパクト時でしょうか)
この時、ラケットは腕に引っ張られている状態ではなく
押されている形なので、力を抜くと、
ラケットの慣性力で (重さが残ろうとする)
手首の形が変わってしまいます。
前に向かって、振り始めた後はラケットが腕に引っ張られている状態なので
少しくらい緩めても面の向きは大きくは変わりません。
フェデラーは振り始める時に面の横方向が動くように手首を緩め
パンチ力を増しているようですね。
これがその連続写真です。
『以前にエルボー』 さんが
「スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます」
と指摘しているところですね。
いい目の付け所、さすがです。
ただこの緩め方というのが問題で、
緩めすぎると、不安定につながる恐れもあるので要注意です。
一般的に、クレーコートプレーヤーは緩め気味。
ハードコートプレーヤーは固め気味です。
ゆるすぎの人は、フレンチには出ても、USオープンには入れてもらえないことが多いようです。
また、同じプレーヤーでも、サービスリターンのときは
かなり固めるようですよ。
これは、アガシ、リターンの連続写真です。
6コマ目、インパクト後も手首の角度を保っていますよね。
世界一リターンのコツでしょうか。
私はこう考えています。
力みすぎくらいでいい。
うまくなれば、自然に力は抜けてくる。
『抜けすぎよりは力みすぎのほうが事故は少ない』
以下がその全文です。
今回の記事についてもう少し質問させていただいて良いでしょうか?
フェデラーはテイクバック直後、スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます。
このブログの5月のフォアに関する記事で、フォアで力を抜くのはすすめない、手首は固めたままが良いという事でしたが、最初の構えと引き始めをしっかり決めることがきっちりできていれば、力を抜くのも良いと思われますか?
私の答えです。
まったくそのとおりです。
なぜ、力を入れて、手首を固めるかというと
『ラケット面を狂わせたくない』 からです。
いつが一番狂いやすいタイミングかといいますと、テイクバック時です。
(その次はインパクト時でしょうか)
この時、ラケットは腕に引っ張られている状態ではなく
押されている形なので、力を抜くと、
ラケットの慣性力で (重さが残ろうとする)
手首の形が変わってしまいます。
前に向かって、振り始めた後はラケットが腕に引っ張られている状態なので
少しくらい緩めても面の向きは大きくは変わりません。
フェデラーは振り始める時に面の横方向が動くように手首を緩め
パンチ力を増しているようですね。
これがその連続写真です。
『以前にエルボー』 さんが
「スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます」
と指摘しているところですね。
いい目の付け所、さすがです。
ただこの緩め方というのが問題で、
緩めすぎると、不安定につながる恐れもあるので要注意です。
一般的に、クレーコートプレーヤーは緩め気味。
ハードコートプレーヤーは固め気味です。
ゆるすぎの人は、フレンチには出ても、USオープンには入れてもらえないことが多いようです。
また、同じプレーヤーでも、サービスリターンのときは
かなり固めるようですよ。
これは、アガシ、リターンの連続写真です。
6コマ目、インパクト後も手首の角度を保っていますよね。
世界一リターンのコツでしょうか。
私はこう考えています。
力みすぎくらいでいい。
うまくなれば、自然に力は抜けてくる。
『抜けすぎよりは力みすぎのほうが事故は少ない』
大変参考になりました。
ところで、テニス雑誌などでは脱力の第一人者はフェデラーとなっています。
手首はゆるすぎではなく、腕の力は抜けている、ということでしょうか?
松原コーチはどんな風に見ていらっしゃいますか?