2011年03月19日
原発とドロップショット
『翡翠』さんからコメントをいただいた。
停電の話、ドロップショットの質問、原発の話でした。
以下がそのコメントの質問と原発の部分です。
・・・ 前略 ・・・
ところで、ドロップショット(バックハンド)の打ち方について質問なのですが、本に「フィニッシュの時にラケット面が自分の方を向くように」と書いてあったので、実践してみたのですが、うまくいきません。
松原コーチからご覧になって、このアドバイスは正しいでしょうか?
ドロップショットの打ち方を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
P.S 福島の原発の放射線が心配ですね・・・
テレビでは大丈夫と言ってましたが・・・
報道規制がされているらしく事実が隠蔽されてしまっているようなの で。
ではでは、松原コーチも外でレッスンをされる際にはお気をつけてm(_ _)m
投稿者 翡翠 2011/03/17 19:50
私の答えです。
まず最初に大昔の私の専門?
原子力の件です。
実は大学で在籍していたのが、原子工学科というところで
テニス部の本科の次の予科として通っていました。
あまり優秀な学生ではなかったのですが
原子炉や放射線などに関しては一通りの知識があります。
これ以上事故が進まないよう、ホントいらいらしています。
今日になってほうれん草などから放射能が検出され
どれかの燃料棒の破損がばれちゃった感じです。
放射線は、今のレベルでは大丈夫ですし
外でテニスをしていても平気です。
いたずらにパニックにならないほうがいいと思います。
しかし現場の稚拙な対応については・・・
水もちょこっと撒いて、状況を検討なんてやっていますが
そんな場合じゃない
検討の結果、もう少し撒いとけば・・・
なんて結果だったらどうするんでしょう。
あと10倍ほどぶちまけておいてから状況を見る
くらいの現実の知恵が無ければならないと思うのですが
それと、危険でそばへ行けないので中を覗けないようですが
ラジコンヘリでも使えば簡単にハイビジョン撮影できるはずです。
ヒロボーというラジコンヘリのトップ企業に頼めば
数10万円くらいでやってくれると思います。
ホント、ハイレベルな技術者はいっぱいいるんでしょうが
今は狭い高級な理論より広い視野の乱暴な知恵が必要なときだと思います。
現実感のある民間の知恵を使えばどんどん仕事が進むのではないかと思うのですが
でも、ご心配いただき、ありがとうございます。
外でテニスをすることですが
今後、さらに大きな事故に進まない限りは大丈夫ですよ。
さて、本科のテニスの話です。
ドロップショットの打ち方。
フェデラーやエナンは強烈にアンダースピンをかけたバックハンドのドロップショットを打ちます。
ベースラインから1発で決めるようなドロップショットを打つとき
えぐるようにスウィングするので
かなり上向きの面でインパクト
その後さらに上を向いていきますので
上向きを通り越して少しこちら向きまでいくかもしれませんね。
これはプロ中のプロにして初めてできるスーパーショットです
プロなら素人相手にはできると思いますが
プロ同士の試合では普通は無理だと思います。
ですから、素人が素人相手に打つのは無理です。
そうまでしてスーパーショットを打ってもテニスでは1点しかもらえません。
じゃあ、現実的なドロップショットはどうしたらいいでしょうか。
結論を先に言いますと、スライス気味に打つ、『小さなロブです』
スライスボレーを打つようなスウィングで
ネットの少しだけ向こう側に落ちるように小さなロブを打ちます。
低い弾道で打とうとすると、スピードが出てしまいます。
バウンド位置も深くなり、バウンド後も深く弾んでしまいます。
山なりのボールなら、スピードを遅くできます。
バウンド位置も浅くできるし、2バウンド目も浅くすることができます。
(放水もこんな風にふんわり山なりにすれば、燃料棒を傷つけずにすむかも)
ロブの高さは頭と同じかもうちょっと上あたりでしょうか。
そして、上達するにつれて
低めに、しかも浅めにコントロールできるようにしていけばいいのです。
この話は、バックハンドだけではなく、フォアハンドでもまったく同じです。
さっきも言いましたが
あまり難しい打ち方はしないほうがいいと思います。
上向きの面でそおっと小さなロブで充分決まりますよ。
テニスでは1点しか取れないのです
それなのに、ミスった途端に、その1点は相手に行くのです。
なんか原発でいらいらしているので、毒のある言い方になっているかもしれません。
そういえば、原子炉で使うホウ素、ホウ酸の形にして水にまざっているのですが
確か、中性子を吸収して、核分裂を止める、『ポイズン』 という言い方をしていたと思います。
毒も時には必要なのです。
まあ、大昔の知識ですし
石器時代からのテニスの、しかも予科ですので
もしかしたら、原子工学科というのは錯覚で
ホントは広い知恵を求める、原始工学科だったかもしれません。
そろそろ、記憶も定かではなくなってきたようです。
停電の話、ドロップショットの質問、原発の話でした。
以下がそのコメントの質問と原発の部分です。
・・・ 前略 ・・・
ところで、ドロップショット(バックハンド)の打ち方について質問なのですが、本に「フィニッシュの時にラケット面が自分の方を向くように」と書いてあったので、実践してみたのですが、うまくいきません。
松原コーチからご覧になって、このアドバイスは正しいでしょうか?
ドロップショットの打ち方を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
P.S 福島の原発の放射線が心配ですね・・・
テレビでは大丈夫と言ってましたが・・・
報道規制がされているらしく事実が隠蔽されてしまっているようなの で。
ではでは、松原コーチも外でレッスンをされる際にはお気をつけてm(_ _)m
投稿者 翡翠 2011/03/17 19:50
私の答えです。
まず最初に大昔の私の専門?
原子力の件です。
実は大学で在籍していたのが、原子工学科というところで
テニス部の本科の次の予科として通っていました。
あまり優秀な学生ではなかったのですが
原子炉や放射線などに関しては一通りの知識があります。
これ以上事故が進まないよう、ホントいらいらしています。
今日になってほうれん草などから放射能が検出され
どれかの燃料棒の破損がばれちゃった感じです。
放射線は、今のレベルでは大丈夫ですし
外でテニスをしていても平気です。
いたずらにパニックにならないほうがいいと思います。
しかし現場の稚拙な対応については・・・
水もちょこっと撒いて、状況を検討なんてやっていますが
そんな場合じゃない
検討の結果、もう少し撒いとけば・・・
なんて結果だったらどうするんでしょう。
あと10倍ほどぶちまけておいてから状況を見る
くらいの現実の知恵が無ければならないと思うのですが
それと、危険でそばへ行けないので中を覗けないようですが
ラジコンヘリでも使えば簡単にハイビジョン撮影できるはずです。
ヒロボーというラジコンヘリのトップ企業に頼めば
数10万円くらいでやってくれると思います。
ホント、ハイレベルな技術者はいっぱいいるんでしょうが
今は狭い高級な理論より広い視野の乱暴な知恵が必要なときだと思います。
現実感のある民間の知恵を使えばどんどん仕事が進むのではないかと思うのですが
でも、ご心配いただき、ありがとうございます。
外でテニスをすることですが
今後、さらに大きな事故に進まない限りは大丈夫ですよ。
さて、本科のテニスの話です。
ドロップショットの打ち方。
フェデラーやエナンは強烈にアンダースピンをかけたバックハンドのドロップショットを打ちます。
ベースラインから1発で決めるようなドロップショットを打つとき
えぐるようにスウィングするので
かなり上向きの面でインパクト
その後さらに上を向いていきますので
上向きを通り越して少しこちら向きまでいくかもしれませんね。
これはプロ中のプロにして初めてできるスーパーショットです
プロなら素人相手にはできると思いますが
プロ同士の試合では普通は無理だと思います。
ですから、素人が素人相手に打つのは無理です。
そうまでしてスーパーショットを打ってもテニスでは1点しかもらえません。
じゃあ、現実的なドロップショットはどうしたらいいでしょうか。
結論を先に言いますと、スライス気味に打つ、『小さなロブです』
スライスボレーを打つようなスウィングで
ネットの少しだけ向こう側に落ちるように小さなロブを打ちます。
低い弾道で打とうとすると、スピードが出てしまいます。
バウンド位置も深くなり、バウンド後も深く弾んでしまいます。
山なりのボールなら、スピードを遅くできます。
バウンド位置も浅くできるし、2バウンド目も浅くすることができます。
(放水もこんな風にふんわり山なりにすれば、燃料棒を傷つけずにすむかも)
ロブの高さは頭と同じかもうちょっと上あたりでしょうか。
そして、上達するにつれて
低めに、しかも浅めにコントロールできるようにしていけばいいのです。
この話は、バックハンドだけではなく、フォアハンドでもまったく同じです。
さっきも言いましたが
あまり難しい打ち方はしないほうがいいと思います。
上向きの面でそおっと小さなロブで充分決まりますよ。
テニスでは1点しか取れないのです
それなのに、ミスった途端に、その1点は相手に行くのです。
なんか原発でいらいらしているので、毒のある言い方になっているかもしれません。
そういえば、原子炉で使うホウ素、ホウ酸の形にして水にまざっているのですが
確か、中性子を吸収して、核分裂を止める、『ポイズン』 という言い方をしていたと思います。
毒も時には必要なのです。
まあ、大昔の知識ですし
石器時代からのテニスの、しかも予科ですので
もしかしたら、原子工学科というのは錯覚で
ホントは広い知恵を求める、原始工学科だったかもしれません。
そろそろ、記憶も定かではなくなってきたようです。