2011年03月29日
フォアのスライス
今日は、『スジガネ君FV』 の登場だ。
![スジガネ君FV参上](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5893.jpg)
実は『翡翠』 さんから
フォアハンド・スライスのスウィングと深さのコントロールについて質問があった。
写真を探していたら1年半も前にこんな記事を発見したので少し直しながら再利用。
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
省エネの世相にピッタリだ。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
これで、スウィングについては理解してもらえると思う。
深さコントロールは打球の強さのコントロール
もちろん打ち出し角度の高さコントロールもあるが
基本的には、強く打てば深く、軽く打てば浅くなる。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
スライスは止めながら、ブレーキを掛けながら
打つとコントロールと切れがよくなるが
その止め方、力の入れ方は慣れてもらうしかない。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
さて、『スジガネ君FV』 は、スジガネ君兄弟の4番目。
肩の関節しか動かさないでボレーを打つ、けっこう意固地なやつだ。
フォアボレーの名人、フォアのスライスもお手の物だ。
というより、他のショットは一切打てない。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
彼の肩は、1本の軸を中心に回るだけ。
それにスウィング中は、肘も手首も
上体の向きさえ動かさないから、面がぶれようがないんだそうだ。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
肩の関節を見せてもらった。
![肩の構造](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5894.jpg)
1本のビスを軸にアルミの腕が回転するだけ。
単純な動きなんだ。
それでは早速、見本をやってもらおう。
これは、大きく引いたところ。
![引いたところ](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5897.jpg)
なんと面が少しだが、下を向いている。
あのエドバーグみたいだ。
あっ、振りはじめた。
![フォワードスウィング](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5898.jpg)
よかった少し面が上を向き始めた。
いよいよインパクトだ。
![インパクト横向き](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5899.jpg)
そして、フォロースルー。
![フォロースルー横向き](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5900.jpg)
確かに、肩を中心に弧を描いて振っている。
面もだんだん上向きになっている。
そして上体の向きは変えていない
開かないというのはこうゆうことらしい。
私 「でもおまえ、下向きの面で振り出してあの低い打点、ネットしたんじゃないの?」
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
FV 「インパクトでかなり上向きになったのを見たろう」
「サービスラインからの切れのいいショットさ
ベースラインの20cm内側、君の解説もまだまだだね」
![ガハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/35.gif)
「えっ、その切れのよさはどこから来るの」
「アウトサイドインのスウィングだよ、そんなことも知らないの?」
「もう一度打ってあげるから、正面から、見なさい」
「まず引いたところだ」
![引いたところ 正面](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5906.jpg)
「フォワードスウィングだ」
「斜め45度の向きに構えているから
自然にアウトサイドインのスウィングになるだろう」
![フォワードスウィング 正面](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5907.jpg)
「次、インパクト、当然ジャストミートだ」
![インパクト 正面](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5908.jpg)
「そして、フォロースルー」
![フォロースルー 正面](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5909.jpg)
「特にフォローの写真を見ると、外から内へ引き込んできたのがわかるだろう」
「肘がだんだん、身体に近づいていってるから、確かにアウトサイドインなんだけど ・・・」
「ちゃんと望遠で撮らないから、遠くのが小さくなっちゃうんだよ」
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
「あのころは3倍ズームしか持ってなかったんだよ」
「ちゃんと新しいほうのカメラで取り直せばいいのに」
「ハーイ」
はて、そうゆう話だっけ。
まあ、皆さん自分の腕で、肩の軸を意識して
しかも、斜め45度で構えて、動かしてみてください。
アウトサイドイン、すぐ実感できますよ。
そうそう忘れていました
写真でもわかると思いますが
大きな引きですよね、そして小さめなフォロースルー。
インパクトでブレーキを掛けていくように振ればこうなりますよね。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)