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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアのスライス


今日は、『スジガネ君FV』 の登場だ。


スジガネ君FV参上


実は『翡翠』 さんから
フォアハンド・スライスのスウィングと深さのコントロールについて質問があった。

写真を探していたら1年半も前にこんな記事を発見したので少し直しながら再利用。  冷や汗

省エネの世相にピッタリだ。  うるせー


これで、スウィングについては理解してもらえると思う。

深さコントロールは打球の強さのコントロール
もちろん打ち出し角度の高さコントロールもあるが
基本的には、強く打てば深く、軽く打てば浅くなる。 ナイス!

スライスは止めながら、ブレーキを掛けながら
打つとコントロールと切れがよくなるが
その止め方、力の入れ方は慣れてもらうしかない。  悪だくみ



さて、『スジガネ君FV』 は、スジガネ君兄弟の4番目。
肩の関節しか動かさないでボレーを打つ、けっこう意固地なやつだ。

フォアボレーの名人、フォアのスライスもお手の物だ。
というより、他のショットは一切打てない。  あれー?         


彼の肩は、1本の軸を中心に回るだけ。
それにスウィング中は、肘も手首も
上体の向きさえ動かさないから、面がぶれようがないんだそうだ。  びっくり

肩の関節を見せてもらった。

肩の構造


1本のビスを軸にアルミの腕が回転するだけ。

単純な動きなんだ。



それでは早速、見本をやってもらおう。

これは、大きく引いたところ。

引いたところ

なんと面が少しだが、下を向いている。
あのエドバーグみたいだ。


あっ、振りはじめた。

フォワードスウィング

よかった少し面が上を向き始めた。


いよいよインパクトだ。

インパクト横向き


そして、フォロースルー。

フォロースルー横向き


確かに、肩を中心に弧を描いて振っている。

面もだんだん上向きになっている。

そして上体の向きは変えていない
開かないというのはこうゆうことらしい。


私  「でもおまえ、下向きの面で振り出してあの低い打点、ネットしたんじゃないの?」  悪だくみ

FV 「インパクトでかなり上向きになったのを見たろう」

「サービスラインからの切れのいいショットさ
   ベースラインの20cm内側、君の解説もまだまだだね」  ガハハ 


「えっ、その切れのよさはどこから来るの」  

「アウトサイドインのスウィングだよ、そんなことも知らないの?」

「もう一度打ってあげるから、正面から、見なさい」  

「まず引いたところだ」

引いたところ 正面


「フォワードスウィングだ」

「斜め45度の向きに構えているから
   自然にアウトサイドインのスウィングになるだろう」


フォワードスウィング 正面

「次、インパクト、当然ジャストミートだ」

インパクト 正面


「そして、フォロースルー」

フォロースルー 正面


「特にフォローの写真を見ると、外から内へ引き込んできたのがわかるだろう」

「肘がだんだん、身体に近づいていってるから、確かにアウトサイドインなんだけど ・・・」  

「ちゃんと望遠で撮らないから、遠くのが小さくなっちゃうんだよ」  冷や汗

「あのころは3倍ズームしか持ってなかったんだよ」

「ちゃんと新しいほうのカメラで取り直せばいいのに」 

「ハーイ」  

はて、そうゆう話だっけ。   

まあ、皆さん自分の腕で、肩の軸を意識して
しかも、斜め45度で構えて、動かしてみてください。

アウトサイドイン、すぐ実感できますよ。



そうそう忘れていました
写真でもわかると思いますが

大きな引きですよね、そして小さめなフォロースルー。

インパクトでブレーキを掛けていくように振ればこうなりますよね。 ナイス!


スライス | 投稿者 松原コーチ 19:55 | コメント(1) | トラックバック(0)