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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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上体の持久力

持久力の鍛え方について、『Gecky』 さんから質問をいただきました。
私も若いころは持久力が無くて苦労しました。
今はもっとありませんが、不思議に他人からはタフだといわれています。

さて、以下がそのコメントの全文です。


マイク 持久力の鍛え方について教えてください。
私は練習でも試合でも後半になってくると腕や肩が疲れてきてしまい、調子が悪くなってきてしまいます。
そこで素振りや筋トレなどで少しでも持久力を付けたいと考えています。
以前このブログで「素振りをあまり沢山しない方が良い」というようなことを書かれていた記憶があるのですが(勘違いだったらすいません)、ボールを打たずに出来る、おすすめの練習方法はありますでしょうか?
投稿者 Gecky 2011/04/19 12:57





私の答えです。

スマイル まず、素振りの話です。
「素振りをたくさんしない方が良い」 という話ですが
これはボール無しでやり続けていると
ボールが入らない打ち方をやっている可能性が高い、というためです。
もしそうなら、ヘボの癖をつけるための練習というわけです。

やればやるほど下手になります。    怖~い


さて持久力です。
私の若いころの問題の持久力は足でした。
シングルスで長いこと走っていると、足にきて、よく痙攣していました。
その場合なら一番簡単なのはランニングです。
どれくらい走るのかというと
昔、昔、アーサー・アッシュという人が雑誌の取材で答えていました。

「はくまで」 だそうです。

アーサー・アッシュという人は1970年ころのチャンピオン
アフリカ系のアメリカ人です。
黒人なこと、心臓病のこと、エイズのこと、いろいろな話題のある人ですが
私にとっての重要事項は
「左足着地サーブの先駆者」 であることです。
サーブアンドボレーで
フレンチ以外の3つのグランドスラムタイトルを取っています。



さてさて、腕や肩の持久力の話。

たぶん、持久力というより筋力がないんだと思います。
ですから疲れちゃう。

テニスのラケットくらい、小指だけでも振れるようになれば、疲れません。  筋肉

ですから筋トレでしょう。
腕まわり肩まわりをしっかり強化しましょう。

理屈で言うと、一番効率的に筋力をつけるには
週に2回か3回以上
10回で限界になる程度の負荷でトレーニングをするといいのです。  ピース

バーベルやダンベル、マシントレーニングなどをやるのが一番効果的なのですが
とりあえず、簡単にできるのは、腕立て伏せ。
これが50回くらいは軽くできるのなら、足の位置を高くしてやる。
それでも物足りなくなったら
負荷が足りないので、道具やマシンを使う必要があると思います。

そういえば、大昔、受験勉強中の眠気覚ましに
本をいっぱいつめたリュックサックを置いておき
眠くなると、それをかついで
足を椅子の上において腕立て伏せをした覚えがあります。 ワハハ
マシンが無くても負荷は上げることができるということです。


もうひとつは腕立ての逆を鍛える、懸垂、または縄のぼり。
専用の道具が無くても
公園に行けばいろいろな遊具がありますし
最近見かけないけど、ぶら下がり健康器もOK。


最後に体幹部分の強化。
腹筋を鍛える、シットアップ。
足を押さえてもらい、上体上げです。
これは必ず、ひざを120度ていど曲げて、腰を痛めないようにしてください。
それとひっくり返って、背筋の強化。
この2つは、楽々、100回くらいできるようにしましょう。

もっと鍛えるには
トレーニングジムへ行けば
足の位置を上げることのできる台がありますが。


更に、楽しく鍛えるには、ジャッキー・チェンの映画を見て勉強するといいです。 びっくり

冗談みたいですが
負荷をかけて、総合的に鍛えるのが一番です。
たとえば、腕立て伏せでも、腕の筋肉だけじゃなく
全身をいろいろ使いますよね。
一ヶ所の筋肉だけを鍛えるようなマシントレーニングがいいとは限りません。  悪だくみ

テニスはいろいろな筋肉が必要だからです。

自分なりに工夫すると面白いです。   ナイス!



練習法 | 投稿者 松原コーチ 20:57 | コメント(1) | トラックバック(0)