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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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サーブコース打ち分け

『翡翠』 さんからサーブの質問をいただきました。

彼女は何度か質問をいただいている、左利きの女性です。
そりゃあ、彼女だから女性ですよね。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチこんばんは

サービスについて質問です。
自分はいつも、ジュースコートからはスピンサーブ、アドコートからはスライスサーブを打ちます。
ジュースコートからスライスサーブを打つのが苦手だからなのですが・・・
スピンサーブは殆どの確立で入りますが、威力がない為相手のバック側に打っても、回り込まれて打ち込まれてしまいます。

威力のあるスピンサーブを打てるようになるより、ジュースコートからスライスサーブを打てるようにする方が簡単だとおもうのですが、打ち方がよく分かりません。
教えていただけないでしょうか?
できれば、スピンサーブの威力を出す方法も教えて頂けると助かります。
よろしくお願いします。

投稿者 翡翠 2011/04/01 22:28




私の答えです。

スマイル 以前にも同じ説明をしたので同じ写真を使いますがご勘弁を。

まず全体の考え方ですが
両サイドで同じサーブを打つべきです。

特に女性で、左利きと来れば
答えは、「スライスサーブです」 ピース

スライスサーブは力が要らないので女性向。
左利きのスライスサーブは取りにくい。

もうひとつ言うと
「左利きの女性のスピンサーブは相手フォアにポコンとはねます」

つまり一番のカモになる可能性が高いです。

カモにならないほどのスピンサーブを打つには
相当なセンス、プラス、腕っ節
特に握力が必要になります。

私の捜査ファイルによりますと
『翡翠』 さんはとても握力の弱い方となっています。

もしスピンにこだわるなら、腕立て伏せから始めてください。 怖~い



さてスライスサーブをジュースコートから打つコツです。

もし右利きならアドコートから打つコツと言うことになります。


これはレシーバー側から見たアドコートの構えです。

アドコートの構え


そしてこれがアドコートと同じ向きに構えたつもりのジュースコート。

ジュースコートの間違った構え


スライスサーブがこちらに飛んでくるとは思えない。  

どちらの写真もレシーバーの方向から見た絵なので
ボールがこちらに飛んでくるなら、構えは同じ形に見えなければうそ。
だが現実にはこうなる人が多く
これが右利きのアドコート、左利きのジュースコートを難しくしているのです。  悪だくみ


実は先ほどのジュースコートの構え
何がいけないのかというと、どうしてこうなっちゃうのかというと
ベースラインに対しての向きをアドコートと同じにしているのです。 あれー?


本当は打つ方向に対し構えの向きを同じにするべきなのです。  

ですからこの向きがホント。

アドコートの正しい構え


これならこちらに飛んできそうでしょう。 


こうすればどちらのサイドも同じになるはずなのだがそう簡単にはいかない。


トスを上げる腕の方向です。

打つ方向に対する構えだけではなく
トスを上げる方向を打球方向に対し同じにしなければなりません。

もちろんスウィングの方向も打球方向に対し同じにしなくてはいけないのです。 



スウィングの方向についてはこうしましょう。

ジュースコートのサーブのとき
目標をダブルスサイドラインのさらに左側3mくらいにしましょう。
そこにフォールとするつもりで打つ。

ジュースコートのサーバーから見て左側
相手のジュースコートにサーブが炸裂するのが見えると思います。 ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:39 | コメント(1) | トラックバック(0)