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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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鍛える話の続き

『Gecky』 さんからトレーニングについての質問の続きです。

以下がそのコメントの全文です。


マイクアドバイスありがとうございます。
早速、今晩から始めたいと思います。
よく野球、テニスのスポーツプロ選手の映像でゴムチューブなどを使ったトレーニングを見かけます。これは多分軽めの負荷じゃないかと思うのですが、(インナーマッスルの強化?)これについて、松原コーチはどのようにお考えでしょうか?

投稿者 Gecky 2011/04/21 09:19






私の答えです。

スマイル サーブを打つにも、ストロークを打つにも
インナーマッスルは大切ですね。

これは、以前のコーチ研修会でサーブのときの
腕の内旋を感じてもらっているところです。

内旋の力の入れ具合


この動きをさせているのが肩の奥のインナーマッスルですね。
この動きの筋肉を鍛えることも必要だし
力を入れることの感覚を知ってもらうこともトレーニングでは必要なのです。



さて、かなりのレベルのアスリートは器具を使って恐ろしいほどの鍛え方をしています。
それに対して最近は、従来のマシントレーニングでは鍛えられない
インナーマッスルについてはゴムチューブなどを使って鍛えているのです。  筋肉

いじわるな見方をすると

あまりにも専門的に、限定された筋肉を鍛えてしまうので
それ以外の細かい筋肉の強化がいろいろと必要になるのです。  悪だくみ

かなり、大雑把な言い方ですが
私の紹介した、自分の身体を負荷にするトレーニングは
あまり筋肉を限定しません。
そのかわり絶対的なレベルは低いのです。
腕立て100回、腹筋100回、背筋100回できるようになったくらいで
アスリートっぽい、本格的なトレーニングをしてもいい身体になったのかな   あれー?
というところでしょうか。

それとも総合的な体質改善といったところでしょうか。

それでもこれくらいで、少しくらい試合をしても
腕や肩が疲労してくるということはなくなるのではないでしょうか。  ワハハ


まあ、これくらいが楽勝になったら
そして、それ以上が必要なレベルなら
具体的には、全日本出場を目指すくらいでしょうか?
トレーナーについてもらい、本格的なマシントレーニングに入ったらいいのではないでしょうか。

それプラス、テニスに必要な肩のインナーマッスル強化、ゴムひもトレーニングの開始です。  ナイス!


そういえば思い出しました。
昔、お世話になったある社長さん
しばらくやめていた空手を再開したいのでトレーニングを始めたとのお話。

先ほどの、腕立て等、どれも300回以上できるようになったら  冷や汗
空手の練習を再開するとのこと。

それくらいの身体にならないと、空手では怪我をしてしまうのだそうです。

武道家、恐るべしです。  びっくり




練習法 | 投稿者 松原コーチ 20:16 | コメント(1) | トラックバック(0)