2011年04月07日
フォアで打ち負けたら
『ぼこびっち』 さんから質問をいただきました。
トップスピンのかかった高く弾むボールにどう対処するかという問題です。
技術的にどう対応するのかということ、プラス
戦術的、戦略的にどう対応するのかという視点が必要になりそうです。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見してます。
テニス暦も10年を越えて中上級くらいかと自覚してます。
サークルに時々来る上級者のストロークがえげつなく跳ねて、一度主導権を握られると防戦一方になってしまいます。高い打点で打つのは苦手ではないのですが、特有の着弾してから加速するような弾道もかさなって、なかなか切り返すことができずにいます。
慣れればなんとかなるものなのでしょうか。アドバイスをお願いします。
また、えぐい沈み方をするのでボレーも大変です。しっかり振ったほうが、ちゃんとヒットできるような気がしてますが、こちらもアドバイスをおねがいします。
投稿者 ぼこびっち 2011/04/02 22:21
私の答えです。
相手のストロークがスピンがかかって強力とのことですが
とりあえず、それはフォアハンドだと仮定してお話します。
高く跳ねるボールでの打ち合いですが
高い打点は嫌いではないとのお話ですので
一番簡単な解決法は、練習して、打ち勝てるようになること。
技術的には高く構えられるようになることと
テイクバックは小さめで
右から左へ振るワイパースウィング。
力強い振りきりでのフィニッシュ
といったところでしょうか。
特に、構えを高くすることが大切です。
そしてある程度慣れれば対応できるのではないでしょうか。
技術的にも、パワー的にも打ち勝てるようになればいいのですが
相手がナダルのようなら無理です。
その場合は逃げる手を考えておかなくてはなりません。
力の入りやすい打点で打たせると
そのショットがくるわけですので
打点を変えさせるようなショットが必要になります。
一番いい手は、低い弾道のフラットショットをぶちかますことです。
早いボールを打たれるとトップスピンは打ちづらいのです。
または、スライスで滑らすかです。
反対に高く打点を変えさすにはロブです。
これが一番簡単かもしれません。
こまったら、ロブ
それを低く返してきたらこちらのペースで攻める。
後でまた、こまったらロブです。
戦術で考えるべきは、サーブとリターンです。
フォアハンドの打ち合いで試合が始まることはありえません。
最初のショットは間違いなくどちらかのサーブ
次のショットも間違いなくどちらかのレシーブです。
こちらがサーブなら
バックへ入れる
またはスライスでフォアへ滑らせる。
サービスエースもシンプルでOK。
レシーブゲームなら
バックへ返球する。
最もわかりやすいのはフォアへリターンエースを打つ。
鈴木貴男ばりの、チップアンドチャージ
サーブアンドアプローチもありですね。
ネットでの対応ですが
技術的には弾道をしっかりイメージしておくことです。
想像通り来るボールは難しくありません。
それとフォアに打って出ると負けるなら
バックへ打ってネットへ出る。
ネットに長居をしない。
特に相手がフォアになったら
ネット際への詰めを早くして決めます。
相手も、トップスピンのボールをネットすれすれに打つのは難しいのです。
ネットすれすれにきたら?
ドロップボレー。
届かないところにきたら?
たまには相手にもポイントを差上げてください。
頭をすっきりさせ、なるべくシンプルに考えてみてください。
トップスピンのかかった高く弾むボールにどう対処するかという問題です。
技術的にどう対応するのかということ、プラス
戦術的、戦略的にどう対応するのかという視点が必要になりそうです。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見してます。
テニス暦も10年を越えて中上級くらいかと自覚してます。
サークルに時々来る上級者のストロークがえげつなく跳ねて、一度主導権を握られると防戦一方になってしまいます。高い打点で打つのは苦手ではないのですが、特有の着弾してから加速するような弾道もかさなって、なかなか切り返すことができずにいます。
慣れればなんとかなるものなのでしょうか。アドバイスをお願いします。
また、えぐい沈み方をするのでボレーも大変です。しっかり振ったほうが、ちゃんとヒットできるような気がしてますが、こちらもアドバイスをおねがいします。
投稿者 ぼこびっち 2011/04/02 22:21
私の答えです。
相手のストロークがスピンがかかって強力とのことですが
とりあえず、それはフォアハンドだと仮定してお話します。
高く跳ねるボールでの打ち合いですが
高い打点は嫌いではないとのお話ですので
一番簡単な解決法は、練習して、打ち勝てるようになること。
技術的には高く構えられるようになることと
テイクバックは小さめで
右から左へ振るワイパースウィング。
力強い振りきりでのフィニッシュ
といったところでしょうか。
特に、構えを高くすることが大切です。
そしてある程度慣れれば対応できるのではないでしょうか。
技術的にも、パワー的にも打ち勝てるようになればいいのですが
相手がナダルのようなら無理です。
その場合は逃げる手を考えておかなくてはなりません。
力の入りやすい打点で打たせると
そのショットがくるわけですので
打点を変えさせるようなショットが必要になります。
一番いい手は、低い弾道のフラットショットをぶちかますことです。
早いボールを打たれるとトップスピンは打ちづらいのです。
または、スライスで滑らすかです。
反対に高く打点を変えさすにはロブです。
これが一番簡単かもしれません。
こまったら、ロブ
それを低く返してきたらこちらのペースで攻める。
後でまた、こまったらロブです。
戦術で考えるべきは、サーブとリターンです。
フォアハンドの打ち合いで試合が始まることはありえません。
最初のショットは間違いなくどちらかのサーブ
次のショットも間違いなくどちらかのレシーブです。
こちらがサーブなら
バックへ入れる
またはスライスでフォアへ滑らせる。
サービスエースもシンプルでOK。
レシーブゲームなら
バックへ返球する。
最もわかりやすいのはフォアへリターンエースを打つ。
鈴木貴男ばりの、チップアンドチャージ
サーブアンドアプローチもありですね。
ネットでの対応ですが
技術的には弾道をしっかりイメージしておくことです。
想像通り来るボールは難しくありません。
それとフォアに打って出ると負けるなら
バックへ打ってネットへ出る。
ネットに長居をしない。
特に相手がフォアになったら
ネット際への詰めを早くして決めます。
相手も、トップスピンのボールをネットすれすれに打つのは難しいのです。
ネットすれすれにきたら?
ドロップボレー。
届かないところにきたら?
たまには相手にもポイントを差上げてください。
頭をすっきりさせ、なるべくシンプルに考えてみてください。