2011年04月05日
フォアが時々かすれる場合
昨日のブログ、ちょっと極端だったと反省。
スピンがかかるのは面が斜めに当たるかどうかで
ラケットやストリングによってかかるかどうかは関係ないという話。
ラケットやストリングによらずと書いたが
相対的に、かかりやすいラケットや
かかりやすいストリングは存在するわけで
ちょっと言いすぎと反省している。
ただ斜めに当たったときに、どれくらいかかるかと言うことで
まっすぐ当たってもスピンのかかる道具は無い。
一番の主成分は、『斜め当たり』 ということを再度強調しておきます。
さて、今日はフォアハンド。
『makotasu』 さんから質問をいただきました。
まことに奇怪至極、ご本人もおっしゃっているように、「想像するのが大変、難しい」
もし今回の解説が大当たりだったら
宗教法人設立、そろそろ考えてもいいのかもしれない。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
ご無沙汰しております。
先日はいろいろとご教示、ありがとうございました。
さて、本日も一点、お伺いしたいことがございます。
フォアハンドのトップスピンストロークなのですが、コーチのご助言もあってまずまずの向上を見せているのですが、4~5本に1本ぐらいの割合ですっぽ抜けたような、かすれた当たりのクロス方向へのスピンロブになってしまいます。(あきらかにミスショットなのですが、スピン過多のためコートには収まっています。)
実物をお見せできないので、想像するのが大変、難しいかと存じますが、もし原因 および 解決策に心当たりがありましたら、よろしくお教え下さい。(自分では体が開くのが早いのかなと思っておりますが、確信はありません。。。)
今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿者 makotasu 2011/03/31 21:48
私の答えです。
犯人を見つけるための手がかりを探して、いつもは2回くらいしか読まない質問を
今回は5回も読んでしまいました。
その結果、得た手がかりは
1、4,5本に1回くらいかすれあたりになり、そのボールはスピン過多。
2、本人は「自分では体が開くのが早いのかなと思って・・・」 いる。
もし、手首が固定されていれば、1、の症状は考えにくい。
たぶん、面がかぶることにより当たりがかすれたり、スピン過多になったりするのではないだろうか。
と、考えたところで、気が変わった。
私の理屈で上達中の人の手首が緩むだろうか?
もしかしたら、かすれることにより、スピン過多になるのでは。
そうだ、京都へ行こう。 (宗教法人はやはり京都です、ちょっと意味不明か)
テニスのボールは、ジャストミートすると面の方向に飛ぶ性質があります。
これは、ボールとラケットとの接触時間が1千分の5秒ほどと短いためです。
もし真ん中をはずして、ミスショットになると
接触時間が長くなり、スウィング方向に引っ張られ
ボールの飛び出す方向がそちらにずれて行きます。
トップスピンですからアッパースウィングのはず
ですから、下から上に
そして左右の向きもクロス方向へずれていくと考えられます。
そして真ん中をはずすことによるスピードダウンのため
相対的に回転量が多めになります。
真ん中をはずすのは、ご本人が、「身体の開きが早すぎる」 と言っている。
もしかしたら、顔があさっての方を向いているのかもしれません。
なんとなく理屈が整ってきたようです。
もしかしたら当たりかもしれません。
さて、矯正法ですが
身体を充分に前向きにし
しかし、それ以上は身体を使わないつもりで、手打ちです。
手打ちという言い方、本当はいけなくて、腕打ちと言うべきでしょうか。
とにかくまずは、身体を使いすぎないように気をつけてください。
もし私の推理が当たって、フォアハンドがよくなるようですと
賽銭箱の発注をしなければなりませんので、ぜひ結果を教えてください。
お賽銭、お布施のことも眼前にちらつきますが
今はじっと我慢のとき。
今回の分はぜひ、東北方面に回してください。
スピンがかかるのは面が斜めに当たるかどうかで
ラケットやストリングによってかかるかどうかは関係ないという話。
ラケットやストリングによらずと書いたが
相対的に、かかりやすいラケットや
かかりやすいストリングは存在するわけで
ちょっと言いすぎと反省している。
ただ斜めに当たったときに、どれくらいかかるかと言うことで
まっすぐ当たってもスピンのかかる道具は無い。
一番の主成分は、『斜め当たり』 ということを再度強調しておきます。
さて、今日はフォアハンド。
『makotasu』 さんから質問をいただきました。
まことに奇怪至極、ご本人もおっしゃっているように、「想像するのが大変、難しい」
もし今回の解説が大当たりだったら
宗教法人設立、そろそろ考えてもいいのかもしれない。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
ご無沙汰しております。
先日はいろいろとご教示、ありがとうございました。
さて、本日も一点、お伺いしたいことがございます。
フォアハンドのトップスピンストロークなのですが、コーチのご助言もあってまずまずの向上を見せているのですが、4~5本に1本ぐらいの割合ですっぽ抜けたような、かすれた当たりのクロス方向へのスピンロブになってしまいます。(あきらかにミスショットなのですが、スピン過多のためコートには収まっています。)
実物をお見せできないので、想像するのが大変、難しいかと存じますが、もし原因 および 解決策に心当たりがありましたら、よろしくお教え下さい。(自分では体が開くのが早いのかなと思っておりますが、確信はありません。。。)
今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿者 makotasu 2011/03/31 21:48
私の答えです。
犯人を見つけるための手がかりを探して、いつもは2回くらいしか読まない質問を
今回は5回も読んでしまいました。
その結果、得た手がかりは
1、4,5本に1回くらいかすれあたりになり、そのボールはスピン過多。
2、本人は「自分では体が開くのが早いのかなと思って・・・」 いる。
もし、手首が固定されていれば、1、の症状は考えにくい。
たぶん、面がかぶることにより当たりがかすれたり、スピン過多になったりするのではないだろうか。
と、考えたところで、気が変わった。
私の理屈で上達中の人の手首が緩むだろうか?
もしかしたら、かすれることにより、スピン過多になるのでは。
そうだ、京都へ行こう。 (宗教法人はやはり京都です、ちょっと意味不明か)
テニスのボールは、ジャストミートすると面の方向に飛ぶ性質があります。
これは、ボールとラケットとの接触時間が1千分の5秒ほどと短いためです。
もし真ん中をはずして、ミスショットになると
接触時間が長くなり、スウィング方向に引っ張られ
ボールの飛び出す方向がそちらにずれて行きます。
トップスピンですからアッパースウィングのはず
ですから、下から上に
そして左右の向きもクロス方向へずれていくと考えられます。
そして真ん中をはずすことによるスピードダウンのため
相対的に回転量が多めになります。
真ん中をはずすのは、ご本人が、「身体の開きが早すぎる」 と言っている。
もしかしたら、顔があさっての方を向いているのかもしれません。
なんとなく理屈が整ってきたようです。
もしかしたら当たりかもしれません。
さて、矯正法ですが
身体を充分に前向きにし
しかし、それ以上は身体を使わないつもりで、手打ちです。
手打ちという言い方、本当はいけなくて、腕打ちと言うべきでしょうか。
とにかくまずは、身体を使いすぎないように気をつけてください。
もし私の推理が当たって、フォアハンドがよくなるようですと
賽銭箱の発注をしなければなりませんので、ぜひ結果を教えてください。
お賽銭、お布施のことも眼前にちらつきますが
今はじっと我慢のとき。
今回の分はぜひ、東北方面に回してください。
このような謎掛けのような質問に回答頂き、本当にありがとうございます。そして、おそらく、コーチのご指摘は正解かと思います。(まるで、大教祖+理論に裏打ちされた推理力を持つ探偵のようです。。。)
さて、コーチのご指摘が当たっていると感じたのは、比較的早いテンポでラリーをしていて、急に緩い球が来た時に、タイミングが狂ってこのような状況になっていることが多いと思い返したためです。
通常時はもちろん、一見、チャンスボールのような時こそ、大振りせず軸を保つ必要があるということですね。(分かってはいたのですが、改めて指摘されるまでなかなか思い出せませんでした。。。)
今回も取り上げて頂き、誠にありがとうございました。
今後も、よろしくお願いいたします。
すいませんが、またご相談したいことがございます。
フォアハンドなのですが、私の球筋は、横回転(右打ちで、左に曲がっていきます。)になりがちです。
テニス仲間には、そんなにバウンドしてから跳ね上がってこないので、あまり怖さはないとも言われ、スイングを変えていったほうがいいのか悩んでおります。
自分では、一応打ち方はフェデラーをイメージしてフラットドライブを打っているつもりです。あくまでイメージです。グリップは、そんなに厚く握っていないです。
なんとなく、上から下に擦り上げれば、縦回転になるとは思っておりますが、今の形で自分としては、馴染んでしまっていますし、今の形でもウィナーを取ることもできます。
ただもう一つ自分の中で、レベルアップするためには改良した方が良いのか、正直わかりません。
変な質問で、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。