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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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上体と腕を一緒に引くこと

『ひろ』 さんからフォアハンドのテイクバックについての質問です。

以下がそのコメントの全文です。

マイク ナダル、錦織、ジョコビッチなどの男子トッププロは、ラケットを持つ腕のわきを開けてラケットを立てぎみにユニットターンをしてテイクバックをします。ジョコビッチのスローを見ると手はユニットターン時はないせん、わきを閉めぎみにラケットを体のわきに下げた時にはがいせんしています。もちろん、余裕の無い時には直線的にラケットの面を伏せて体のわきに引きますけど。
また、一般プレイヤーの中にがいせんして高い位置にラケットを引くテイクバックをしてショットが安定しない人が多いのは事実だとは思います。
松原コーチがユニットターンについてどのようにお考えなのか教えていただけないでしょうか。

投稿者 ひろ 2013/05/04 00:09






スマイル 私の答えです。

ユニットターン、という言葉を知らなかったので
ネットで少し調べました。


どうも

「腰と両肩をユニットにして、同時にひねることでできあがるテイクバック」

ということのようです。


これにより
腕を引くだけでなく、上体の回転もできるので、手打ちを防げるのだそうで

もちろん、私も含め、上級者はみんなやっています。


ジョコビッチのテイクバック


ただ、こうゆうのを力説する人たちは
手打ちは初心者、プロは全身を使って、と考えがちなようです。



わたしが、『ひろ』 さんの分析で、すごいなっと思ったのは

「もちろん、余裕の無い時には直線的にラケットの面を伏せて体のわきに引きますけど。」

という部分。


リターンの時なんかでしょうね。


ジョコビッチは、ひまのないときは腕だけで引くのです。

もちろん肩の線の少しくらいは動きますが。


ひまがあれば、上体と腕を一緒に引きます。


私はひまな時も、忙しい時も
どんな時もやらなければならないこと
最低限、クリアーしなくてはいけない部分が基本だと思っています。 ナイス!

つまり正確な面で、ラケットを引くこと。

これが基本です。


上体の回転は使えれば使ったほうがいい 

使えないならそれもあり。



ジョコビッチにとっては
180km以上のサーブだと緊急事態。

おなかの出っ張ったおじさんにとっては
普通のストロークも緊急事態なのです。 うるせー


まず、腕で引くことを覚える。

余裕が出るに従い、上体の回転を使えるようにする。 ナイス!


逆の順番で覚えたら

芸術点が10点、試合点が3点のテニスが ・・・

スクールではもちろんほめられます。


たしか、ルールブックのどこにも
手打ちのショットは減点、とは書いてなかったように思います。 ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:00 | コメント(0) | トラックバック(0)