2013年05月04日
錦織のグリップはなぜ厚い
本日、東戸塚松原テニススクールのコート改修工事は無事に終わった。 ![祝](http://blog.tennis365.net/common/icon/109.gif)
![コート改修工事終了](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg0984.jpg)
明日からは通常通りのレッスンなのでぜひおいでください。
ちょっと出来たて、ふかふか
バウンドが遅め、足ざわりも柔らかい。
ぜひお試しを。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
さて,今日のテニスの話は
才能のある子が自然になりがちなフルウェスタングリップのストーリー。
私の経験と、推理から出た話なので、フィクションと思ってくれてもいい。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
さて、錦織のグリップはフルウェスタン
かなり厚い。
![錦織のフォアハンド](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi1305b.jpg)
これは想像だが
なぜこのグリップにしたのかと聞いたら
たぶん
これが打ちやすいから、とか
自然にこうなった、と答えるだろう。
子供のころ、テニスを始めた時に
親もコーチも
多分このグリップは教えていないと思う。![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
通常教えるのは
イースタンからウェスタンの間のどこか。
それとも、何も教えないか。
いまどきコンチネンタルで教えないだろうし
ウェスタンより厚いこともないと思う。
それがなぜ厚くなったのか?
今日はそのなぞに迫る。
これは当人に聞いたわけではなく
(聞いても、本人も知らないかもしれない)![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
私の想像だ。
イースタングリップで持つと、フォアハンドのインパクトは
![フェデラーだと](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fede1305.jpg)
手のひらが、ラケットの後ろにあり、ボールを押す形になる。
この形は大人だとたいした事はないが![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
子供が腕力で支えるのはけっこう大変。
それで、どうなるのかというと
力はないが、テニスセンスのある子はこんなことを探し出す。
コントロールに腕力の一部を割く余裕はない。
そうすると
押すよりは引っ張るほうがロスもないし、スウィングも単純になる。
ラケットは肘の動いた後を、手の動いた後を必ず付いてくるのだ。
![腕が先行](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nishik1305a.jpg)
ただし、肘が先行し、手が後だと、手のひらは上を向き
薄いグリップだと面が上を向いてしまう
手のひらが上を向いているのに
面が垂直になるのは、フルウェスタンなのだ。
かくして、フルウェスタンのハードヒッターが誕生するのだ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
![祝](http://blog.tennis365.net/common/icon/109.gif)
![コート改修工事終了](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg0984.jpg)
明日からは通常通りのレッスンなのでぜひおいでください。
ちょっと出来たて、ふかふか
バウンドが遅め、足ざわりも柔らかい。
ぜひお試しを。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
![ラケット赤](http://blog.tennis365.net/common/icon/46.gif)
才能のある子が自然になりがちなフルウェスタングリップのストーリー。
私の経験と、推理から出た話なので、フィクションと思ってくれてもいい。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
さて、錦織のグリップはフルウェスタン
かなり厚い。
![錦織のフォアハンド](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi1305b.jpg)
これは想像だが
なぜこのグリップにしたのかと聞いたら
たぶん
これが打ちやすいから、とか
自然にこうなった、と答えるだろう。
子供のころ、テニスを始めた時に
親もコーチも
多分このグリップは教えていないと思う。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
通常教えるのは
イースタンからウェスタンの間のどこか。
それとも、何も教えないか。
いまどきコンチネンタルで教えないだろうし
ウェスタンより厚いこともないと思う。
それがなぜ厚くなったのか?
今日はそのなぞに迫る。
これは当人に聞いたわけではなく
(聞いても、本人も知らないかもしれない)
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
私の想像だ。
イースタングリップで持つと、フォアハンドのインパクトは
![フェデラーだと](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/fede1305.jpg)
手のひらが、ラケットの後ろにあり、ボールを押す形になる。
この形は大人だとたいした事はないが
![筋肉](http://blog.tennis365.net/common/icon/76.gif)
子供が腕力で支えるのはけっこう大変。
それで、どうなるのかというと
力はないが、テニスセンスのある子はこんなことを探し出す。
コントロールに腕力の一部を割く余裕はない。
そうすると
押すよりは引っ張るほうがロスもないし、スウィングも単純になる。
ラケットは肘の動いた後を、手の動いた後を必ず付いてくるのだ。
![腕が先行](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nishik1305a.jpg)
ただし、肘が先行し、手が後だと、手のひらは上を向き
薄いグリップだと面が上を向いてしまう
手のひらが上を向いているのに
面が垂直になるのは、フルウェスタンなのだ。
かくして、フルウェスタンのハードヒッターが誕生するのだ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)