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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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リターンの球質や工事や

東戸塚校のコート改修工事
今日は人工芝張りにかかった。


芝を引き始めた


人工芝のロールと砂が搬入されたので
かなり時間を取られ
半面単位で、6ヶ所のうち、2ヶ所のみが終了した。


2ヶ所張り終わった


砂は25トン位だろうか、こんなにあるのだ。


大量の砂





ラケット赤 さてテニスの話し

今日は『ライダー』 さんからリターンの質問。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。いつもブログを参考にさせていただいています。
少し気になっていることがあるのですが、フォアハンドのリターンが安定しません。ストロークは松原コーチの理論を参考にグリップをフルウエスタンに変えトップスピンなのですが
相手のサービスが緩いとこの打ち方ができるのですが、相手のサービスがある程度スピードがあるとスイングを小さくしてトップスピンのスイングができなくなってしまいます。
ライジングでリターンするときや少し早めのサービスをコンパクトにリターンする場合もやはりトップスピンのスイングをベースに小さくしていったほうが良いのでしょうか。

投稿者 ライダー 2013/04/29 23:48






スマイル 私の答えです。

速いサーブに対してのリターンは使える時間が少ないので
フラット気味になってしまうのはしょうがないのです。

スウィングの距離、時間がトップスピンのほうがどうしても長い。

だから短い距離で打つとすると直線的、フラット気味になるのです。

もちろん低いところから上に向かってフラットに打てば
アウトしてしまうので
水平か、高いところから打ち下ろすように打つということです。

伊達さんのようにテイクバックが小さく
下に引いただけの人は
それなりにトップスピンがかかると思いますが
普通のテイクバックではちょっと厳しいでしょう。

もちろん伊達式の引き方でも
あまり大きく下げると間に合わない可能性が出ますので
速いサーブに対しトップスピンがかけにくいという傾向は同じです。


どうしてもトップスピンをかけたければ、フレンチ式。

フレンチ・オープンでよく見かけますが
トップスピナーが塀際まで下がってリターンする。

これにより時間的な余裕を作ってフルスウィングするのです。


塀際からのフルスウィング
ベーアラインからの通常ショット
踏み込んでのライジングショット。

どれが有効なのか?

人によって違います。
コートサーフェスによっても。

最後は趣味の問題でしょうか。

私自身も若いころは塀際族、フルスウィング派でしたが
現在はベースライン派。
つまり高い打点、フラットぽい球質、ぶん殴り派です。

これはパワースペックの問題です。


もちろん立つ位置はベースラインと塀の間のどこかでもいいのです。



相手サーブと自分のスウィング、反応速度、好みを入れて選択すればいい。

もっと極端に言うと
ハーフボレーからフェンス際までどこでもありです。

自分独自の、意味のある場所を見つければいいのです。

ベースラインの近くじゃないと義理が立たないということはありません。




さて、打ち方の話ですが
おっしゃるとおり

速いサーブへのリターンは
トップスピンのスウィングを基本に
スウィングの大きさを少し小さくしたり
スピンを減らしたりして対応すべきだと思います。

思ったよりサーブが速くなければ
いっぱい振ればいいし
リターンエースも狙いやすくなる。 ナイス!



サーブが攻撃的に来たら
リターンは守備的にと考えがちですが
これはちょっと考え物。

サーブは速いほうがこっちもスピードが出しやすい。
サーバーも体勢を作りにくい。

テニスはどっちが点を取りやすいのかを競うスポーツ。

どっちが無事に返球できるのかではない。 悪だくみ

勝てばいいのだ

フラット気味を逆手にとってリターンエースにしましょう。



もちろん

姿勢を垂直に、状態を前向きに、手首をしっかり

そして、カオを強そうにするのが基本です。  ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:58 | コメント(0)| トラックバック(0)
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