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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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208cmに勝つには?

テレビを見ていると
色々な人たちが、208cmのカルロビッチの話をしている。

でかっ


それだけ、錦織の活躍が浸透し
テニスが話題になり
普通の人たちがあのサーブの返し方にまで
関心を持つようになったのかもしれない。

スポーツの観戦は
どちらかに肩入れしてみていると、面白い。

もちろん、ほぼすべての日本人が錦織に肩入れし
敵役のカルロビッチのサーブを防ぐことに
躍起になっているのだ。


じゃあ、どうやったら取れるだろう。
どうやったら、勝てるのだろう。


じゃああのサーブ
普通に返せるか? というと
返せない。

じゃあ、勝てるのか? というと
勝てる。

実際に、フェデラーは勝っている。
先日の全豪オープン、3回戦で、7-6(6)、7-5、6-3

ストレート勝ちしたフェデラーは
リターンを自在に返したのかといえば、否。

自分のサーブを落とさなかったのだ。

1セット目のタイブレーク、(6)ということは
ゲームが6-6、ポイントも、6-6まで行ったのだ。

フェデラーでも取れないものは取れないのだ。

錦織よりは長身で、腕が長いから
同じ反応ならやや届くのかもしれないが
根本的に届かないところへ来たら、無理。


まともに勝つには
フェデラーのように、とにかくサービスキープ。
そのうちには
甘いセカンドサーブが来ることもあるし
ダブルフォールトもある。


とまあ、結論が出たが
これだけでは面白くない。

レシーブゲームも取る。


ここで大事な考え方としては
1セットに、1回か2回、ブレークできればいいということ。
毎ゲーム、毎ポイント勝たなくてもいいのだ.


歴史を紐解くと、これを実行した大先輩がいる。

フランスのアンリ・コシェ
1920年代後半の世界チャンピオンだ。

コシェ


20年代前半は、球聖といわれた
アメリカの、ビル・チルデンの時代。

大男でキャノンボールサーブと呼ばれた
200km/hを超えるサーブをぶっ放す人。

チルデン


コシェはこれを返すために
サービスライン直後に構え、ハーフボレーをしたのだそうだ。

フランスはアメリカに勝ち
デビスカップはフランスの物になったのだそうだ。



さて、カルロビッチのサーブに対し

サービスラインに立つ勇気

あなたにはあるだろうか?



さて、もうひとつの方法

これについてはすごいサーバーに対し
われわれでもやれるかもしれない方法。

これは、もう1つのブログ。

『松原雄二のテニス技術解説』
 で取り上げてみよう。


錦織がカルロビッチのサーブをやっつけられるのなら

われわれも ・・・ 。  ワハハ


試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:44 | コメント(1) | トラックバック(0)