2010年08月05日
アウトするかもしれないフォア
先日行われた大会の試合中での
2ndサーブをリターンで打ち込むシーン。
うちのクラブ、松原テニスクラブ印西の会員、Kさん
昨日、ご了解をいただいたので掲載します。
彼女はかなり強力なショットを打つのでこれもリターンから攻撃したところ。
このショットは入ったのだが、時々すっぽ抜けることがある。
一見、問題なさそうなこの写真?
実はこの形からだと
前腕が回内して、被せていかないと、インパクトで面が垂直にならない。
(ラケットが下がり、面がすでに垂直に近くなっている)
「じゃあ、回内して打てばいいじゃないか」 ということなのですが
問題は緊張すると回内の微妙なコントロールができないこと。
だから、肝心なポイントになるとエラーが出る。
それ以外は何の問題もないのだが、大問題。
肝心なポイントだと、ということでメンタルのせいになることが多いのだが
この技術的課題を持っている人は程度の差こそあれ、メンタルが強くてもエラーが出る。
じゃあどうすればいいのか?
最初から、回内しなくていい形にセットしておけば良い。
そのための打ち方をはずかしながら私の写真で。
最初の3枚で、腕の捻り(回内)を一切使っていないことに注目してほしい。
もちろん手首も固定しているので
腕に対しラケットヘッドが垂れ下がっていない。
ラケット面が後ろを向いて裏面が見えている。
ここで面が上向きの人が苦労の多い人。
(実はKさんも、ここで上向きになっていたのです。)
ラケット面が斜め下を向いている。
面がほぼ垂直にあたっている。
上体の左側に振りぬくため内旋、回内を使い腕を捻っている。
最上点だが、短いショットを打つため低くなっている。
「どうだ」 と叫んでいる。
それはうそですが、そうゆう雰囲気で振りぬけるといいです。
内緒ですが、心の中ではいつも叫んでます。
「どうだ」 と叫んでいると、試合のときでも姿勢が決まってほとんどエラーしません。
そういわれてみると背中が叫んでいるでしょう。
コーチの研修会などで見本をやるときはいつも叫んでいます。
先日、一人だけを相手に、見本を見せようとして
気楽に、叫ばずにやったらミスしたのは内緒です。
叫びさえすれば、緊張したほうがいいということかもしれません。
それで、シャラポワさん、叫ぶんでしょうか?
ところで、会員のKさん
昨日これを説明し (本人も悩んでましたので)
このブログの趣旨どおりにテイクバックを直してもらいました。
昨日中に、かなり安定するようになりました。
後は直す作業をしばらく継続することです。
癖になるまで練習して、初めて試合で安心して使える技術になるのです。
それは本人にしかできません。
ところで私の写真ですが
東戸塚松原テニススクールで馬込コーチに球出ししてもらい
7倍の高速度撮影のスロー動画から静止画として切り出しました。
何とか説明に使う程度にはなるようです。
(女性ファンに顔をアピールするにはちょっと・・・)
プロの技術の中にこそ真実が・・・
といっている私の話なので、本当はフェデラーにやってもらいたかったのですが
ギャラと時間の都合がつかず断念しました。
2ndサーブをリターンで打ち込むシーン。
うちのクラブ、松原テニスクラブ印西の会員、Kさん
昨日、ご了解をいただいたので掲載します。
彼女はかなり強力なショットを打つのでこれもリターンから攻撃したところ。
このショットは入ったのだが、時々すっぽ抜けることがある。
一見、問題なさそうなこの写真?
実はこの形からだと
前腕が回内して、被せていかないと、インパクトで面が垂直にならない。
(ラケットが下がり、面がすでに垂直に近くなっている)
「じゃあ、回内して打てばいいじゃないか」 ということなのですが
問題は緊張すると回内の微妙なコントロールができないこと。
だから、肝心なポイントになるとエラーが出る。
それ以外は何の問題もないのだが、大問題。
肝心なポイントだと、ということでメンタルのせいになることが多いのだが
この技術的課題を持っている人は程度の差こそあれ、メンタルが強くてもエラーが出る。
じゃあどうすればいいのか?
最初から、回内しなくていい形にセットしておけば良い。
そのための打ち方をはずかしながら私の写真で。
最初の3枚で、腕の捻り(回内)を一切使っていないことに注目してほしい。
もちろん手首も固定しているので
腕に対しラケットヘッドが垂れ下がっていない。
ラケット面が後ろを向いて裏面が見えている。
ここで面が上向きの人が苦労の多い人。
(実はKさんも、ここで上向きになっていたのです。)
ラケット面が斜め下を向いている。
面がほぼ垂直にあたっている。
上体の左側に振りぬくため内旋、回内を使い腕を捻っている。
最上点だが、短いショットを打つため低くなっている。
「どうだ」 と叫んでいる。
それはうそですが、そうゆう雰囲気で振りぬけるといいです。
内緒ですが、心の中ではいつも叫んでます。
「どうだ」 と叫んでいると、試合のときでも姿勢が決まってほとんどエラーしません。
そういわれてみると背中が叫んでいるでしょう。
コーチの研修会などで見本をやるときはいつも叫んでいます。
先日、一人だけを相手に、見本を見せようとして
気楽に、叫ばずにやったらミスしたのは内緒です。
叫びさえすれば、緊張したほうがいいということかもしれません。
それで、シャラポワさん、叫ぶんでしょうか?
ところで、会員のKさん
昨日これを説明し (本人も悩んでましたので)
このブログの趣旨どおりにテイクバックを直してもらいました。
昨日中に、かなり安定するようになりました。
後は直す作業をしばらく継続することです。
癖になるまで練習して、初めて試合で安心して使える技術になるのです。
それは本人にしかできません。
ところで私の写真ですが
東戸塚松原テニススクールで馬込コーチに球出ししてもらい
7倍の高速度撮影のスロー動画から静止画として切り出しました。
何とか説明に使う程度にはなるようです。
(女性ファンに顔をアピールするにはちょっと・・・)
プロの技術の中にこそ真実が・・・
といっている私の話なので、本当はフェデラーにやってもらいたかったのですが
ギャラと時間の都合がつかず断念しました。
自分のフォアハンドもKさんに(多分)似ていて。
緊張したり、疲れてきたりするとガシャったり、
小手先で調節する結果(?)続けてロングミスが出ます
ご解説、だいたい理解したつもりですが、自身がありません。
つまり、今回の問題はテイクバックで「回外」を入れてしまうことに
より起こる、という事でしょうか?
よろしくお願い致します。これからも楽しみにしています!
「どうだ!」も是非自分のテニスに取り入れてみたいです。
「ラケット面が後ろを向いて裏面が見えている。
ここで面が上向きの人が苦労の多い人。」
とありますが、この段階(テイクバック完了時)で打球面が上向き
というのは、かなり極端な形のように思えるのですが、何か勘違いしてますでしょうか?
ちなみに自分のフォアハンドはこの時ラケットが概ね垂直に立っています。
お騒がせしました。
インパクトの形を作って、そのまま凹型に引く、ですね。
一見簡単そうですね。やってみます!
コメントありがとうございます
おっしゃるとおりインパクトの形のまま引けばいいんです
そうすれば下向きの面でのテイクバックになります
上向きというのは垂直より少し上を向いている程度のものまで
私はそう言ってしまっているようです
世間の通常日本語から外れているかもしれません
反省します。