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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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サーブインパクトの姿勢

『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

フラットサーブのインパクトでの姿勢です。

以下がそのコメント全文です。



マイク お言葉に甘えてまた質問させて頂きます。

フェデラーのサーブを見て思ったのですが

これがその連続写真です

斜めから見たフラットサーブの⑪辺り

サーブを打つ時、体を伸ばしきるとこの形にならないと思うのですが…。
他のプロを見ても様々な形ですが、この内部意識は持っているのでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/31 12:54





私の答えです。


スマイル 10コマ目と11コマ目の間にインパクトがあると思います。

10コマ目のインパクト直前に身体は充分に高い打点で取れる形になっているように思います。  ナイス!

両肩を結んだ線が縦になるので

当然、上体は傾いています。


腰も上体も、膝も肘も若干の余裕を残しながら

ほぼ伸ばしきります。  (ほぼ、です)


サンプラスの肘が曲がっているのは有名ですよね。


その若干の余裕が

身体をしなやかにしかもパワフルに使いながら

障害も防いでいるのだと思います。


それがインパクト直後、11コマ目の

少し縮んだ様なしぐさとなって見えるのではないでしょうか。


サーブは内旋を使ってインパクトを迎えます。

その動作は腕を縮めていくような方向です。  筋肉

ですから身体全体も少し縮んでいくような迎え方なのかもしれません。


サーブじゃなくて、打点を後ろにとった

ジャンピングスマッシュをイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。  筋肉





ところで

本人がどう思ってこの形を作っているのかといいますと

  (これは技術論でいう内部意識ではなく、本当にどう思ったかという話)

最大限の高い打点から、 (しっかり伸ばして)

最大パワーで

ぶったたいた、と思っているだろうと推測しています。 ナイス!


もちろんフェデラー本人に聞いたわけではないので

「次はフラットだ、クラエーッ」

が真実かもしれません。   悪だくみ



サーブに限らず、このインパクトの瞬間の形などは

練習や試合の試行錯誤から身についたものですので

本人の意識とその形とはかなり違っている場合も多いと思います。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:20 | コメント(3) | トラックバック(0)