2010年08月03日
テニス発達の過程
『さくら』 さんから質問をいただきました。
ほぼ同じ内容で2通いただきました。
以下がそのコメントの全文です。
子どもの試合での事です。格上の選手に何度か勝ったりして、自信を持ち始めていたのですが、最近、格上の選手に序盤リードしながら惜敗の試合が続いています。本人は「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」と意欲喪失しています。メンタルでしょう。
「いつも通り」という、抽象的ではなく、具象的な話しをしてやりたいのですが、何かお気付きの一言でも頂けないでしょうか。文字制限がなければ、もっと詳細に書きたいのですが。
投稿者 さくら 2010/08/02 11:10
私の答えです。
コメントに文字制限があるのかどうかはよくわかりません。
ただ、時々、健全な青少年には見せられないような卑猥なコメントが入りますので
私の許可がないと表示されない設定になっていますので
ご了承ください。
昔それ以外は必ず出しますと宣言しましたので
さくらさんのコメント2通、微妙に文章が違っていましたので
両方出しちゃいました。
ご了承願います。
さて、お子さんの件。
たぶん、メンタルは関係ないでしょう。
年齢も経験年数もわからないので、一般論で書きます。
子供たちが上達し、試合をするようになると
テニスのゲームについて、その性質に最初に気づいた子が勝つようになります。
それはエラーしなければ勝つということです。
ゆるいボールで続ければほとんどのポイントが取れるでしょう。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
次にほかの子もそれに気づいてつなぎ始めます。
そうするとバランスの崩れない子が勝つようになります。
バランスが崩れないとは、走っても打てるとか
相手コースが少しは読めるといったところでしょうか。
そして難しい体制でも返球だけはできる。
この辺まで、10歳以下とか、12歳以下といった年齢でしょうか?
もちろん、高校生でもお互いにテニスを始めたばかり同士ならこうなります。
ボールあしらいがうまく、ゆるくても確実に打てる子がチャンピオンです。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
この段階ではどうやって勝っているかあまり意識はないと思います。
相手が勝手にこけるだけですから。![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
次に、ただつなぐだけだとお互いにエラーしなくなります。
そうすると気の利いた子はエラーさせるよう
バックにボールを送ったり、走らせたりといった作戦です。
この辺でも、相手をこけさせるやり方ですから
作戦というほどの意識はないかもしれません。
小手先で返すだけでもいいから
やはりボールあしらいのうまいセンスのいい子が勝ちます。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
さて次の段階、14歳以下か16歳以下
高校で始めたのなら、2,3年生になると
それなりのパワーで打てるようになってきます。。
男の子なら、トップスピンをかけてフルスウィングする子も出てきます。
チャンスボールをしっかり決めるようになると
この子達が次のチャンピオンになります。
もう少しへぼなときはしっかり打つ子は必ず負ける子だったのですが
この段階になると、しっかり打てる子が勝てる子になってくるのです。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
この子達はポイントのとり方を知っています。
試合序盤、まだペースがつかめないうちはもたつくかもしれませんが
ある程度たってペースをつかんでくるとエラーも減ってきます。
いいサーブを入れて主導権を確保
ストロークで圧力をかけ、浅いボールを打たせ
決める。
一般的にはこんな感じでしょうか。
ちょっと気になるのは
「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」 ということ![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
ふだん、どうゆう練習をするのでしょうか?
勝つために、ショットを磨き、走れるようにするのです。
相手を追い込むショットを練習するのです。
決め球を打つ練習をするのです。
勝つパターンを考え、それに必要な技を練習するべきなんです。
そして、それを試合で試す。
また足りない部分を練習する。
その繰り返しではないでしょうか。
いっぱいストローク練習をする
死ぬほどサーブ練習する
ではないのです。
いっぱい練習すればご褒美で、神様が勝たしてくれるわけではありません。![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
勝ち方がわからないなら、プロの試合を見たらどうでしょう。
自分もこんな風になりたいと思うプロがいるのではないでしょうか。
まずはコピーしちゃったらどうでしょう。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
ほぼ同じ内容で2通いただきました。
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
「いつも通り」という、抽象的ではなく、具象的な話しをしてやりたいのですが、何かお気付きの一言でも頂けないでしょうか。文字制限がなければ、もっと詳細に書きたいのですが。
投稿者 さくら 2010/08/02 11:10
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
ただ、時々、健全な青少年には見せられないような卑猥なコメントが入りますので
私の許可がないと表示されない設定になっていますので
ご了承ください。
昔それ以外は必ず出しますと宣言しましたので
さくらさんのコメント2通、微妙に文章が違っていましたので
両方出しちゃいました。
ご了承願います。
さて、お子さんの件。
たぶん、メンタルは関係ないでしょう。
年齢も経験年数もわからないので、一般論で書きます。
子供たちが上達し、試合をするようになると
テニスのゲームについて、その性質に最初に気づいた子が勝つようになります。
それはエラーしなければ勝つということです。
ゆるいボールで続ければほとんどのポイントが取れるでしょう。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
次にほかの子もそれに気づいてつなぎ始めます。
そうするとバランスの崩れない子が勝つようになります。
バランスが崩れないとは、走っても打てるとか
相手コースが少しは読めるといったところでしょうか。
そして難しい体制でも返球だけはできる。
この辺まで、10歳以下とか、12歳以下といった年齢でしょうか?
もちろん、高校生でもお互いにテニスを始めたばかり同士ならこうなります。
ボールあしらいがうまく、ゆるくても確実に打てる子がチャンピオンです。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
この段階ではどうやって勝っているかあまり意識はないと思います。
相手が勝手にこけるだけですから。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
次に、ただつなぐだけだとお互いにエラーしなくなります。
そうすると気の利いた子はエラーさせるよう
バックにボールを送ったり、走らせたりといった作戦です。
この辺でも、相手をこけさせるやり方ですから
作戦というほどの意識はないかもしれません。
小手先で返すだけでもいいから
やはりボールあしらいのうまいセンスのいい子が勝ちます。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
さて次の段階、14歳以下か16歳以下
高校で始めたのなら、2,3年生になると
それなりのパワーで打てるようになってきます。。
男の子なら、トップスピンをかけてフルスウィングする子も出てきます。
チャンスボールをしっかり決めるようになると
この子達が次のチャンピオンになります。
もう少しへぼなときはしっかり打つ子は必ず負ける子だったのですが
この段階になると、しっかり打てる子が勝てる子になってくるのです。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
この子達はポイントのとり方を知っています。
試合序盤、まだペースがつかめないうちはもたつくかもしれませんが
ある程度たってペースをつかんでくるとエラーも減ってきます。
いいサーブを入れて主導権を確保
ストロークで圧力をかけ、浅いボールを打たせ
決める。
一般的にはこんな感じでしょうか。
ちょっと気になるのは
「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」 ということ
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
ふだん、どうゆう練習をするのでしょうか?
勝つために、ショットを磨き、走れるようにするのです。
相手を追い込むショットを練習するのです。
決め球を打つ練習をするのです。
勝つパターンを考え、それに必要な技を練習するべきなんです。
そして、それを試合で試す。
また足りない部分を練習する。
その繰り返しではないでしょうか。
いっぱいストローク練習をする
死ぬほどサーブ練習する
ではないのです。
いっぱい練習すればご褒美で、神様が勝たしてくれるわけではありません。
![不満](http://blog.tennis365.net/common/icon/19.gif)
勝ち方がわからないなら、プロの試合を見たらどうでしょう。
自分もこんな風になりたいと思うプロがいるのではないでしょうか。
まずはコピーしちゃったらどうでしょう。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)