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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スライスサーブを安定させる

『ゆっき』 さんからスライスサーブについて質問を頂いていました。

ちょっと長いコメントですが思い切ってコピーしました。

以下がその全文です。



マイク いつも楽しく拝見させていただいており、また参考にさせていただいております。恐縮ですがスライスサーブについて質問させて下さい。これまで確率重視でスピンサーブを目指してきましたが、年齢(もうすぐ40歳)を重ねるごとに腰が痛くなり、球速も遅くて試合では使い物にならなくなってきました。そこで、年齢に合った無理のないサーブということで、スライスサーブにすることにしましたが、どうも確率が悪いです。球速はソコソコ出るのですが確率が悪いので困っています。スライスサーブで確率を求めるというのは間違いでありましょうか?打ち方は松原コーチがブログで書いてあるとおり結構右側(身体を反らない)で打っていますので腰や肩には全く負担はありませんが、確率が...。技術が未熟であることを承知の上での質問ですが、よろしくご教示願います。
投稿者 ゆっき 2010/08/09 19:40




私の答えです。

スマイル スライスサーブにするのは大いに賛成です。

スピンサーブは威力がないと

適度なスピード、高いバウンドにより

レシーバの大好物になってしまうからです。  怖~い


次に、スライスサーブは本来、安定させやすいサーブなのです。  ナイス!

スピンサーブは縦回転の成分があるため、打球が落下して入りやすい反面

ちょっとしたタイミングの違いにより縦方向に打球がずれやすい側面もあるのです。  悪だくみ

それに対し、スライスサーブは横回転であるため

タイミングのずれが横方向の打球のずれになり

サイドラインぎりぎりを狙わなければ

本質的にフォールトになりにくいサーブなのです。  ナイス!


そしてバウンドが低いので攻撃されにくい。


もちろん、体勢的に楽なのも断然スライスサーブです。




さてそのスライスサーブを安定して入れるための要素が2つあります。


1つ目は面を安定して使うこと。

2つ目は回転量を増やすこと。




ではまず、面を安定させること。

それには回外、回内の動作を使わないようにして打ちます。  ナイス!

回外、回内の動作を使わないというのは

前腕をひねる動作を使わないという事です。


これは以前にも使った写真ですが

まず斜めの面を作り、手首を固めます。  筋肉

スライス 打点前


そのまま、インパクト。

スライスサーブ 打点


打球後もその面を保ちます。

スライス 打点後


これで安定したスライスサーブを打ち出すことには成功すると思います。  ナイス!



しかし、スピードが出すぎるとネットぎりぎりを超えないとフォールト

もちろんネットしてもフォールト

とてもシビアーです。  不満


もちろんこのサーブもファーストには使えると思いますがセカンドには怖い。


だからセカンドには回転量を増やします。


通常はこうかまえるのですが

通常の構え


手首に角度をつけ、こう構えます。

手首に角度


そうすると、インパクトでもその手首の形を作ることが出来

薄い当りのインパクト


こうすればボールに多めの回転を与えることが出来るわけです。


もちろん、回転の多い分、よけい左に曲がります。

構えをその分、右向きにする必要があります。 うるせー


特に、アドコートではしっかり横向きにならないと

回転を増やすことが出来ませんので要注意です。  悪だくみ 


以上、簡単な要素だけですのでぜひ試してみてください。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 22:11 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
スライスサーブの件、ありがとうございます。早速練習してみました。これまで1セットでダブルフォルト4個以上でしたが、アドバイスを頭に入れ、練習試合をした結果、なんと1セットでダブルフォルトは0又は1でした(4セットやった)。最重要課題の確率が安定したので、次は、バウンドしてから曲がるようなスライスサーブを目指したいと思っています(現状では曲がりが少なすぎなもので...)。それにしてもスライスサーブは身体に優しいですね。今まで身体を反って腰を痛めていたのは何だったのだろうか...と思ってしまいます。とにかくご教示ありがとうございました。
投稿者 ゆっき 2010/08/17 21:22
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