2010年08月07日
技・体・心
最近こだわりすぎかなと思いつつ
『メンタル』 の話し。
『心・技・体』 普通はこう書く。
なんといっても精神が大切なので
スポーツのキャッチフレーズは心の字が最初に出てくる。
スポーツ関係者もスポーツにあこがれる人も
どうしてもスポーツを美しいもの気高いものと考えたい。![トロフィー](http://blog.tennis365.net/common/icon/69.gif)
しかし心というものは
努力したり、苦労したり、いい先輩やコーチに会ったりして磨かれるもので
まず最初に心を磨く目的でスポーツを始めるわけではない。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
テニスというのは楽しいスポーツで
誰でも取り掛かれるスポーツで、いくつになっても楽しめる。
それまでスポーツに無縁だった人でもはじめることが出来るのだ。
特別な体力や凄い精神力が無くてもはじめることが出来る。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
勿論プロのテニスはそんなものではなく
これ以上に過酷なスポーツは他には無いと思う。
ナダルの体力は超人の域だし
あの集中力、精神力は人間離れしている。![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
では、そんな凄いスポーツのテニスをなぜ、誰にでも始められるのかというと
初心者のときは過酷にしようとしても出来ないからだ。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
どこにボールが飛んでくるのかすら分からなければ
走りようがない。![ガハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/35.gif)
打ち返すことが出来なければ、相手も打ちようがない。
ある程度打ち返せて、ラリーが続くようになったころには
いくらか体力もついてきて、少しは走れるようになる。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
うちのスクールまで無事転ばずに到着できる程度の
体力と運動センスがありさえすればいいのだ。
これがテニスのいいところ。
技術的なハードルはやや高いが (うちのスクールに来れば大丈夫)
そのため、体力的なハードルを下げることが出来る。
バスケットボールやサッカーではそうはいかない。
(へぼでも全力疾走しなくてはならない)
テニスでは、技術と体力の順番
必要度としての順番は技術のほうが明らかに先なのだ。
で、体力と精神力の順番なのだが
体力がついて、それなりの勝負になって初めて
精神力の優劣が問題になってくる。
ボールが続くかどうかという時に精神力の話なんて考えてもしょうがない。
まあそんなわけで、テニスでは 『技・体・心』 なのだ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
テニスマンにとって心はどうでもいいわけではなく
テニスマン以前にマン、人間なので
最低限のマナーは必要だし
頑張って練習する為の精神力も必要なんだけれども
それ以上の精神力は後からついてくるもの。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
まあ、とりあえずメンタルは考えないで
技の習得と体力増進に勤めませんか。![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
だからどうだって言われると・・・・・![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
『メンタル』 の話し。
『心・技・体』 普通はこう書く。
なんといっても精神が大切なので
スポーツのキャッチフレーズは心の字が最初に出てくる。
スポーツ関係者もスポーツにあこがれる人も
どうしてもスポーツを美しいもの気高いものと考えたい。
![トロフィー](http://blog.tennis365.net/common/icon/69.gif)
しかし心というものは
努力したり、苦労したり、いい先輩やコーチに会ったりして磨かれるもので
まず最初に心を磨く目的でスポーツを始めるわけではない。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
テニスというのは楽しいスポーツで
誰でも取り掛かれるスポーツで、いくつになっても楽しめる。
それまでスポーツに無縁だった人でもはじめることが出来るのだ。
特別な体力や凄い精神力が無くてもはじめることが出来る。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
勿論プロのテニスはそんなものではなく
これ以上に過酷なスポーツは他には無いと思う。
ナダルの体力は超人の域だし
あの集中力、精神力は人間離れしている。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
では、そんな凄いスポーツのテニスをなぜ、誰にでも始められるのかというと
初心者のときは過酷にしようとしても出来ないからだ。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
どこにボールが飛んでくるのかすら分からなければ
走りようがない。
![ガハハ](http://blog.tennis365.net/common/icon/35.gif)
打ち返すことが出来なければ、相手も打ちようがない。
ある程度打ち返せて、ラリーが続くようになったころには
いくらか体力もついてきて、少しは走れるようになる。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
うちのスクールまで無事転ばずに到着できる程度の
体力と運動センスがありさえすればいいのだ。
これがテニスのいいところ。
技術的なハードルはやや高いが (うちのスクールに来れば大丈夫)
そのため、体力的なハードルを下げることが出来る。
バスケットボールやサッカーではそうはいかない。
(へぼでも全力疾走しなくてはならない)
テニスでは、技術と体力の順番
必要度としての順番は技術のほうが明らかに先なのだ。
で、体力と精神力の順番なのだが
体力がついて、それなりの勝負になって初めて
精神力の優劣が問題になってくる。
ボールが続くかどうかという時に精神力の話なんて考えてもしょうがない。
まあそんなわけで、テニスでは 『技・体・心』 なのだ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
テニスマンにとって心はどうでもいいわけではなく
テニスマン以前にマン、人間なので
最低限のマナーは必要だし
頑張って練習する為の精神力も必要なんだけれども
それ以上の精神力は後からついてくるもの。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
まあ、とりあえずメンタルは考えないで
技の習得と体力増進に勤めませんか。
![叫び](http://blog.tennis365.net/common/icon/43.gif)
だからどうだって言われると・・・・・
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
というわけで、古いテニス雑誌で復習をしております。
1997年10月テニスジャーナル、タイトルは「ホップマン式サーブ打ち分け法」。スピンサーブを主体としつつもファーストとセカンドでトスの位置を前後にずらしてフラット気味、スピン気味を変える・・・今まさに実践練習中です。今読むとなかなかアカデミックな雑誌で、想定している読者レベルもスピンサーブはとりあえず打てることが前提となっているようです。当時スクール中級程度だった私はどんだけ理解できてたんでしょうか・・・。
と思ったら松原コーチの解説でした。13年も前からお世話になっておりました。失礼しました~。
質問ですが,メンタル関係になってしまうのですが松原コーチはテニスでイップスの方と会われたことがありますか?克服体験などを知っていたら教えていただきたいです!
ここ何年かフォアストロークやファアボレー,更には球出しすら練習のときから常にままならない状態になっています.
技術の問題と言われたらそれまでなのですが,以前はできていたことが急にできなくなってしまいました.練習や素振りで直そうにも体が意図しない動きをしてしまいどうにもなりません.
ネットでテニスのイップスについて調べていたら,アマチュアの方でも悩んでいる方がけっこういるようで,悩みを打ち明けていました.しかし,回答は良心的なものもあるのですが,ただ技術不足だとばっさり切り捨てられてしまっていることも多々あります.
松原コーチは色々なテニス関係者の方との交流もあると思い,テニスイップスについて知っていることがあれば教えてください.技術の話じゃなくてすみません.
よろしくお願いします.
コメントありがとうございます
見直してみました
もう13年も前の記事ですね
古いけどこの理屈は現在でも一番新しいと思います
タイトルはホップマン式ですが
中身は私のオリジナルです
フロリダのホップマンキャンプに滞在して
打ち合わせをしたのを思い出しました
あそこにはワニも住んでいました。