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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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イップスを克服する その3

イップス対策もいよいよ最終回です。

前2回は

1、単純な打ち方を採用し技術の負担も心の負担もなくす。

2、動きながら打つことにより筋肉をリラックスさせる。

というような事です。


さて今日は

『ラケットの動きをイメージする』 ことです。


ラケットの動き面の向きなどをしっかり作るわけですが

そのときに、「どの筋肉をどう動かす」 とゆうふうに考えると

筋肉がこりっときます。  怖~い


形は単純な動き、使う筋肉も単純な動きであっても

考えることは

「ラケットがこう動く」

「ラケット面がボールをこう捕らえる」 ということです。 ナイス!


フォアボレーを例に出します。

こう構え

フォアボレーの構え

こう打ちます フォアボレーのインパクト


このフォアボレーの動きは

ラケットヘッドを振り回す動きとしてはやや不自然な形です

何も考えないでやればラケットヘッドが遅れ

最後にすごい勢いで飛び出して面が狂います。  うるせー


うまく打つためには先が遅れないように形を保って

振り出していかなくてはなりません。



関係する筋肉も1つだけではないので

このときに力をいれる筋肉をイメージするととっ散らかります。


ところが全体の動きをイメージすると

なぜか、身体が自然にその形をなぞるのです。



すごい人間の能力で、凡人にはできないような気がしますが

そんなことはありません。


ご飯を食べるときに日本人なら誰でもやっています。

はしでご飯をつまむ、口へ持っていく。

はしの先がどう動くかしか考えませんよね

それで手の筋肉が最適な動きをするのです。  びっくり


まちがって、時々鼻の穴に入れてしまう人

あなたにはテニスは無理ですからあきらめてください。 悪だくみ


この件は、実は 09年12月7日のブログ 

『ラケットの動きをイメージする』
 で一度紹介した話です。

はしでつまむ写真も出てますので、暇な人はもう一度見てください。



この話はフォアボレーの話で出た話なのですが

フォアハンドにも、球出しにも、サーブにも

あらゆるショットに応用可能ですので

イップス関係者はもちろん

イップス関係者以外にも使えますので、ぜひ利用してください。 叫び



ところでこれ、自分の一番得意ショットで試してみてください

多分すでにやっています。

この感覚、特に面をしっかり感じているショットが得意ショットです。

『意識してイメージする』 ことをすれば

苦手ショットも得意ショットになるかもしれません。 ピース


イップス・ショットを超得意ショットに変換してしまいましょう。  ナイス!


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:34 | コメント(2)| トラックバック(0)
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コメント
早速,今日の練習からラケットの動きに意識をおいて練習しました!まだ,筋肉のの動きが気になってしまうのでもっと練習します.

個人的な質問になってしまうのですが,ブログやDVDを見て下から引いて上にテイクバックを終了し,そこから下ループするフォアハンド(セミウエスタン)の練習をしています.

テイクバックまでは手首の形は上手くいくのですが,フォアードスイングに切り替わる瞬間に勝手に右ひじが伸びきってしまいます.そのためループが描けずに手が真下にきてしまいます.(テイクバック後にキューピーちゃんの手のようになってしまいます.)

急に下がったラケットを振るため,手首が余計変な動きをしてしまう気がします.ゆーっくり振ると割りと大丈夫なのですが,少し早く振るとひじが勝手に伸びます.

試しにネットの上をラケットが通過するように振ったり,左手で右手首を持って両手フォアハンドのようにスイングするとひじが勝手に伸びきらず,手首が動かないでにスイングできます.

体の筋肉を意識しないことが,やはり最優先なのでしょうか?意識していないつもりなのに,ひじが伸びて手首が変な動きをしてしまうので,もし,ひじが伸びきらないような練習方法やアドバイスがあればよろしくお願いします.

分かりにくくてすみません!!



投稿者 ヌーン 2010/08/11 23:00
テニスではありませんが、非常に参考になりました、ありがとうございます。
投稿者 hiro 2011/11/28 10:15
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