2010年08月19日
私のレシーブ論
『祐天』 さんからサービスリターンについて、ご要望を頂いていました。
以下がコメントの全文です。
松原コーチ、面白いブログ楽しく読ませていただきました。
私は現在は試合には出ていないためメンタルを気にすることはなくなってしまいしましたが、近い将来年齢別試合には出たいと思っています。
松原コーチのDVD4本とこのブログをもとに技術の向上を図っており大変参考になっております。
希望を言わせていただきますとサービスレシーブの技術解説が少ないことです。
できましたら、ジュースサイド及びアドサイドのサービスレシーブ論を写真付きでやっていただければと思っています。
私はダブルスですが他の人はシングルスの方もおられると思いますので合わせて宜しくおねがいします。
投稿者 祐天 2010/08/05 19:28
私の答えです。
ご要望どおり、すべてを説明するにはちゃんとした図と写真がたくさん必要なようです。
不精な私としては、このままでは、今年中には無理そう
とりあえずあるものと口先で重要なところだけ説明しようと思います。
ところでレシーブという言葉、あまり好きではありません。
何だか受身な気がして。
私としてはリターンと呼ぶほうが多いのですが・・・
さて、私のレシーブ論ですが
基本的にはグランドストロークのバリエーションの1つだと考えています。
その中でサービスの特殊性に合わせた対応を付け加えていけばいいという考え。
今回、サービスを強力な物に限定します。
それは、ゆるいサービスはレシーバーにとって単なる決め球だと思うからです。
特殊性があるとすれば、打つ位置がベースライン内側になるという事。
つまり、浅く入ったチャンスボールに対し決め球を打つと言う事です。
それでは、強力なサービスに対するリターンに入ります。
強力なサービスに対する考え方として2通りあります。
A案 とりあえず、小さなスウィングで無事に返球する。
B案 強力なリターンで主導権を握る。
プロは相手も強力なストロークやボレーを持っているため
A案では必ずサーバーに主導権を握られ、確実にキープされてしまいます。
ですから当然、B案で、リターンから攻撃していきます。
リターンをハードヒットできるという事は
正確なショットを一瞬の間に出せるという事で
私がフォアハンドの話でよく言っている、 『入るはずの面で引いて、打つだけ』
という基本技術が出来ていなければどうにもなりません。
逆に、そうゆうフォアハンドなり、バックハンドを持っていれば
後はサービスの特殊性に合わせるだけという事になるのです。
私の話で、なぜ、リターンよりもフォアハンドの打ち方の話が多いのか?
このことが最大の理由なのです。
『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を出来ない人は先ほどのA案
とりあえず返しておく、という考えでいかなければならないと思います。
それとももっと複雑なレシーブ論が必要になるか?
とても私の手には負えない、泥沼の世界に入っていきます。
さて、『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を実践し、世界1のリターンキング。
それは、アガシだと思います。
とりあえず、彼のフォアハンドリターン、動画と連続写真を紹介して
今日のリターン論、第1回目、私好みの話しを終わります。
サービスの特殊性に対する話しは今後、順番に・・・・
以下がコメントの全文です。
松原コーチ、面白いブログ楽しく読ませていただきました。
私は現在は試合には出ていないためメンタルを気にすることはなくなってしまいしましたが、近い将来年齢別試合には出たいと思っています。
松原コーチのDVD4本とこのブログをもとに技術の向上を図っており大変参考になっております。
希望を言わせていただきますとサービスレシーブの技術解説が少ないことです。
できましたら、ジュースサイド及びアドサイドのサービスレシーブ論を写真付きでやっていただければと思っています。
私はダブルスですが他の人はシングルスの方もおられると思いますので合わせて宜しくおねがいします。
投稿者 祐天 2010/08/05 19:28
私の答えです。
ご要望どおり、すべてを説明するにはちゃんとした図と写真がたくさん必要なようです。
不精な私としては、このままでは、今年中には無理そう
とりあえずあるものと口先で重要なところだけ説明しようと思います。
ところでレシーブという言葉、あまり好きではありません。
何だか受身な気がして。
私としてはリターンと呼ぶほうが多いのですが・・・
さて、私のレシーブ論ですが
基本的にはグランドストロークのバリエーションの1つだと考えています。
その中でサービスの特殊性に合わせた対応を付け加えていけばいいという考え。
今回、サービスを強力な物に限定します。
それは、ゆるいサービスはレシーバーにとって単なる決め球だと思うからです。
特殊性があるとすれば、打つ位置がベースライン内側になるという事。
つまり、浅く入ったチャンスボールに対し決め球を打つと言う事です。
それでは、強力なサービスに対するリターンに入ります。
強力なサービスに対する考え方として2通りあります。
A案 とりあえず、小さなスウィングで無事に返球する。
B案 強力なリターンで主導権を握る。
プロは相手も強力なストロークやボレーを持っているため
A案では必ずサーバーに主導権を握られ、確実にキープされてしまいます。
ですから当然、B案で、リターンから攻撃していきます。
リターンをハードヒットできるという事は
正確なショットを一瞬の間に出せるという事で
私がフォアハンドの話でよく言っている、 『入るはずの面で引いて、打つだけ』
という基本技術が出来ていなければどうにもなりません。
逆に、そうゆうフォアハンドなり、バックハンドを持っていれば
後はサービスの特殊性に合わせるだけという事になるのです。
私の話で、なぜ、リターンよりもフォアハンドの打ち方の話が多いのか?
このことが最大の理由なのです。
『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を出来ない人は先ほどのA案
とりあえず返しておく、という考えでいかなければならないと思います。
それとももっと複雑なレシーブ論が必要になるか?
とても私の手には負えない、泥沼の世界に入っていきます。
さて、『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を実践し、世界1のリターンキング。
それは、アガシだと思います。
とりあえず、彼のフォアハンドリターン、動画と連続写真を紹介して
今日のリターン論、第1回目、私好みの話しを終わります。
サービスの特殊性に対する話しは今後、順番に・・・・
リターン論の整理を含めてありがとうございます。
今後第2回へと続くとのことですので、リターンの位置、スイング(振り子)の大きさ、形等も取り上げていただければ幸いです。