2011年05月30日
スタンスと打球フォーム
『ぼの』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
どうしても気になっていることがあって質問させていただきます。
動画を見て、いつもこのような打ち方が出来ればと思っています。
スローモーション動画をさらにポーズしながら細かく見ていると、
テイクバックからフォロースルーまで脇が空いていることに気が付きました。
私が打つ場合、癖なのかどうしても脇を閉じて打ってしまいます。
(窮屈な打ち方になっているのは自覚しています)
脇が開いているのはオープンスタンスだからでしょうか?
脇の開きとスイングについて、教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿者 ぼの 2011/05/30 13:17
私の答えです。
脇というのは通常、空いているのがふつうです。
くわしくは
脇が空く話を昨年の12月23日、24日のブログで
私の写真と動画も使って説明しているので、参考にしてほしい。
要約すると
腕の形を決めれば、低い打点なら脇が閉まるし
高い打点では当然、脇が空くという話だ。
さて、スタンスとスウィングの関係だが
結論を言ってしまうと
普通に打っている限り、基本的に関係ない。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
ボールの側の言い分を聞いてみると
ボールにかかるスピンと飛んで行く方角、スピードとは
ラケット面の向きと当たる角度、そのスピードだけの問題なのだ。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
更にさかのぼると
そのラケットの動きに影響を与えるのは
腕の使い方。
まあそんなふうに考えればいいのだが
自分でも疲れてきたので、省略すると![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
フォアハンドで、コントロールに関係ある要素は
入るはずの面で構え
腕を捻らずに引き
その間、上体を垂直に保つこと。![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
だけなので
下半身がどっちに向いていようと関係が無い。![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
下半身が関係するのはボールに対する位置取りと
パワーの問題だけなのだ。
したがって
クローズドでもスクエアーでも、オープンでも
ボールをコントロールできる打ち方であるとすると
どのスタンスで打っても、上半身の形や向き、スウィングは同じはずなのだ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
参考に、これはフェデラーがスクエアーで打った、動画と連続写真。
次は、同じくフェデラーがオープンで打った、動画と連続写真です。
上体だけを見て、スウィングを比べてみてください。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
以下がそのコメントの全文です。
![マイク](http://blog.tennis365.net/common/icon/83.gif)
どうしても気になっていることがあって質問させていただきます。
動画を見て、いつもこのような打ち方が出来ればと思っています。
スローモーション動画をさらにポーズしながら細かく見ていると、
テイクバックからフォロースルーまで脇が空いていることに気が付きました。
私が打つ場合、癖なのかどうしても脇を閉じて打ってしまいます。
(窮屈な打ち方になっているのは自覚しています)
脇が開いているのはオープンスタンスだからでしょうか?
脇の開きとスイングについて、教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿者 ぼの 2011/05/30 13:17
私の答えです。
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
くわしくは
脇が空く話を昨年の12月23日、24日のブログで
私の写真と動画も使って説明しているので、参考にしてほしい。
要約すると
腕の形を決めれば、低い打点なら脇が閉まるし
高い打点では当然、脇が空くという話だ。
さて、スタンスとスウィングの関係だが
結論を言ってしまうと
普通に打っている限り、基本的に関係ない。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
ボールの側の言い分を聞いてみると
ボールにかかるスピンと飛んで行く方角、スピードとは
ラケット面の向きと当たる角度、そのスピードだけの問題なのだ。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
更にさかのぼると
そのラケットの動きに影響を与えるのは
腕の使い方。
まあそんなふうに考えればいいのだが
自分でも疲れてきたので、省略すると
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
フォアハンドで、コントロールに関係ある要素は
入るはずの面で構え
腕を捻らずに引き
その間、上体を垂直に保つこと。
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
だけなので
下半身がどっちに向いていようと関係が無い。
![うるせー](http://blog.tennis365.net/common/icon/21.gif)
下半身が関係するのはボールに対する位置取りと
パワーの問題だけなのだ。
したがって
クローズドでもスクエアーでも、オープンでも
ボールをコントロールできる打ち方であるとすると
どのスタンスで打っても、上半身の形や向き、スウィングは同じはずなのだ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
参考に、これはフェデラーがスクエアーで打った、動画と連続写真。
次は、同じくフェデラーがオープンで打った、動画と連続写真です。
上体だけを見て、スウィングを比べてみてください。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)