2011年05月15日
フォアハンドもゆうっくり
『うそほんと』 さんから質問をいただきました。
フォアハンドの振り子スウィング、振り子の支点と加速具合です。
以下がそのコメント、全文です。
いつもお世話になっております。
振り子動作についての質問です。
フォアの振り子の中心を肩ではなく背骨辺りと考えても良いのでしょうか?
オーバーヘッドの振り子はどこを中心としているのでしょうか?
オーバーヘッドのタイミング「ゆうっくり」みたいな表現でフォアのタイミングを教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/05/14 15:41
私の答えです。
フォアハンドの安定性を支えているのは
インパクトの形を保って、腕を内旋、外旋せずにスウィングすること
上体の軸が垂直なこと、の2つ。
そして、そのスウィングは振り子を使って滑らかに振ることです。
つまり上体をぐらつかせずに振る以上、支点は肩関節以外にはありえません。
そこ以外を支点にすれば、必ずスウィングの軸がぶれ、不安定なフォアになります。
そしてスウィングのタイミング、わたしは加速具合と表現しましたが
特にスウィングの前半で
振り子に逆らわない滑らかなスウィングが求められます。
振り子に逆らわなければ余計なストレスが腕の形にかからず
インパクトの形が崩れずにすむのです。
だから名人のスウィングは滑らかで、美しいのです。
つまり、『ゆうっくり』 です。
前半の振り子に逆らわない滑らかな、ゆったりしたスウィングから
後半、一気に力を入れて振りぬきます。
インパクトまでが、『ゆうっ・・・』
インパクトからが一気の、『・・くり』 です。
ただこれでは言葉遣いが穏やかで
ファイトが沸きにくいきらいがあります。
ですから、私は、「うーう、うー」 と、
あるときは心の中で、ときには口に出してぶん殴っています。
振り子から加速してハードヒットですから
上の振り子のスマッシュも下の振り子のフォアハンドも
リズムは、ほとんど同じと考えていいと思います。
そうそう、もう一つの質問です。
スマッシュの振り子ですが
外旋、内旋による動きですから肘を支点にしていると思います。
ただし、肘の屈伸もありますし上体も動きますので
フォアハンドほど厳密ではないかもしれませんね。
ところで、むかし、スマッシュのことをオーバーヘッドといっていた頃がありました。
『うそほんと』 さんはサーブも含めたいのでこの表現だったのかもしれません。
サーブの場合でも、先ほどの支点の考え方は同じだと思いますので念のため。
フォアハンドの振り子スウィング、振り子の支点と加速具合です。
以下がそのコメント、全文です。
いつもお世話になっております。
振り子動作についての質問です。
フォアの振り子の中心を肩ではなく背骨辺りと考えても良いのでしょうか?
オーバーヘッドの振り子はどこを中心としているのでしょうか?
オーバーヘッドのタイミング「ゆうっくり」みたいな表現でフォアのタイミングを教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/05/14 15:41
私の答えです。
フォアハンドの安定性を支えているのは
インパクトの形を保って、腕を内旋、外旋せずにスウィングすること
上体の軸が垂直なこと、の2つ。
そして、そのスウィングは振り子を使って滑らかに振ることです。
つまり上体をぐらつかせずに振る以上、支点は肩関節以外にはありえません。
そこ以外を支点にすれば、必ずスウィングの軸がぶれ、不安定なフォアになります。
そしてスウィングのタイミング、わたしは加速具合と表現しましたが
特にスウィングの前半で
振り子に逆らわない滑らかなスウィングが求められます。
振り子に逆らわなければ余計なストレスが腕の形にかからず
インパクトの形が崩れずにすむのです。
だから名人のスウィングは滑らかで、美しいのです。
つまり、『ゆうっくり』 です。
前半の振り子に逆らわない滑らかな、ゆったりしたスウィングから
後半、一気に力を入れて振りぬきます。
インパクトまでが、『ゆうっ・・・』
インパクトからが一気の、『・・くり』 です。
ただこれでは言葉遣いが穏やかで
ファイトが沸きにくいきらいがあります。
ですから、私は、「うーう、うー」 と、
あるときは心の中で、ときには口に出してぶん殴っています。
振り子から加速してハードヒットですから
上の振り子のスマッシュも下の振り子のフォアハンドも
リズムは、ほとんど同じと考えていいと思います。
そうそう、もう一つの質問です。
スマッシュの振り子ですが
外旋、内旋による動きですから肘を支点にしていると思います。
ただし、肘の屈伸もありますし上体も動きますので
フォアハンドほど厳密ではないかもしれませんね。
ところで、むかし、スマッシュのことをオーバーヘッドといっていた頃がありました。
『うそほんと』 さんはサーブも含めたいのでこの表現だったのかもしれません。
サーブの場合でも、先ほどの支点の考え方は同じだと思いますので念のため。