2011年05月29日
ストリングの硬さ
『ぼの』 さんからストリングのテンションについて質問をいただいていました。
以下がそのコメントの後半、質問部分です。
・・・前半省略・・・
今回も初心者レベルの質問なのですが、自分に合うガットのテンションはどのように調べれば(感じれば)良いのでしょうか?
そんなことは自分の感覚で決めろと言われそうですが、初心者の私はプレイする日によってコンディションはバラバラで、その日によって硬く感じたり調度良い(?)と感じたりしています。ちなみに今のテンションはラケットのカタログに記載されている最低で張り上げてもらっていますが、それでも柔らかく感じることはありません(鈍感なだけかも:汗)。一発で適正を求めるのは難しいかと思いますが、何か方法はありませんでしょうか?例えばグッと柔らかく張ってから徐々に硬くするとかです。年2~3回程度しか張り替えませんのですが、1年間かけても自分に合うテンションを見つけられればと思っております。
打点を安定させるように腕を磨くのが先とも言われそうですが、よろしくお願いいたします。
投稿者 ぼの 2011/05/23 10:35
私の答えです。
「ラケットのカタログに記載されている最低で張り上げてもらっていますが、それでも柔らかく感じることはありません」
という事でしたら、もっとゆるくしてみたらどうですか。
メーカーの指定する適正テンションというのは
この範囲を超えたら、フレームが折れても保証しませんよ、という事で
この範囲外のテンションで張っている人はたくさんいます。
私もです。
テンションについては
ストリングを張るショップやストリンガーの話を聞いたほうがいいと思います。
といいますのは、お店や、使う張り機や、張る手順などにより
同じテンション、たとえば50ポンドといってもずいぶん違うからです。
50ポンドというのはうちのスクールやクラブではやや固めですが
大抵のショップでは普通かややゆるめではないでしょうか。
うちの張り方は少し硬めに上がるようです。
ただ、うちの中で、張るスタッフによって硬さが変わっては困りますので
お客様から特別の注文がない限り
ストリングの通す順番や、1本張るたびにやる手順など
すべて、統一しています。
ですから、東戸塚のスクールで張っても印西のクラブで張っても
同じ仕上がりになっているはずです。
さて、われわれがテニスをする場合
ボールやラケットに合わせて打っています。
たとえば、雨に濡れて膨らんだボールを打つとき
普段より無意識に力が入っているものです。
ストリングも同じで
ゆるく張ってあればグリップを握る力も緩みますし
硬めに張ってあれば、自然に力が入っているものです。
つまり、自分にあったテンションを選ぶべきなのですが
プレーしている時は
そのストリングのテンションにプレーを自然に合わせているものなのです。
もし、『ぼの』 さんが、本当におっしゃるとおりの初心者で
ストリングのテンションを感じ取れないのであれば
あまり変わったものを使わない方がいいと思います。
まずは、標準的な用具を使って、自分をそれに合わせるのです。
「打点を安定させるように腕を磨くのが先」
というのはある意味、たしかにその通りです。
つまり、最初に書いたとおり
ショップの方に相談し
今よりやや緩めのテンションにして
しばらく使ってみてはどうでしょう。
そして、感触が分かってきたら
たとえば飛びすぎてコントロールがしにくければ、硬くするとか
飛ばないならゆるくするとか
少しずつ変えていくようにしたらどうでしょうか。
ここまで書いてきてなんですが
最適なテンションの決め方のうまい手というのは?
他の人のを借りることも含めて、色々やってみるしかないと思います。
アッ、他の人のを借りるのはいい手ですね。
以下がそのコメントの後半、質問部分です。
・・・前半省略・・・
今回も初心者レベルの質問なのですが、自分に合うガットのテンションはどのように調べれば(感じれば)良いのでしょうか?
そんなことは自分の感覚で決めろと言われそうですが、初心者の私はプレイする日によってコンディションはバラバラで、その日によって硬く感じたり調度良い(?)と感じたりしています。ちなみに今のテンションはラケットのカタログに記載されている最低で張り上げてもらっていますが、それでも柔らかく感じることはありません(鈍感なだけかも:汗)。一発で適正を求めるのは難しいかと思いますが、何か方法はありませんでしょうか?例えばグッと柔らかく張ってから徐々に硬くするとかです。年2~3回程度しか張り替えませんのですが、1年間かけても自分に合うテンションを見つけられればと思っております。
打点を安定させるように腕を磨くのが先とも言われそうですが、よろしくお願いいたします。
投稿者 ぼの 2011/05/23 10:35
私の答えです。
「ラケットのカタログに記載されている最低で張り上げてもらっていますが、それでも柔らかく感じることはありません」
という事でしたら、もっとゆるくしてみたらどうですか。
メーカーの指定する適正テンションというのは
この範囲を超えたら、フレームが折れても保証しませんよ、という事で
この範囲外のテンションで張っている人はたくさんいます。
私もです。
テンションについては
ストリングを張るショップやストリンガーの話を聞いたほうがいいと思います。
といいますのは、お店や、使う張り機や、張る手順などにより
同じテンション、たとえば50ポンドといってもずいぶん違うからです。
50ポンドというのはうちのスクールやクラブではやや固めですが
大抵のショップでは普通かややゆるめではないでしょうか。
うちの張り方は少し硬めに上がるようです。
ただ、うちの中で、張るスタッフによって硬さが変わっては困りますので
お客様から特別の注文がない限り
ストリングの通す順番や、1本張るたびにやる手順など
すべて、統一しています。
ですから、東戸塚のスクールで張っても印西のクラブで張っても
同じ仕上がりになっているはずです。
さて、われわれがテニスをする場合
ボールやラケットに合わせて打っています。
たとえば、雨に濡れて膨らんだボールを打つとき
普段より無意識に力が入っているものです。
ストリングも同じで
ゆるく張ってあればグリップを握る力も緩みますし
硬めに張ってあれば、自然に力が入っているものです。
つまり、自分にあったテンションを選ぶべきなのですが
プレーしている時は
そのストリングのテンションにプレーを自然に合わせているものなのです。
もし、『ぼの』 さんが、本当におっしゃるとおりの初心者で
ストリングのテンションを感じ取れないのであれば
あまり変わったものを使わない方がいいと思います。
まずは、標準的な用具を使って、自分をそれに合わせるのです。
「打点を安定させるように腕を磨くのが先」
というのはある意味、たしかにその通りです。
つまり、最初に書いたとおり
ショップの方に相談し
今よりやや緩めのテンションにして
しばらく使ってみてはどうでしょう。
そして、感触が分かってきたら
たとえば飛びすぎてコントロールがしにくければ、硬くするとか
飛ばないならゆるくするとか
少しずつ変えていくようにしたらどうでしょうか。
ここまで書いてきてなんですが
最適なテンションの決め方のうまい手というのは?
他の人のを借りることも含めて、色々やってみるしかないと思います。
アッ、他の人のを借りるのはいい手ですね。