2011年05月06日
サーブフィニッシュその後
『光太朗』 さん『いわし頭』 さんから再度コメントをいただきました。
「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」 がわかりにくいようです。
『光太朗』 さんのコメントは以下のとおりです。
『いわし頭』 さんからもいただいていますが、ちょっと長くなるのでこちらにリンク。
松原様
毎回、迅速なご回答有難うございます。
大変参考になります。
只、いまいち理解力が乏しい私としては
「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」が
いまいちピンときていません。
リラックスしてリズミカルに振られてきたラケットを
インパクト後(感覚的)に止める。という事でしょうか?
いや違いますね。多分。
肘を止める?
私個人としては、プロの猿真似が得意なので
インパクト後に肘を止めて腕を外側にひねりこんで
フィニッシュとする様にしていますが
それとは異なるものなのでしょうか?
すみません。またまたお手数をおかけします。
投稿者 2011/05/03 23:04
私の答えです。
遠心力に逆らってというのは
遠心力というのはラケットがすっぽ抜ける方向、空に向かいますので
反対は腕を引っ張る方向。
つまり肘を残し、手の位置を体の近くに引っ張ってくることになります。
プロの猿真似の話に
「インパクト後に肘を止めて腕を外側にひねりこんでフィニッシュ」 とありましたが。
肘を止めて前腕を振り出すのが内旋
外側に捻りこむのが回内のことだと思いますが
まったく、プロのやっているスピンサーブそのものだと思います。
この場合、フィニッシュは上体の右前側になると思います。
フェデラーのスピンサーブの動画と連続写真でそれを再度確認してください。
一見引っ張り込んでないように見えるかもしれませんが
腕が遠心力で引っ張られているにもかかわらず
それに逆らって、フィニッシュで若干曲がってきているのです。
また肘を止めて手を引っ張り込むことにより、回転半径を小さくしスピードアップ。
これを一番はっきりやるのは、サンプラスでしょう。
彼の動画と連続写真も参考に見てください。
11コマ目の肘とフィニッシュです。
次に、いわし頭さんのコメントで
このスピードアップがスフォアハンドと同じではというご指摘がありました。
まったくそのとおりです。
肘を止め、腕を引っ張り、回転半径を小さくし加速するのです。
面を外側に向けていく回内の動きについては
スピンサーブはこれがメインというくらい盛大に使います。
フラットもかなり使います。
スライスの場合は使いすぎると面が前を向いてしまい、フラットサーブになっちゃいます。
スライスでは、少しは使っても大丈夫ですが、使わないつもりでいるのがコツです。
この回内の有無が、スピンのフィニッシュが右、スライスのが左になる主な理由です。
いわし頭さんのコメントでもうひとつ
「ラケットヘッドを(背中の後ろで)落とすことが大事」 というのがありました。
そのとおりだと思います。
スピンサーブに限らず、スウィングの大きさを作るのに充分に下から行かなくてはなりません。
実はスピンのときのコツですが
いっぱい落ちて、更にここまで行くのです。
サンプラスの動画と連続写真の9コマ目です。
一番垂れた位置より、ラケットヘッドは更に右に行っています。
たまたまの荒いコマで捕らえたところですが
たぶんピークはもう少し右まで行くと思います。
盛大な回内のための準備、盛大な回外なのです。
スライスとフラットはしっかり落ちたところくらいまででOKです。
「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」 がわかりにくいようです。
『光太朗』 さんのコメントは以下のとおりです。
『いわし頭』 さんからもいただいていますが、ちょっと長くなるのでこちらにリンク。
松原様
毎回、迅速なご回答有難うございます。
大変参考になります。
只、いまいち理解力が乏しい私としては
「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」が
いまいちピンときていません。
リラックスしてリズミカルに振られてきたラケットを
インパクト後(感覚的)に止める。という事でしょうか?
いや違いますね。多分。
肘を止める?
私個人としては、プロの猿真似が得意なので
インパクト後に肘を止めて腕を外側にひねりこんで
フィニッシュとする様にしていますが
それとは異なるものなのでしょうか?
すみません。またまたお手数をおかけします。
投稿者 2011/05/03 23:04
私の答えです。
遠心力に逆らってというのは
遠心力というのはラケットがすっぽ抜ける方向、空に向かいますので
反対は腕を引っ張る方向。
つまり肘を残し、手の位置を体の近くに引っ張ってくることになります。
プロの猿真似の話に
「インパクト後に肘を止めて腕を外側にひねりこんでフィニッシュ」 とありましたが。
肘を止めて前腕を振り出すのが内旋
外側に捻りこむのが回内のことだと思いますが
まったく、プロのやっているスピンサーブそのものだと思います。
この場合、フィニッシュは上体の右前側になると思います。
フェデラーのスピンサーブの動画と連続写真でそれを再度確認してください。
一見引っ張り込んでないように見えるかもしれませんが
腕が遠心力で引っ張られているにもかかわらず
それに逆らって、フィニッシュで若干曲がってきているのです。
また肘を止めて手を引っ張り込むことにより、回転半径を小さくしスピードアップ。
これを一番はっきりやるのは、サンプラスでしょう。
彼の動画と連続写真も参考に見てください。
11コマ目の肘とフィニッシュです。
次に、いわし頭さんのコメントで
このスピードアップがスフォアハンドと同じではというご指摘がありました。
まったくそのとおりです。
肘を止め、腕を引っ張り、回転半径を小さくし加速するのです。
面を外側に向けていく回内の動きについては
スピンサーブはこれがメインというくらい盛大に使います。
フラットもかなり使います。
スライスの場合は使いすぎると面が前を向いてしまい、フラットサーブになっちゃいます。
スライスでは、少しは使っても大丈夫ですが、使わないつもりでいるのがコツです。
この回内の有無が、スピンのフィニッシュが右、スライスのが左になる主な理由です。
いわし頭さんのコメントでもうひとつ
「ラケットヘッドを(背中の後ろで)落とすことが大事」 というのがありました。
そのとおりだと思います。
スピンサーブに限らず、スウィングの大きさを作るのに充分に下から行かなくてはなりません。
実はスピンのときのコツですが
いっぱい落ちて、更にここまで行くのです。
サンプラスの動画と連続写真の9コマ目です。
一番垂れた位置より、ラケットヘッドは更に右に行っています。
たまたまの荒いコマで捕らえたところですが
たぶんピークはもう少し右まで行くと思います。
盛大な回内のための準備、盛大な回外なのです。
スライスとフラットはしっかり落ちたところくらいまででOKです。