2011年05月03日
遠心力で打つ
『光太朗』 さんと 『いわし頭』 さんから質問をいただきました。
共通の話になりそうなので相席にさせていただきました。
お二人のコメント、どちらも後半の質問部分です。
・・・前半略・・・
今回の内容、大変参考になりました。
サーブのスウィングスピードはパワーにあらず
リズムである!ということですね。
後はインパクトからフィニッシュにかけてを
スピードアップして一気に振り切ります。と
ありますが、ここのポイントは大事だなぁと感じました。
私の場合、力んで失敗が多い為
感覚としては、インパクト後、フィニッシュを強くと
いった感覚でも良いのでしょうか?
たぶんインパクトを力強くと思っていると
いつものように力んだサーブになってしまう気がします。
有難うございます。
週末のテニスが楽しみです。
投稿者 光太朗 2011/04/28 18:38
・・・前半略・・・
いかに少ない力で、パワーと回転を出すかについては、ラケットの重みを感じつつ、ラケットの遠心力でボールを飛ばすということを念頭においてサーブをしていますが、これはこれで正しいのでしょうか?
私も力むとふかすことが多いので。
投稿者 いわし頭 2011/05/01 03:28
私の答えです。
まず、光太朗さんの質問ですが
「インパクト後に振り抜く」 でいいと思います。
インパクト前から加速が始まりますので
それでも控えめにインパクトからと書きましたが
感覚的にはさらに、インパクト後のほうがいいと思います。
実際に私も、レッスンでは、インパクト後と言っています。
ほんと、そうしないと余計な力が入ってかえって振りぬきが悪くなったりするのです。
ご意見ありがとうございました。
さて、いわし頭さんの質問と絡んできます。
インパクト後に振りぬくには、ラケットは押しません、 「引っ張り抜きます」
遠心力というのは回転の外方向にかかる力ですので
打球方向と違うのですが
この遠心力に逆らうように引っ張り抜くのです。
この引っ張り力がスウィングを加速させます。
しかも、引っ張っていくために、手の位置に対しラケットヘッドが走り
ラケット面も内向きになりやすいのです。
そのために面が外向きに動くことによる、上下打ち出し角度の発散傾向を防ぐことにもなります。
つまりこの使い方、「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」
というのは、パワーにも安定度にもご利益のある方法なのです。
回転運動では遠心力というのは回転速度に比例する為、誤解されやすく
この回転の勢いで打つことを、遠心力で打つと思っている人が多いのです。
ですから、遠心力で打つというのは
物理的にはどうかなと思うような言い方だと思っていました。
正確には、スウィングの特に後半、遠心力に逆らう力を入れる。
つまり、求心力で打つのです。
そうすれば、引っ張る力で加速、しかも安定なのです。
そうゆう意味で、遠心力を使って打つというのは正しい事なんですね。
(思いがけず、深遠な理論にまでたどり着いたようです)
共通の話になりそうなので相席にさせていただきました。
お二人のコメント、どちらも後半の質問部分です。
・・・前半略・・・
今回の内容、大変参考になりました。
サーブのスウィングスピードはパワーにあらず
リズムである!ということですね。
後はインパクトからフィニッシュにかけてを
スピードアップして一気に振り切ります。と
ありますが、ここのポイントは大事だなぁと感じました。
私の場合、力んで失敗が多い為
感覚としては、インパクト後、フィニッシュを強くと
いった感覚でも良いのでしょうか?
たぶんインパクトを力強くと思っていると
いつものように力んだサーブになってしまう気がします。
有難うございます。
週末のテニスが楽しみです。
投稿者 光太朗 2011/04/28 18:38
・・・前半略・・・
いかに少ない力で、パワーと回転を出すかについては、ラケットの重みを感じつつ、ラケットの遠心力でボールを飛ばすということを念頭においてサーブをしていますが、これはこれで正しいのでしょうか?
私も力むとふかすことが多いので。
投稿者 いわし頭 2011/05/01 03:28
私の答えです。
まず、光太朗さんの質問ですが
「インパクト後に振り抜く」 でいいと思います。
インパクト前から加速が始まりますので
それでも控えめにインパクトからと書きましたが
感覚的にはさらに、インパクト後のほうがいいと思います。
実際に私も、レッスンでは、インパクト後と言っています。
ほんと、そうしないと余計な力が入ってかえって振りぬきが悪くなったりするのです。
ご意見ありがとうございました。
さて、いわし頭さんの質問と絡んできます。
インパクト後に振りぬくには、ラケットは押しません、 「引っ張り抜きます」
遠心力というのは回転の外方向にかかる力ですので
打球方向と違うのですが
この遠心力に逆らうように引っ張り抜くのです。
この引っ張り力がスウィングを加速させます。
しかも、引っ張っていくために、手の位置に対しラケットヘッドが走り
ラケット面も内向きになりやすいのです。
そのために面が外向きに動くことによる、上下打ち出し角度の発散傾向を防ぐことにもなります。
つまりこの使い方、「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」
というのは、パワーにも安定度にもご利益のある方法なのです。
回転運動では遠心力というのは回転速度に比例する為、誤解されやすく
この回転の勢いで打つことを、遠心力で打つと思っている人が多いのです。
ですから、遠心力で打つというのは
物理的にはどうかなと思うような言い方だと思っていました。
正確には、スウィングの特に後半、遠心力に逆らう力を入れる。
つまり、求心力で打つのです。
そうすれば、引っ張る力で加速、しかも安定なのです。
そうゆう意味で、遠心力を使って打つというのは正しい事なんですね。
(思いがけず、深遠な理論にまでたどり着いたようです)
毎回、迅速なご回答有難うございます。
大変参考になります。
只、いまいち理解力が乏しい私としては
「インパクト後に、遠心力に逆らって引っ張り抜く」が
いまいちピンときていません。
リラックスしてリズミカルに振られてきたラケットを
インパクト後(感覚的)に止める。という事でしょうか?
いや違いますね。多分。
肘を止める?
私個人としては、プロの猿真似が得意なので
インパクト後に肘を止めて腕を外側にひねりこんで
フィニッシュとする様にしていますが
それとは異なるものなのでしょうか?
すみません。またまたお手数をおかけします。
僕はこの春から高校のテニス部にはいっています
今、1人でする練習法に悩んでいるのですが
何をすればいいでしょうか?
よろしくお願いします
とりとめもない呟きにお答えくださり有難うございます。
そうなのです。私も今一つ、意味がわかりませんでした。
光太朗さんのコメントを読んでいて、もしかしたらストロークと同じではないかと思いました。
スウィングの途中で肘を止め、そこを支点に腕を折りたたむように引っ張り込むのではないかと。
ストロークであれば、この方法でスウィングスピードが増すのは分かります。
しかし、サーブなら・・・。回内を行うのは、フラット、スピン。でも同じようなスウィングでスライスも打てるのかな?などの疑問も沸き起こってきました。今一度のご解説をいただければ有難いです。
また、今日スピンサーブの練習をしていて、気がついたことが一つありました。スピンサーブは、ラケットのヘッドを(背中の後ろで)落とすことが大事だということ。回転とキレが随分違ってきます。
何年も何年も練習して分かっているつもりのことにまた気がつく。その繰り返しですね。(でも、間違ってたら、併せてご教授いただけると嬉しいです。)
毎度お手数ですが、よろしくお願いいたします。