2011年05月08日
1人で勝手にうまくなる
『しむ』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、おはようございます。
僕はこの春から高校のテニス部にはいっています
今、1人でする練習法に悩んでいるのですが
何をすればいいでしょうか?
よろしくお願いします
投稿者 しむ 2011/05/04 09:45
私の答えです。
入部おめでとうございます。
部活に入ったというのは、テニスを始めたということでしょうか
つまり初心者?
そうなら、テニスの世界へようこそ。
部活なら先輩や監督の指導の下、集団でやるのでしょうから
それ以外のプライベートな時間の練習ということだろうと思います。
初心者、初級者、という前提で考えれば
一番最初に必要な能力はコーディネーション。
ラケットの長さ、重さ、面感覚などを知ること。
それとボールの性質を知ることでしょう。
コーディネーションというのは
ボールを目で見た情報から、ラケットの重さや長さによるスウィングの遅れなども計算に入れ
最適な面の向きでボールにぶつけるというような調整能力のことです。
もちろん、打点の位置を予測してそこに身体を持っていく
なんていうこともコーディネーションでしょう。
現代ヨーロッパのジュニア指導の最重要項目になっているものです。
仮に、理想のフォームというのを身につけたとしても
そこにボールがこなければただの空振りなのです。
そんなわけでコーディネーション。
具体的には
ラケットとボールで一人遊び。
1、 ラケットでボールをリフティング。
表の面、裏、サイドも使い、自在にボールを扱う。
ボールに回転をかけながら行う。
2、 ラケットでボールをドリブル。
壁打ちで1人遊び。 (スピード練習やフォーム練習にならないようにする)
1、 いろいろなグリップで、フォアもバックも、ショートラリーをする。
2、 いろいろな回転でショートラリーをする。
壁は正規のものじゃなくても、いろいろなところにある。
私の高校生活では、体育館でした。
ラケットの長さと重さによるスウィング感覚を覚えながら
面感覚、スピン感覚まで身につけておく。
その上でストロークのスウィングや身のこなしを覚える。
これは大切なことですから1人じゃなくて全員でやってもいいんですよ。
単純なショット練習だけよりも断然上達が早いと思います。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、おはようございます。
僕はこの春から高校のテニス部にはいっています
今、1人でする練習法に悩んでいるのですが
何をすればいいでしょうか?
よろしくお願いします
投稿者 しむ 2011/05/04 09:45
私の答えです。
入部おめでとうございます。
部活に入ったというのは、テニスを始めたということでしょうか
つまり初心者?
そうなら、テニスの世界へようこそ。
部活なら先輩や監督の指導の下、集団でやるのでしょうから
それ以外のプライベートな時間の練習ということだろうと思います。
初心者、初級者、という前提で考えれば
一番最初に必要な能力はコーディネーション。
ラケットの長さ、重さ、面感覚などを知ること。
それとボールの性質を知ることでしょう。
コーディネーションというのは
ボールを目で見た情報から、ラケットの重さや長さによるスウィングの遅れなども計算に入れ
最適な面の向きでボールにぶつけるというような調整能力のことです。
もちろん、打点の位置を予測してそこに身体を持っていく
なんていうこともコーディネーションでしょう。
現代ヨーロッパのジュニア指導の最重要項目になっているものです。
仮に、理想のフォームというのを身につけたとしても
そこにボールがこなければただの空振りなのです。
そんなわけでコーディネーション。
具体的には
ラケットとボールで一人遊び。
1、 ラケットでボールをリフティング。
表の面、裏、サイドも使い、自在にボールを扱う。
ボールに回転をかけながら行う。
2、 ラケットでボールをドリブル。
壁打ちで1人遊び。 (スピード練習やフォーム練習にならないようにする)
1、 いろいろなグリップで、フォアもバックも、ショートラリーをする。
2、 いろいろな回転でショートラリーをする。
壁は正規のものじゃなくても、いろいろなところにある。
私の高校生活では、体育館でした。
ラケットの長さと重さによるスウィング感覚を覚えながら
面感覚、スピン感覚まで身につけておく。
その上でストロークのスウィングや身のこなしを覚える。
これは大切なことですから1人じゃなくて全員でやってもいいんですよ。
単純なショット練習だけよりも断然上達が早いと思います。