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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアは前向きに踏み込む

一昨日、松原テニスクラブ印西での会員Tさんへのアドバイス
じつはもう一つあったのを思い出した。

フォアハンドを見ていて、何かもたつきを感じたのだ。

通常、フォアハンドを打つ経過というのを
皆さんこう思っていないだろうか。

0、横を向く
1、踏み込む
2、前を向いて
3、打つ

一見ホントそうだが、実戦としてはテンポが速くなるとついていけない。 悪だくみ

前を向いていくのが遅れがちになるのだ。

特に女性はこうなりがちで、こうなるとパワーが激減してしまう。
女性だから筋力が足りないせいだと思ってしまいがちだが
それは違う。

前向きを作ることが苦手なだけなのだ。


今回、それを解決する方法としてアドバイスしたのは
1の踏み込む足を前向きにして、下半身にひねりを作ること。  ナイス!

そして踏み込む足、左足を踏ん張ることにより、ひねり戻しを行い
自然に上体が前向きになるように仕込むのだ。

  (クローズドスタンスの左足はつっかい棒でいいんです)

そうすれば、速いテンポにもついていきやすい上に
自然に前向き、自然にいい当たりを生みやすくなるのだ。 ピース



私のフォームで説明しよう。

構えはこう

フォア構え


左足を踏み込んでいく。

フォア踏み込み


肩の線は横向きだが、腰は斜め前向き、膝とつま先はかなり前向きになっている。

この、ひねりを作った構えを見ると
自画自賛になってしまうが、アスリートを感じるだろう。

いつでも打ちにいく体制が出来上がっているのだ。

今回のアドバイス
フォアを滑らかに、力強く打つためのコツが
この、前向きに膝とつま先を踏み込んでいくことなのだ。  ナイス!

フォア振り出し


前でつっっぱっている左足に体重が乗り
突っ張っていることにより、上体が自然に、前に向いていく。


そして、インパクト直前には打点が高いせいもあり
上体が完全に前向きより少し超えている。

フォア打点前


アウトサイドインでこの後、左下に振り切るためにも
最低でもこのくらいな前向きにならなければいけないのだ。


鬼のようなショットの前提は前を向くことだ。

そのために、もう一度叫ぶ。

「つま先を前向きに踏み込んでいこう」  叫び



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 21:44 | コメント(2) | トラックバック(0)