2011年05月16日
動きながらのボレー
ファーストボレーのお話をした、『いわし頭』 さんから再度質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
2日とも本当にいい天気で心ゆくまでテニスが楽しめました。幸せです。
さて、先週教えていただいた球出しから始まるファーストボレー、試してみました。
良好です。確かにレシーバーをよく観ることができます。
しかし、次が問題です。動きながらのボレー。これが慣れないのか中々上手くいきません。
見かねたのか、付き合ってくれたベテランプレーヤーの方がアドバイスしてくれました。
「サービスの後の早い段階のステップ、これはOK。しかし次のボレーは動きながらではなく、打つ時、瞬間でも止まってボレーしなくては、バランスが悪く失敗しやすい。ファーストボレーに至るまでは2段階ストップなのだと。」確かに、このやり方だと失敗率は減るようです。
家に帰って、松原コーチのコメント、サンプラス、ヨハンソンのボレーを見てみました。そんなことしてないようです。やはりあくまで動きの中でのボレーを練習していくべきなのですよね?疑うようで誠に申し訳ありませんが、再度のご教授をよろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/05/15 17:04
私の答えです。
ずうっと、止まってボレーをしていた方が動きながらボレーをすれば難しいと思います。
慣れるしかないのは事実です。
私も昔、ちゃんと止まってボレーするように先輩から言われ、まじめにやっていました。
でもさっぱり上手くならず
プロのまねをして動きながら打つようにしてから
やっと、安定するようになりました。
スライスは止まって踏ん張ったりする必要がありません。
流れの中で打つことができます。
バックハンドのアプローチショットなどもスライスを使うのはそのためで
動きながら打つことにより
ネットへ早く出ることができますし
止まらない分、打点の位置もより前にできます。
そのためにもボレーはスライスで打つのです。
しかし、ベテランの方からアドバイスをもらえば
10中8,9、止まってボレーをするように言われると思います。
みんなそう習って、何十年もやってきたのでしょうがないのです。
テニススクールでも、たいていのところは止まって打たしていると思います。
たいていのコーチもそう思い込んでいるのです。
もちろんうちでも初級クラスの方は止まってボレーします。
ですから動きながらのボレーは、日本では非常識に近いのです。
もちろんプロでは常識です。
これはスマッシュの場合と同じで
初級者はジャンプしては打てないと思いますが
上級者にとっては位置あわせが完璧にできる
ジャンピングスマッシュのほうがはるかに優しいのです。
ボレーも、スマッシュと同じで動きながら打つことにより
ボールに対しての位置取りがとても優しくなりますので
必ず、やってほしいのですが
動きながらで、注意するべき点が2つあります。
1つ目は、上体の向きをなるべく保つように動くこと。
(バックのスライスアプローチでキャリオカステップを使うのはこのため)
2つ目は打点に対し、なめらかなアプローチをすること。
飛行機が着陸するように腰がちょっとだけ凹型に動いていく。
私のレッスンでは、「腰でナイキのマークを書いてください」 と言っています。
(お世話になっているヨネックスマークだと、でこぼこなので、すいません)
なめらかにアプローチして行き、打ち終わって、最後にちょっと持ち上がる。
それをヨハンソンの動画と連続写真からもう一度感じてください。
そしてこの動きとボレーのスウィングを組み合わせて、ボールを想像しての素振りです。
この厳しい練習を5回くらいやればできるようになります。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
2日とも本当にいい天気で心ゆくまでテニスが楽しめました。幸せです。
さて、先週教えていただいた球出しから始まるファーストボレー、試してみました。
良好です。確かにレシーバーをよく観ることができます。
しかし、次が問題です。動きながらのボレー。これが慣れないのか中々上手くいきません。
見かねたのか、付き合ってくれたベテランプレーヤーの方がアドバイスしてくれました。
「サービスの後の早い段階のステップ、これはOK。しかし次のボレーは動きながらではなく、打つ時、瞬間でも止まってボレーしなくては、バランスが悪く失敗しやすい。ファーストボレーに至るまでは2段階ストップなのだと。」確かに、このやり方だと失敗率は減るようです。
家に帰って、松原コーチのコメント、サンプラス、ヨハンソンのボレーを見てみました。そんなことしてないようです。やはりあくまで動きの中でのボレーを練習していくべきなのですよね?疑うようで誠に申し訳ありませんが、再度のご教授をよろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/05/15 17:04
私の答えです。
ずうっと、止まってボレーをしていた方が動きながらボレーをすれば難しいと思います。
慣れるしかないのは事実です。
私も昔、ちゃんと止まってボレーするように先輩から言われ、まじめにやっていました。
でもさっぱり上手くならず
プロのまねをして動きながら打つようにしてから
やっと、安定するようになりました。
スライスは止まって踏ん張ったりする必要がありません。
流れの中で打つことができます。
バックハンドのアプローチショットなどもスライスを使うのはそのためで
動きながら打つことにより
ネットへ早く出ることができますし
止まらない分、打点の位置もより前にできます。
そのためにもボレーはスライスで打つのです。
しかし、ベテランの方からアドバイスをもらえば
10中8,9、止まってボレーをするように言われると思います。
みんなそう習って、何十年もやってきたのでしょうがないのです。
テニススクールでも、たいていのところは止まって打たしていると思います。
たいていのコーチもそう思い込んでいるのです。
もちろんうちでも初級クラスの方は止まってボレーします。
ですから動きながらのボレーは、日本では非常識に近いのです。
もちろんプロでは常識です。
これはスマッシュの場合と同じで
初級者はジャンプしては打てないと思いますが
上級者にとっては位置あわせが完璧にできる
ジャンピングスマッシュのほうがはるかに優しいのです。
ボレーも、スマッシュと同じで動きながら打つことにより
ボールに対しての位置取りがとても優しくなりますので
必ず、やってほしいのですが
動きながらで、注意するべき点が2つあります。
1つ目は、上体の向きをなるべく保つように動くこと。
(バックのスライスアプローチでキャリオカステップを使うのはこのため)
2つ目は打点に対し、なめらかなアプローチをすること。
飛行機が着陸するように腰がちょっとだけ凹型に動いていく。
私のレッスンでは、「腰でナイキのマークを書いてください」 と言っています。
(お世話になっているヨネックスマークだと、でこぼこなので、すいません)
なめらかにアプローチして行き、打ち終わって、最後にちょっと持ち上がる。
それをヨハンソンの動画と連続写真からもう一度感じてください。
そしてこの動きとボレーのスウィングを組み合わせて、ボールを想像しての素振りです。
この厳しい練習を5回くらいやればできるようになります。