2011年05月21日
ポーチのタイミング
『いわし頭』 さんからポーチについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
目から鱗が落ちました!いつもためになる内容ばかりですが、鱗が落ちたのは、ジャンプしてスマッシュのタイミングをとることを教えていただいて以来です。これで迷いなく練習に入れ、また上達できます。有難うございます。
さて、矢継ぎ早の質問で大変申し訳ないのですが、また教えていただきたく思います。
週末、ダブルスの試合がありました。雁行陣でお互いの後衛がクロス(もしくは逆クロで)打ち合うパターン、私は前衛です。
何とかポーチに出ようと狙うのですが、ヨシッと出た瞬間、いつもスパッとストレートを抜かれます。
(女性にも・・・。大抵、動き速すぎと言われます。)
かといって、自重していたら、付近を何球か通過してゆき、「しまった!出とくんだった!」こんな繰り返しです。
前にリターン時のポーチのコツを教えていただきました。今度はストローク編です。
何か秘策はないでしょうか?ズバッと出て、スパッと決めれるような。お手すきの時、ご教授いただければ嬉しいです。
投稿者 いわし頭 2011/05/16 21:11
私の答えです。
ポーチというのは自分のサイドを空けて飛び出すわけで
相手が警戒していて、自在にどちらでも打てる態勢のときは成功しにくい。
逆に、一番成功しやすいのは、相手が方向を変える余裕の無いときだろう。
方向を変える余裕のないのには2通りの場合が考えられる。
1つ目はこちらのボールに対し返球に困っているとき。
だから、パートナーのボールが深かったりして、打ち勝った瞬間に出る。
2つ目は目いっぱいのハードヒットをしようとしているとき。
ハードヒッターは結構、自分本位。
自分のショットに集中しているのでネットマンから心が離れている。
このようなときにはそれほどのリスクも無くポーチは成功する。
これは、レシーブに対してでもストローク戦の途中でも原則は変わらない。
ただ、深い位置からのストロークの場合には遅めに出ても間に合うが
浅めのサーブのときなどは時間が無いので早めに出なくてはならない
それと、リターンのときは一番警戒しているので、出るのはさらに難しくなる。
まあ、レシーブに対してはさておいても
一番成功しにくいのは
相手がこちらの様子を伺いながら、軽く打ってくるような場合。
このときしかエースを取れなかったり、確実に点を取るため
このチャンスのみをうかがっているような人もいるくらいだ。
『いわし頭』 さんはこれに引っかかっているのではないだろうか。
こうゆう相手に対してはフェイントを使うとよい。
ポーチに出る振りをして戻る。
サイドを抜きに来たボールを決めればいい。
それを1,2度やった後、ゆっくりポーチに出ればいい。
またフェイントだと思って普通に打ってくるところをやっつける。
この組み合わせを何回かやると、相手の頭の中はぼろぼろになって
最後にはネットマンが眉毛を動かしただけでレシーブミスをするようになる。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは!
目から鱗が落ちました!いつもためになる内容ばかりですが、鱗が落ちたのは、ジャンプしてスマッシュのタイミングをとることを教えていただいて以来です。これで迷いなく練習に入れ、また上達できます。有難うございます。
さて、矢継ぎ早の質問で大変申し訳ないのですが、また教えていただきたく思います。
週末、ダブルスの試合がありました。雁行陣でお互いの後衛がクロス(もしくは逆クロで)打ち合うパターン、私は前衛です。
何とかポーチに出ようと狙うのですが、ヨシッと出た瞬間、いつもスパッとストレートを抜かれます。
(女性にも・・・。大抵、動き速すぎと言われます。)
かといって、自重していたら、付近を何球か通過してゆき、「しまった!出とくんだった!」こんな繰り返しです。
前にリターン時のポーチのコツを教えていただきました。今度はストローク編です。
何か秘策はないでしょうか?ズバッと出て、スパッと決めれるような。お手すきの時、ご教授いただければ嬉しいです。
投稿者 いわし頭 2011/05/16 21:11
私の答えです。
ポーチというのは自分のサイドを空けて飛び出すわけで
相手が警戒していて、自在にどちらでも打てる態勢のときは成功しにくい。
逆に、一番成功しやすいのは、相手が方向を変える余裕の無いときだろう。
方向を変える余裕のないのには2通りの場合が考えられる。
1つ目はこちらのボールに対し返球に困っているとき。
だから、パートナーのボールが深かったりして、打ち勝った瞬間に出る。
2つ目は目いっぱいのハードヒットをしようとしているとき。
ハードヒッターは結構、自分本位。
自分のショットに集中しているのでネットマンから心が離れている。
このようなときにはそれほどのリスクも無くポーチは成功する。
これは、レシーブに対してでもストローク戦の途中でも原則は変わらない。
ただ、深い位置からのストロークの場合には遅めに出ても間に合うが
浅めのサーブのときなどは時間が無いので早めに出なくてはならない
それと、リターンのときは一番警戒しているので、出るのはさらに難しくなる。
まあ、レシーブに対してはさておいても
一番成功しにくいのは
相手がこちらの様子を伺いながら、軽く打ってくるような場合。
このときしかエースを取れなかったり、確実に点を取るため
このチャンスのみをうかがっているような人もいるくらいだ。
『いわし頭』 さんはこれに引っかかっているのではないだろうか。
こうゆう相手に対してはフェイントを使うとよい。
ポーチに出る振りをして戻る。
サイドを抜きに来たボールを決めればいい。
それを1,2度やった後、ゆっくりポーチに出ればいい。
またフェイントだと思って普通に打ってくるところをやっつける。
この組み合わせを何回かやると、相手の頭の中はぼろぼろになって
最後にはネットマンが眉毛を動かしただけでレシーブミスをするようになる。
>2つ目は目いっぱいのハードヒットをしようとしているとき。
ハードヒット=速い球なので、それをボレーできるかは問題ですが、それは練習してこなせる様頑張りたく思います。
>この組み合わせを何回かやると、相手の頭の中はぼろぼろになって
>最後にはネットマンが眉毛を動かしただけでレシーブミスをするようになる。
打たずして相手にミスさせる。これが極意(秘伝)ですね。今から、コートに行って試してみます。
有難うございました。