2011年05月28日
オープン、スクエアー使い分け
今日もフォアハンド、スタンスについてのつづきです。
『すーさん』 から質問をいただきました。
いかがそのコメントの全文。
いつも、楽しみに読ませていただいてます。
「フォアは前向きに踏み込む」「フォアは前向きに踏み込む 続」を読ませていただいて、質問があります。
左足を踏み込むスクエアーなスタンスと右足を踏み込むオープンスタンスの使い分けについては、どのように考えればいいのでしょう。
両方こなせるのがいいとは思いますが、自分がやりやすい方を中心に考えておいていいのでしょうか?
投稿者 すーさん 2011/05/23 18:26
私の答えです。
「両方こなせるのがいいとは思いますが、自分がやりやすい方を中心に考える」
で大正解だと思います。
スクエアーなスタンスとオープンスタンスの使い方を比較してみます。
まず、テニスを始めたばかりの時は、スクエアーなスタンスじゃなければ打てないと思います。
そのほうが前後位置の調整がやりやすいことと
姿勢を保つこと
そして、上体の回転、つまり、横向きから前向きになる動きが自然なのです。
そして、そのときの腰の使い方、姿勢の保ち方が分かってきたら
オープンスタンスを採用することが出来るようになります。
オープンスタンスはこの技術的なハードルがやや高いこと
それと、体幹部や右足の筋力も、姿勢を保つためなどにかなり必要なのです。
ですから、男性にオープンが多く、女性には比較的少ないのです。
オープンスタンスは上体を前向きにしやすく、利き腕の自由度が高いため
スピン量の多いストローカーに多いと思います。
横方向に走らされた時にリーチが広いのも特徴です。
一方スクエアーなスタンスは打球方向に踏み込んでいきやすいため
オープンよりもハードヒットしやすいと思います。
また、前後方向にあわせやすいため
ライジングやアプローチに使いやすいことも特徴です。
プロではオープンスタンスは常識で
使わない人はいないと思います。
スクエアーの方は両方います。
スクエアーも使う選手と、オープンしか使わない選手です。
オープンだけの人はこれしかやらないわけで、プレーがシンプルになります。
プロにとってはこれがもっとも簡単なことなのです。
それに対し、スクエアーも使う選手は、よりバリエーションのあるプレーが期待できます。
私の印象ですと
ハードコート育ちにはスクエアーを使う攻撃型の人が多く
クレー育ちはオープンが多い、粘り型の人が多いように感じます。
これだけでもどんな選手が、という事がわかってもらえると思います。
さて、上級のプレーをするためには
ワイドに打たれたボールの処理やリターンにオープンは必修科目です。
そのオープンスタンスを必要な時だけ使うか
もっと積極的に使いまくるか
ご自分の好み、やりたいプレーぶりで決めればいいのだと思います。
『すーさん』 から質問をいただきました。
いかがそのコメントの全文。
いつも、楽しみに読ませていただいてます。
「フォアは前向きに踏み込む」「フォアは前向きに踏み込む 続」を読ませていただいて、質問があります。
左足を踏み込むスクエアーなスタンスと右足を踏み込むオープンスタンスの使い分けについては、どのように考えればいいのでしょう。
両方こなせるのがいいとは思いますが、自分がやりやすい方を中心に考えておいていいのでしょうか?
投稿者 すーさん 2011/05/23 18:26
私の答えです。
「両方こなせるのがいいとは思いますが、自分がやりやすい方を中心に考える」
で大正解だと思います。
スクエアーなスタンスとオープンスタンスの使い方を比較してみます。
まず、テニスを始めたばかりの時は、スクエアーなスタンスじゃなければ打てないと思います。
そのほうが前後位置の調整がやりやすいことと
姿勢を保つこと
そして、上体の回転、つまり、横向きから前向きになる動きが自然なのです。
そして、そのときの腰の使い方、姿勢の保ち方が分かってきたら
オープンスタンスを採用することが出来るようになります。
オープンスタンスはこの技術的なハードルがやや高いこと
それと、体幹部や右足の筋力も、姿勢を保つためなどにかなり必要なのです。
ですから、男性にオープンが多く、女性には比較的少ないのです。
オープンスタンスは上体を前向きにしやすく、利き腕の自由度が高いため
スピン量の多いストローカーに多いと思います。
横方向に走らされた時にリーチが広いのも特徴です。
一方スクエアーなスタンスは打球方向に踏み込んでいきやすいため
オープンよりもハードヒットしやすいと思います。
また、前後方向にあわせやすいため
ライジングやアプローチに使いやすいことも特徴です。
プロではオープンスタンスは常識で
使わない人はいないと思います。
スクエアーの方は両方います。
スクエアーも使う選手と、オープンしか使わない選手です。
オープンだけの人はこれしかやらないわけで、プレーがシンプルになります。
プロにとってはこれがもっとも簡単なことなのです。
それに対し、スクエアーも使う選手は、よりバリエーションのあるプレーが期待できます。
私の印象ですと
ハードコート育ちにはスクエアーを使う攻撃型の人が多く
クレー育ちはオープンが多い、粘り型の人が多いように感じます。
これだけでもどんな選手が、という事がわかってもらえると思います。
さて、上級のプレーをするためには
ワイドに打たれたボールの処理やリターンにオープンは必修科目です。
そのオープンスタンスを必要な時だけ使うか
もっと積極的に使いまくるか
ご自分の好み、やりたいプレーぶりで決めればいいのだと思います。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
今回も参考になりました。
私のフォアは薄めのグリップでフラット気味の球質です。
最近になって若干フルスウィングに憧れて
オープンスタンスで振り切るテニスが出来る様に練習しています。
たしかにスピンを多くかけたい場合はオープンスタンスで
ワイパー気味に振り切った方がやり易い気がしますね。
両方打てる様に頑張ります。
台風の影響か?早い入梅なのか?
明日は楽しみなテニスが出来そうにありません。
しかたないので部屋で地道にトスアップの練習を頑張ります♪