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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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技術のどこを強調するのか?

先日、バックハンドのスライスで
モーリスモの動画と写真を扱っていて、こんなことを考えた。

動画を見ていたら、「しっかり上体を回して打っているようだ」

連続写真を見てみると、「振り出しからインパクトの少し後までは上体は回さない」

どっちが本当なのか?

もちろんどちらも事実なのだから本当のこと。  悪だくみ

よく観ると
振り出しでは上体が少し回る。
振り出しからインパクトの少し後までは上体は回さないで
その後はまたまた上体は前向きに回っている。


テニスのコーチとしては、どの部分を採用するべきなのだろう?  あれー?
そして、その選ぶ基準は?

その基準とは
それが役に立つことなのか、意味のあることなのか? ナイス!
それがその技術の胆になるべき事なのか?
ということなのだろう。

次に、これがあればもっとうまくいくコツだというものが来る。  ナイス!


今回の例、モーリスモでいくと

1、胆になる最重要ポイントは、「振り出しからインパクトの少し後までは上体は回さない」

2、これがあればのコツは、「振り出しでは上体が少し前向きに回る」

1、 は、肝の技術で、これがなくては不安定になって、ショットとして成立しにくい。
2、 は、最初の勢い付けで、これがなくては勢いのある気持ちのいいショットは打ちにくい。

もう一つ、最後に再び、上体が前に向かって回っていく部分は?

これは次の動きに結びつく部分で
教えなくても勝手にやってしまうことだと思う。
だからコーチとしては、特にアドバイスにはしない。 うるせー

打ち終わったあとで、「転ばないようにして次の位置に移動しましょう」
なんて言わないのと同じこと。 ベー



全く、どうゆう部分を説明するかはまことに難しい。

まあ、それにしても
役に立つのか?  そしてその胆になる部分は?

というのを明確に示せることが大事なんだと思っているのです。  ナイス!



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 16:42 | コメント(0)| トラックバック(0)
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