2011年07月07日
私のレッスンのご案内やサーブや

東戸塚松原テニススクールで私の特別臨時レッスンが決まった。
メインの講師は私、それに社員のプロコーチが2名アシスタントに付いてくれる。
コート2面で2時間半、質、量、ともに充分満足していただけると思う。

時間は
9時30分~12時 の、フォア、バック、ストロークコースと
1時~3時30分 の、ボレー、スマッシュ、サービスコースの2本立て。
料金は、各コース7000円(当日払い)、先着12名ずつ。
お申し込みは東戸塚校までお電話ください。
TEL 045-824-3669

さて、ここからは技術の話。
『stone』 さんからサーブの質問をいただきました。
以下がそのコメントの質問部分です。

現在、スピード・威力アップを目指していますが(右利きです)、ときどき、右腕が捻じられてそれが戻るような感覚で打てるときがあります。この感じになったとき、コントロールは兎も角、スピードは出ているような気がします。
気がするという曖昧な感じなのは、スピードを出そうと頑張って振っているときより、力は入れてないので、実際に早くなっているのか、よく分からないのです。打感と音は結構良い感じです。
フォームを実際に見て頂いていないので予想で結構です。「捻じられてそれが戻るような感覚」でサーブをして問題ないか教えて下さい。今のところ、肩や肘は痛くなりませんが、常にこの感覚で打っても大丈夫でしょうか(常にこの感覚で打てるようになるか、分かりませんが・・・)。宜しくお願いします。
・・・ ・・・
投稿者 stone 2011/07/03 19:22
私の答えです。

ラケットヘッドが上体の後ろに垂れ下がるとき
ての親指と人差し指でできたV字方向
ラケット面のエッジから落ちていくと一番下まで下がります。
これはスピンサーブの写真です。
フラットサーブでも回外、回内の動きは基本的に同じです。


このとき、その方向に前腕がひねられる動作が回外です。

回外してひねられた腕が連続して上に振り出されていくときに


反対向きにひねり戻される動きができるのだと思います。
このひねり戻しの動きが回内です。
この一連の、回外、回内、の動きは自然なもので
強力なサーブには当然あるべきものです。
stoneさんの場合も、リラックスした時は
動き自体が連続して、滑らかな動きであるからできているのだと思います。
力んでいるときには垂れ下がるときの回外が固まって動かないのでしょう。
ただしいつでも力を抜いているのでは
思い切り打つことはできませんし
あまりにもやわらかい動きですと
面の定まらない不安定サーブになる可能性もあります。
手首を硬くして、面をしっかりさせながらも
回外、回内の動きは固定しないことが大切なのです。

順番としては、回外、回内のコツをつかめたら
次の段階として、手首の形は固定するように心がけるといいと思います。

それと、スピンサーブとフラットサーブは回外、回内を積極的に使っていいのですが
スライスサーブの場合は
特に回内の動きを使いすぎないようにしないと
回転がうまくかからなかったり、コースが不安定になることがあるので注意が必要です。
